2011年12月10日

大森洋子さんの訳本あらかると   ByQたろー

当Salty Friendsでも、「キッド」のシリーズ続行キャンペーンで
応援中、大森洋子さんの最近の訳本を、何冊かまとめてご紹介します。
寒さ本番のこれから、お部屋で海を想いながら読書もオツなものですね♪

「図説 スペイン無敵艦隊 エリザベス海軍とアルマダの戦い」
アンガス・コンスタム著
2011年10月28日第1刷刊行 発行:原書房 定価3,800円(税別)

大森さん 無敵艦隊 表紙.jpg
 

過去に同じ原書房からも出版されている、1588年から5回(+α)
に渡って行われた、ご存知、スペイン・フランス連合艦隊による
イギリス本土遠征。この「アルマダ」(スペイン語で艦隊、海軍という
意味)の戦いでの敗北以降、スペインは海上覇権をイギリスに譲ってい
くことになります。

ただこの戦い、よく「イギリスがスペインを海戦でコテンパンに叩きの
めした」と思われがちですが、作者のアンガス・コンスタムは引き上げ
られた当時の大砲の分析など、水中考古学的見地から、その解釈に疑問
を投げかけます。日本人である我々、読んでいて「元寇」(文永の役・
弘安の役)がチラチラと頭をかすめた、なんて方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?

今回の「図説 無敵艦隊」はタイトルの通り、とてもビジュアルが豊富
で読みやすい作りになっています。巻末の索引、艦隊の一覧表なども
とてもユースフル!この年代の船に興味のある方なら、ぜひともお手元
に置いていただきたい資料本です。


「死の航海」(上・下巻)
ポール・ギャリソン著
2011年8月10日第1刷刊行 発行:扶桑社 定価:各914円(税別)

大森さん 死の航海 上.jpg 大森さん 死の航海 下.jpg


主人公ジムは、トレーニングジムのインストラクターで、海や船のこと
はまるで素人。大金持ちのウィルに請われて、スループ型のヨットでマ
シントレーニングしながら大西洋を優雅にセイリングする・・・予定で
した。ところが、間もなく自分がとんでもなく危険な陰謀に巻きこまれ
たことに気付き…。

まったくのオカ者であるジムは、追手から逃れるため、必要にかられて
セイリングを学んでいくことになるのですが、同時に詠み手も、ジムと
一緒に海や船のことを学んでいくことになります。
何度も船酔いにかかりながらも、途中で合流した恋人と一緒に、追手の
ハイテク・カタマラン(双胴船)と南氷洋で繰り広げるカーチェイスな
らぬ、シップチェイス?は圧巻!
読み出したら止まらない!ので、ぜひお時間のある時に(笑)。


あと船モノではありませんが、大森さんはこんな本も翻訳なさってい
ます。おまけでご紹介るんるん
「アイザック・スターン すばらしきかな、わがヴァイオリン人生」
アイザック・スターン著、ハイム・ポトク共著
発行:清流出版 定価:3,800円(税別)

大森さん アイザック・スターン 表紙.jpg

アイザック・スターン氏の名前は、例えばカラヤンやバーンスタインな
どクラシックに縁のない方でも、耳にしたことはあるのではないでしょうか?
1920年、ポーランド生まれのユダヤ人である彼の人生は、激動の20世紀
という時代そのもの。読者は読みながら、スターン氏とともに歴史を体
験し、世界中を旅することになります。

音楽家としてはもちろん、不世出の天才である彼も、その素顔はお茶目
でユーモア溢れる元気なおじちゃん!惜しまれながら2001年に世を去っ
たスターン氏の人間的魅力全開のこの本は、クラシック音楽ファンでな
くとも読み応え充分です。そして読後はぜったいに、彼の演奏が聞きた
くなるはず。

ヴァイオリンというと、「マスターアンドコマンダー」のオーブリー&
マチュリンの艦長室での二重奏シーンを思い出す方も多いのでは?
航海中、夕陽の沈む海を見ながら、当直の終わりにヴァイオリンなんて
いつか聴いてみたいものです***

                かわいい

そしてそして!やはり大森さんと言えば「トマス・キッドシリーズ」ぴかぴか(新しい)
ついにこの春、待ちに待った最新刊8巻にお目にかかれそうですよ!
詳細は分かり次第、お知らせ予定です。お楽しみに♪♪



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2011年08月12日

第6回「海と船のおはなし会」は怪談「ふなゆうれい」♪

お盆といえば怪談モバQー(長音記号1)大好評「海と船のおはなし会」の
6回目は、なんとお話しも絵もSalty Friendsのオリジナル!
「ふなゆうれい」です。

「ひしゃくを貸せ〜」というふなゆうれいのお話しは
昔から全国で見られますが、これを今回は紙芝居に
仕立てました。

いつものように、波造(大豆を使って波の音を出す
治具)なども使い、臨場感いっぱいでお届けしますかわいい
お盆に「ふなゆうれい」で、ちょっと涼んでみませんか?
絵本好きの親子、もちろん大人の方も大歓迎!
本館展示休止前の「船の科学館」へ、ぜひ足をお運び下さい。


第6回「海と船のおはなし会」

お話し:創作紙芝居「ふなゆうれい」
日時:2011年8月15日(月) 午後2時半〜(30分程度)
会場:お台場「船の科学館」本館 3階読書ルーム
参加費:無料 但し入館券が必要です。

おはなし会6a .jpg 第3回海と船のおはなし会 タネ明かし.jpg
左:第6回「ふなゆうれい」チラシ&ポスター
右:第3回のおはなし会の様子


「船の科学館」関連サイト↓
http://www.funenokagakukan.or.jp/announce/?p=66

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2011年07月17日

「海王祭」参加レポート By Gingaさん

今年も6月4日、5日の週末に、東京海洋大学海洋工学部
(旧東京商船大学)の海王祭が開催されました。
天気が気がかりでしたが、両日とも、雨には降られず幸いでした。
SaltyFriendsは、今年で6年目の参加です。

SaltyFriendsのテントは、メイン会場の<明治丸>前広場で、
前回までと同様に、<明治丸>側のステージ前が割り当てられました。
SaltyFriendsではグッズ販売のほかに、今年で3回目となる
「明治丸クイズ」を実施しました。

<明治丸>に関する簡単なクイズ用紙を配り、正解者には
じゃんけんで勝つと船に関するグッスを差し上げてる、というもの。
<明治丸>展の展示を見たり、案内係に尋ねれば
答えがわかるものです。
せっかく<明治丸>があるのに、さらっと眺めて帰ってしまう人が
大勢居たのがもったいなく思え、来た人に<明治丸>のことを
少しでも関心を持ってもらおうと思って始めたものです。

SaltyFriendsメンバーばかりではなく、大学・海洋会の方々の
サポートもあって、3回目の実施が出来ました。これがきっかけで
<明治丸>に関心を持ってくれる人が何人かでも増えれば、
と思っています。

2011年海王祭 1.jpg RIMG0650-あーちゃん.jpg
今年の「海王祭」では、「船の科学館」と共催で
缶バッジ制作を開催しましたかわいいこれが超ーーー人気!
材料は100個分用意したのですが、二日目のお昼頃には完売しました手(チョキ)


今年は、百周年記念館で「明治丸特別展」が開催中で、
百周年記念館には海洋会(OB会)の方が大勢居られて、
来館者への説明をしていました。
「明治丸特別展」は7月18日まで、実施しています。(既に終了)

初日の土曜日には、百周年記念館には500名ほどが来館。
日曜日はもっと多かったのではないかと思います。
<明治丸>は修理中で、残念ながら一般公開は有りませんでした。
なお、「海王祭」直後の6月8日には、両陛下が百周年
記念館と<明治丸>を訪問された事が報道されました。

2011年6月の明治丸.jpg
昨年の工事で、船体下部に鉄板を貼り増した<明治丸>。
SFボラチームは<明治丸>のサポートを継続中です。


さて、今年の海王祭では、昨年までとちょっと違う
ことがありました。
人気?イベントの「ミスネプチューン」(男子学生よる
女装&歌&ダンスコンテスト)は今年は行われず、
代わって、寮歌の合唱。これもいいものでした。
海洋大のOBではありませんが、学生時代のことなど思い出し
懐かしさと気恥ずかしさとが入り混じった感じです。

2日目にはさかなクンのトークステージがあり、ステージ前は
立ち見も出る盛況でした。

今年初お目見えは、電気推進船<らいちょう>の試乗会。
今年横浜で行われたボートショーでは、陸置きで展示
していましたが、「海王祭」では体験航海が出来ました。
乗れた人の話では、予定より長い時間試乗させてくれたそうです。

このほかは、例年人気の<やよい>の試乗会。
プラネタリウム、各研究会や実験水槽、大型のディーゼル
エンジンなどの施設公開、学校内の史跡めぐりなどの内容です。

「船の科学館」も参加しており、ゴム動力船作りなど、
子供が楽しめる内容でした。

OBなどの学校関係者ばかりではなく、子供を連れた近所の方々や
海事に関心ある方々など、幅広い層が来る事が
「海王祭」の特徴です。近所の高齢者施設のグループなど、
色々な方々が来場されました。

SaltyFriendの皆様、東京海洋大学の皆様、海洋会の皆様、
来場された皆様、ありがとうございました。

RIMG0654-今年もありがとう.jpg
かわいい今年の「海王祭」で一番嬉しかったコト!
なんとお客様のなかに、昨年2010年バージョンの
SFTシャツを着てご来店下さった方がいらっしゃいましたグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
ありがとうございました!!!ハートたち(複数ハート)わーい(嬉しい顔)ハートたち(複数ハート)
posted by SaltyFriends通信 at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月10日

☆ SaltyFriends通信 80号 ☆

OoOoOoOooooo  ooooOoOoOoOoooooooo  
o☆oOo           oooOoOoOooooo
Ooo                             
o   〜 帆船で海、行く? 〜
   
     ★★ SaltyFriends 通信 ★★ 80号   2011.2.

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜帆船の最新情報は ⇒ http://saltyfriends.com 〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


こんにちは!Salty Friends Qたろーです。
このところ著しく体調を崩しまして、またもや発行が大幅に
遅れてしまいました。申し訳ありません。

ふと見れば、Salty Friends通信も、はや80号!
SFとして活動を始めてから、8年めに突入しています。
メルマガが回を重ねると同時に、スタッフにも寄せる年波が・・・;;

「年波」も帆船で乗り切りたい☆
冬眠から目覚めたSalty Friends通信、出航です!
posted by SaltyFriends通信 at 22:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■■ 目次 ■■

┏┓
┗■ 1月のSaltyFriends通信 ==================

┏◆ 《 スターボード & ポートカレンダー 》

┣◆ 《 CH16 》

┣◆ 《日本丸出航レポート By ぐんそう

┣◆ 《南十字星の下、三色旗ひるがえし 
┃      南米帆船レース参加レポート その3 By Qたろー

┣◆ 《おススメ☆彡塩本 By みっきー》

┃   
┗◆ よろず帆船人突撃インタビュー〔51〕
 

◇ メルマガ全文をサイトで読む・・・
---> http://saltyfriendstsushin.seesaa.net/
posted by SaltyFriends通信 at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

□■カレンダー■□


OOoo.. "生"の帆船&オカのイベントのカレンダー。
「こんなのありますよー」というみなさんからの情報お待ちしています!
stbd@saltyfriends.comまでお寄せ下さい。..ooOO

◇◇◇◇◇◆◇  スターボード:@フネのイベント  ◇◆◇◇◇◇◇
………………………………………………………………………………………
--------------------------≪国内&近隣≫--------------------------
船フネに乗る!

▽帆船<あこがれ>
……………………
【航海型コース】
05/18(土)-05/25(水)   7泊8日コース [新潟港〜横浜港]



【入門型コース】

03/06(日)       1日体験航海  [大阪南港〜大阪南港]
03/12(土)-03/13(日)    1泊2日コース  [大阪南港〜大阪南港] *満席
03/19(土)-03/21(月・祝) 2泊3日コース [大阪南港〜大阪南港]
03/26(土)       1日体験航海  [大阪南港〜大阪南港]
03/27(日)       1日体験航海  [大阪南港〜大阪南港]



▽帆船<海王丸>
……………………
2011年
位置情報■遠洋航海 (参加料:300,000円)
04/8(金) - 05/9(月) 32泊33日 [東京港〜ホノルル港]

位置情報■海洋教室 (参加料:2,000円)
06/12(日) 東京港停泊中
申込期間:4月1日(金)〜5月10日(火)



◇お申し込み方法等詳しくは→ 財団法人海技教育財団HP

船フネを見に行く!

ひらめきジャパン インターナショナル ボートショー 2011 (第50回)
03/03(木) - 03/06(日)  [横浜・パシフィコ横浜ほか]

ひらめき東京みなと祭 (第64回) 
05/20前後の週末(詳細未定)   [東京港開港70周年祭/晴海会場・船の科学館会場]

ひらめき2011長崎帆船まつり
04/21(木) - 04/25(月)  [長崎港]

◆セイルドリル(展帆)を見に行く
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04/10(日)      "初代"<日本丸>総帆展帆     [横浜]
04/24(日)      "初代"<海王丸>総帆展帆     [富山]
04/29(祝)      "初代"<日本丸>総帆展帆     [横浜]
05/04(祝)      "初代"<海王丸>総帆展帆     [富山]
05/15(日)      "初代"<日本丸>総帆展帆     [横浜]
05/29(日)      "初代"<日本丸>総帆展帆     [富山]


☆ "初代"<海王丸>展帆ボランティア募集中!
問い合わせ:財団法人 伏木富山港・海王丸財団 海事課

☆ "初代"<日本丸>総帆展帆ボランティア募集中!
申込締切:平成23年3月15日(火)必着
問い合わせ:帆船日本丸記念財団・JTB共同事業体

演劇"初代"<海王丸>/海王丸パーク  
演劇"初代"<日本丸>/日本丸メモリアルパーク  

………………………………………………………………………………………
-----------------------------≪海外≫-----------------------------

ひらめきオーストラリア木造船フェスタ
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MyState Financial "Australian Wooden Boat Festival"
2010/02/11 - 02/14 《豪州》 タスマニア州ホバート

ひらめき◆チャールストン・ハーバーフェスト
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"Charleston Harbor Fest”
05/12 -15 《米国》 サウスカロライナ州チャールストン

◇◇◇◇◇◆◇  ポート:@オカのイベント  ◇◆◇◇◇◇◇
………………………………………………………………………………………
--------------------------≪国内&近隣≫--------------------------
イベント 博物館・資料館での企画展ほか

演劇 『シャルジャ、砂漠と海の文明交流 −アラビアの歴史遺産と文化−』
02/19〜03/27 横浜ユーラシア文化館    [神奈川・横浜]

演劇『「県立佐賀商船学校」回顧展』
02/19〜04/17 佐野常民記念館  [佐賀 ・川副町]
*佐賀藩の三重津海軍所の跡地にあった同校の歴史を振り返る

演劇『海揚がりの備前陶磁 海に残された有田焼』
〜11/30 平城京歴史館  [佐賀・有田]
*坂本龍馬ゆかりの<いろは丸>から引き揚げられた焼き物の
展示もあり!

ひらめき白瀬南極探検隊100周年記念講演会
−日本初のドキュメンタリー記録映像の公開−
日時:3月19日(土)午後2時〜4時(開場:午後1時30分)
会場:一橋記念講堂(学術総合センター)
住所:東京都千代田区一ツ橋2−1−2
入場:無料
http://www.shirase100.jp/kinenkouenkai.pdf

イベントその他イベント
演劇第3回海洋教育フォーラム -「プロフェッショナルが語る海・船・魚の魅力」
03/19 東京海洋大学越中島キャンパス 越中島会館
*さかなくんも講演予定!
posted by SaltyFriends通信 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

□■ CH16 ■□

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■■■■■■■■■■■■  Ch.16  ■■■■■■■■■■■■■■
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OOoo..帆船のイベントや話題を紹介する《Ch.16》。
帆船のニュースはstbd@saltyfriends.comまでお寄せ下さい.ooOO


★春の帆船モノ映画「アメイジング・グレイス」「ナルニア国ものがたり」
 「平成ジレンマ」 「パイレーツ・オブ・カリビアン4」
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今年は春から、帆船が出てくる映画が何本か公開されます。どれも見逃せ
ません!

☆「アメイジング・グレイス」
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SF的に、ヨアン・グリフィズといえば、もちろん「ホーンブロワー」!
彼の主演する映画「アメイジング・グレイス」が、3月から順次全国公開
されます。
時代は18世紀イギリス、奴隷廃止主義者ウィリアム・ウィルバーフォース
の半生を描いた作品。制作されたのは2006年で、それから5年後の今年
2011年、やっと日本公開となりました!

その昔、奴隷船が出てくる映画といえば<プライド・オブ・ボルティモア>
が使われた「アミスタッド」という映画もありました。久しぶりに観直して
比較してみても面白いかも♪

「アメイジング・グレイス」公式サイト☆


☆「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」
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原作は、言わずと知れた有名なイギリスの児童文学。今回目を引くのは、
<朝びらき丸>と邦名がついたバイキング・シップ。
オリジナルの名前<Dawn Treader>の船名を聞くと思い浮かべるのは、
静岡の海運・港湾物流業会社、鈴与グループ所属の同名スクーナー!?
2月25日より全国ロードショー。

「ナルニア国ものがたり」公式サイト☆

静岡の<ドーントレッダー>ってこんな船☆


☆「平成ジレンマ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヨットをやっていらっしゃる方や、40代以上の方ならご記憶あるのでは
ないでしょうか?1980(昭和55)年に起きた「戸塚ヨットスクール事件」。
あれから30年。今もなお、ニートや引きこもりの生徒達をかかえるこの
スクールの今をとらえたドキュメント映画です。

2010年5月に東海テレビが制作放映した直後、再放送を望む声が殺到したとか。
背景には、モンスターペアレント、学級崩壊など、現在の教育現場が
かかえる深刻な問題があるのでしょうか。

全国順次公開中
「平成ジレンマ」公式サイト☆


☆「パイレーツ・オブ・カリビアン4 生命の泉」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第1作めから、回を重ねるごとに増す荒唐無稽感(^^;
それでもやっぱり観てしまうのは、娯楽作品としては文句ナシという点と
帆船が出てくるだけで盛り上がってしまう、という帆船ファンの性?

今回は、ジョニー・デップ以外のキャラクターは一新。ヒロイン「女海賊
アンジェリカ」は、先日お母さんになったばかりのスペイン人女優、
ペネロペ・クルス。

5月20日から全国ロードショー
「パイレーツ・オブ・カリビアン4 生命の泉」公式サイト☆


★ 元海王丸船長、荒川博さん&船舶海洋画家、谷井建三さんコラボ作品
    「船と海かるた」数量限定販売
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元<海王丸>船長にして、元航海訓練所所長でいらっしゃる荒川さんが
とっても楽しい「船と海かるた」を作られました!イラストは第42回「よろず帆船人」http://blog.seesaa.jp/pages/my/blog/article/edit/input?id=140088667にご登場下さった、画家の谷井建三さんです。

船と海かるた.JPG 船と海かるた 2.jpg
帆船ネタもいっぱい♪の「船と海かるた」


サイズはA4版で、一枚ずつ切り離して「手作り」します。
裏には手旗信号の覚え方、トリビアちっくなネタの解説など。
船仲間といっしょに遊べば、盛上ること間違いなし!

面白くてためになる「船と海かるた」は部数限定(500部)で、一部700円
(送料別)。荒川さん直販で、Salty Friendsが仲介します。
ご希望の方は、stbd@saltyfriends.comまで
タイトルを「船と海かるた購入希望」とし、お名前・ご住所・お電話番号・
購入希望数を書いてメール下さい。


★<あこがれ>「第64回 東京みなとまつり」参加決定!
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東京港が国際貿易港として開港したのは、1941(昭和16)年5月20日。
この日を記念して、毎年5月20日前後の週末、晴海埠頭を中心に
「東京みなと祭」のイベントが行われています。

2011年は、東京港開港70周年。これを記念して今年の「東京みなと祭」は
いつもの航海訓練所の大型帆船に加えて、大阪から<あこがれ>も参加!
期間中、一般公開とセイルドリル(展帆訓練)が予定されています。

晴海埠頭会場と「船の科学館」会場の2箇所で開催される第64回
「東京みなと祭」の詳細は、東京都港湾振興協会のサイトに近日中に
アップされる予定とのこと。お楽しみに♪


★復元帆船<飛帆(フェイファン)>、解体決定・・・!
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毎年「長崎帆船まつり」に華を添えていた、中国明朝〜清朝初期
時代の復元帆船<飛帆>が、老朽化のため今年の「長崎」を最後に
解体されることが決定しました。ショック↓↓↓

<飛帆>は、その昔中国の福建地方で作られていた木造船
<大福船>の船型を復元したもの。かつて日本と中国を結んでいた
海洋文化、交流の歴史の象徴ともいえる、貴重な船ゆえに
今回の決定は、残念でなりません。

http://www.nagasaki-np.co.jp/news/htb/2011/02/26093942.shtml


★ネルソン提督の旗艦<HMSヴィクトリー>、大規模修復へ!
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英国のポーツマス軍港、ヒストリック・ドックヤードに保存されている
戦列艦<ヴィクトリー>は、1765年に建造された第一級戦列艦。現役艦船と
しては、世界最古です。
ナポレオン戦争時代の「トラファルガー海戦」で、ネルソン提督の旗艦を
つとめ、フランス・スペイン連合艦隊を撃破(ネルソン提督自身は、戦闘中
敵弾を受け死亡)。

ポーツマスには1922年から係留されていますが、立派な現役の軍艦で
今でも新任の艦長は、<ヴィクトリー>で「艦長心得」を学ぶことになって
いたり、重要な海軍の式典の会場としても使用されています。

HMS Victory 2005,IFOS.jpg
2005年ポーツマスで開催されたInternational Festival of the Seaにて。
<ヴィクトリー>一般公開には長蛇の列。


この<ヴィクトリー>が、今年2011年夏から船底を中心に船体全体を
補強する、10年がかりの修復工事に着手するとのこと。折しも英国では
財政赤字のため国防予算も大幅削減となり、海軍もその波をかぶりつつ
あります。が、そこは焼失した<カティ・サーク>復元の為に、あっという
間に膨大な寄付が集まってしまう英国。きっと「我らが<ヴィクトリー>を
守れ!」とばかりに、あちこちからボランティアや寄付が集まるのでしょう。

<ヴィクトリー>と同じ敷地内に保存される、ピカピカの<HMSウォリアー>は、
日本の<明治丸>と「同い年」。この扱われ方の雲泥の差・・・###

ふらふら・・・と書いてしまいましたが、よく調べたら<ウォリアー>の方が
14歳も年下でした!!爆弾
お詫びと共に訂正させていただきます。申し訳ありません!



★<みちのく丸>北前船の航跡をたどる旅
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北前船<みちのく丸>は、復元「北前船」としては日本で唯一
実際に航海できる貴重な船です。昨年は、船体の腐食等から
一時航海を中断し、リフィット作業が行われていました。

今年は北海道から島根まで、「北前船」の航跡をたどる航海が
計画されています。
2011年7月に青森を出航し、北海道に寄港した後、島根県へ。
福井、石川、富山、新潟、山形、秋田の各県に寄港しながら日本海
沿岸を北上し、8月末に青森へ帰港する予定。

関連記事☆

みちのく4.jpg
(写真提供:みちのく北方漁船博物館)


★「英国帆船軍艦のマスティングとリギング 1625〜1860」翻訳本
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帆船模型製作者の間では「バイブル」的存在だったこの本。
英語が堪能な方は、原書で買って読んでいた方もたくさん
いらっしゃると思います。
そんな憧れの本が、横浜帆船模型同好会会長、山本信樹さんの
手によって翻訳され、このたび海文堂より出版されました。

帆船模型の参考書としてだけでなく、当時の帆装軍艦の歴史を知る
上でも貴重な資料です。

◇書誌データ◇

ジェームス・リーズ 著(英国国立海事博物館 上級管理官)
山本信樹 訳(横浜帆船模型同好会 会長)

A4上製・352頁・定価(本体12,000円+税)
ISBN978-4-303-10260-9
初版2011年2月発行

http://www.kaibundo.jp/syousai/ISBN978-4-303-10260-9.htm

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□■日本丸出航レポート By ぐんそう & おまけ:「海と船のおはなし会 & 旧大瀬ア灯台見学会報告■□

去る2011年1月12日、東京お台場「船の科学館」前にある航海訓練所桟橋で、
帆船<日本丸>の出港式が行われました。

ここ数年、大雨に強風と天候に恵まれなかった<日本丸>出港式ですが、今年
は幸いにも絶好の晴天で、狭い桟橋は遠洋航海の壮途につく「太平洋の白鳥」
を見送ろうという人々であふれていました。

1300時、厳粛な雰囲気のなかで出港式が始まり、各界の名士が練習生たちを激
励します。昨今の日本海運業界を取り巻く情勢は厳しく、これから海を目指す
練習生たちの前途にも数多の困難が予想されますが、日本を支える海運の担い
手としての技量と誇りを、<日本丸>でのセイルトレーニングによって培って
もらいたいものです。

1330時、式典も終わり、参加者たちが次々に下船してきます。命令が飛び交い、
乗組員が叩く出航合図の銅鑼の音が響くなか、陸と船とをつなぐタラップが引
き上げられました。

登檣礼.jpg
右舷と左舷、調子をあわせながら一段ずつ登っていきます。


1400時、船上のスピーカーから、次々に号令が発せられます。いよいよ出港式
のクライマックス、登しょう礼の始まりです!
古くはイギリス海軍を起源とする登しょう礼は、船の全員が王を歓迎している
というデモンストレーションだったとも、船内の大砲に人員を配置していない
ことを示す平和の意思表示だったとも言われていますが、現在に至るまで帆船
における最高の儀礼となっています。

号令一下、選び抜かれた練習生たちが「ましら」(猿)のごとくシュラウドを駆
け登り、それぞれのヤードに散っていきます。<日本丸>の黄色いマストは、
たちまち練習生の白い作業服で彩られました。
全員が配置についたことを確認すると、船首のバウスプリットに陣取った練習
生のリーダーが声を張り上げます。
「ごーきげーんよーう!」
マストに登った練習生たちも、いっせいに帽子を振り上げ、これに唱和します。
「ごーきげーんよーう!」」
これを三度繰り返すのが、帆船<日本丸>伝統の登しょう礼です!

船館UW.jpg ポン丸UW1.jpg
左:「安全な航海を祈る」という意味の、船館の「UW」旗流信号。
右:それに答える<ポン丸>の「UW1」は「貴方の協力を感謝する」。


練習生たちの声が空に消えると同時に、甲板上の動きが慌しくなり、次々と舫
い綱が解き放たれました。東京税関音楽隊が勇壮なマーチを奏でるなか、帆船
はタグボートに導かれながら岸を離れます。別れを告げる汽笛が、船から高く
鳴り響きました。

これに応えるように、背後から港を圧するような汽笛が響きわたります。「船
の科学館」からの祝福です。振り仰げば、展望塔にひるがえるUW(ご安航を!)
の旗。船の形をした博物館ならではの、粋な見送りと言えるでしょう。

出航見送り.jpg ハワイへ!.jpg
左:見送りの関係者や家族、一般のお客さんでごった返す桟橋。
右:東京湾の入り口に進路を向ける<ポン丸>。いってらっしゃーい!


桟橋の人たちが、ちぎれんばかりに旗を振るなか、<日本丸>は舳先をゆっく
りと海に向けました。甲板上では練習生や乗組員が、帽子を大きく振っていま
す。昔から世界の海で行われている別れの挨拶「帽振れ!」です。
早くも傾き始めた冬の陽光に美しいシルエットを浮かび上がらせながら、帆船
<日本丸>は日本の海を担う若人たちを乗せて、はるかハワイへと旅立ってい
きました。彼らの航海に、良い風が吹きますように!
 
(レポート&写真 By ぐんそう)

★おまけ★

メルマガ発行が遅くなったために、今頃ご報告ですm(_ _)m
昨年12月18日、船の科学館3階読書ルームで「第3回海と船のおはなし会」
を開催しました。

今回は、11月に行った第2回に引き続いて「灯台記念日」関連。
おはなしはヒルデガード・H・スウィフトの
『ちいさな赤いとうだい』です。
実際にアメリカ、ハドソン川の河口に立つちいさな赤い灯台が
主人公のこの本は、1942年から読み継がれる名作。絵本はこの
灯台の保存運動の一環として出版されました。

後から建設された巨大な鋼鉄の橋、ジョージ・ワシントンブリッジと
ちいさな赤いとうだいのやりとりに、思わず胸が熱くなります。

今回はスタッフの都合で土曜日に設定したため、いつもよりお客様の
数は少なめでしたが、不幸中の幸い?我々も一緒に床に座って、
子供たちの目の前で読むことができました。

第3回海と船のおはなし会 Gingaさん.jpg 第3回海と船のおはなし会 タネ明かし.jpg
左:看板のちぎり絵が「可愛い♪」とお褒めの言葉をいただきました。
  (写真提供:SFボラチーム Gingaさん)
右:今回も波の効果音(大豆)を使用。終わってからタネ明かし。
  実際に自分で音を出してみて、みんな目がキラキラ***


そして今回もおはなし会終了後、全員で旧大瀬埼灯台へ移動。
館内放送も流し、他のお客様も時間内は自由に見学していただけるよう
SFボラチームがご案内しました。

ハリーさん 灯台解説.jpg 第2回大瀬ア灯台見学会.jpg
左:読書ルームで。おはなし会終了後、元海上保安庁の「ハリーさん」こと
  梁木さんによる灯台のレクチャー。予習するとしないとでは、
  実際に見たときの理解度が違います。
右:ひと通りレクチャーを伺ったあと、灯台へ移動します。

 大瀬ア灯台 錘 Gingaさん.jpg 大瀬ア灯台 点灯 Gingaさん.jpg
左:旧大瀬崎灯台の「錘(すい)」。今は電動ですが、その昔は
  オモリを巻き上げ、その重さでレンズを回転させていました。
右:船館にある「旧大瀬埼灯台」のレンズは釧路灯台についていたもの。
  オリジナルの灯質は白色で、東京港晴海埠頭に近い「ホテルマリナーズ
  コート東京」のロビーに展示されています。
  (写真提供:SFボラチーム Gingaさん)

大瀬ア灯台 点灯.jpg
そして見学会終了後は、点灯!オリジナルの灯質は白色ですが
釧路灯台の赤・緑が、クリスマスにはバッチリ☆でした♪

ひらめき次回の「海と船のおはなし会」は、春休みに行う予定です。
詳細は決まり次第、アップいたしますひらめき

灯台お掃除1.jpg 灯台お掃除2.jpg 灯台お掃除3.jpg
この一般公開のために、SFボラチームで約一ヶ月かけて
旧大瀬埼灯台をお掃除しました。ゴミを出し、剥がれたペンキや
外側の鳥のフンやサビなどを落とし、ブラシ・タワシ・モップ
などを使って清掃。そして大好きなペンキ塗り♪
「きれいになった」と船館からも大変感謝されました。

参加されたボラチームの皆さま、本当にお疲れ様でした!
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□■ 南十字星の下、三色旗ひるがえし    南米帆船レース Velas Sudamerica2010 参加レポート その3 By Qたろー ■□

◇いよいよ乗船!前に思いついた「企み」◇

前回行きそびれたチリ海軍の兵学校や図書館も訪問し、ひと通り友人達との
旧交を温めつつ帆船まつり会場に日参するうち、あっと言う間に一週間が
過ぎてしまった。
4月19日夕方、荷物をパッキングし直し、お世話になった友人とその家族に
厚く御礼を言って、見送りに来てくれた元チリ海軍の友人とタクシーに乗る。

再びバルパライソの海軍基地に行くと、いたいた!<エウロパ>は、
ちゃんと元いたバースに戻って来ていた。ほかの帆船たちは、次の寄港地
チリ北部のアントファガスタへ向かって北上中のはずだ。
スペイン人のクルーが出迎えてくれ(おぉ、オランダ船でもスペイン語が
通じるゾ、こりゃラッキー♪)キャビンに荷物をかつぎ込む。

Europa en desfile.jpg
帆船パレードで、他の船たちと一緒に一旦出港する<エウロパ>。
今回の参加帆船のなかでは唯一、民間の船。


乗船手続きをしてくれたパーサー(船の事務方)は、小さな可愛いドイツ
人の女の子で、彼女もスペイン語を話す。聞けば何年かエクアドルで仕事
をしていたという。
手続きが済んだ後、まだ出港までに2時間ほど余裕があることを確認すると、
急遽、私はこの二、三日考えていたある計画を実行に移すことにした。

突堤の先に停泊しているチリ海軍の巡洋艦<ブランコ・エンカラーダ>ク
ルーの友人も、ちょうど当直が終わったからと見送りに来てくれており、
彼らに私の「企み」を話すと、ビックリしながらも「それは素晴らしいア
イデアだ!協力するよ」と賛同してくれた。持つべきは友、である。

私が思いついたこと・・・・それは、チリ北部のイキケという町の沖を通る
時に、船から海に献花をすることだった。


◇イキケ海戦◇

今をさかのぼること約130年程前、チリと国境を接するペルー、ボリビアの
三国間で国境線をめぐる戦争が起きた。
普通、われわれ日本人が「太平洋戦争」といえば、先の第二次世界大戦中、
太平洋地域で行われ、わが国が連合国側に無条件降伏した戦争を指す。が、
南米で「La Guerra del Pacifico:太平洋戦争」といえば、19世紀の終わりに
上記の三国間で行われた戦争のことをいう。
紛らわしいので、ここでは「南太平洋戦争」としよう。

この南太平洋戦争中の1879年、開戦当初はペルー領だったイキケ沖で、両国海
軍の軍艦4隻による激しい海戦が行われた。
雌雄を決すべく最後に対峙したのは、チリ側、木造汽帆船のコルベット艦<エ
スメラルダ>(二世)、艦長はアルトゥーロ・プラット中佐。対するペルー側
の船は、砲塔装甲艦<ワスカル>、艦長はミゲル・グラウ大佐だった。

Corbeta Esmeralda 2.jpg Huascar, 2003.jpg Huascar, World Ship Trust.jpg La Esmeralda y Huascar.jpg
左上:バルパライソの海軍海洋博物館に展示される<エスメラルダ>二世の
   模型。
右上:イキケ海戦の5ヶ月後、アンガモス海戦でチリに捕獲され、現在も記念
   艦としてタルカウアーノに洋上保存される<ワスカル>。
左下:<ワスカル>の艦内に展示される「記念艦登録証」。
右下:<ワスカル>の衝角攻撃を受け、炎上、沈没する<エスメラルダ>
   ペルー、カヤオの海軍博物館にて。
  

当時はまだやっとスクリュー推進の汽走軍艦が、南米の海軍でも常用されるよ
うになったばかりで、両艦とも(あくまで機関の補助的な存在ではあったが)
立派なマストやヤードを持った汽帆船だった。
3時間以上におよぶ激闘の末、<エスメラルダ>は大破し轟沈。乗組員197名中
プラット艦長を含む135名が死亡(ウァスカル側は死者1名、負傷者7名)とい
う被害を出した。チリはこの後、アンガモスの海戦で雪辱を晴らすのだが、
それはさて置き。

バルパライソを出て、他の船たちはアントファガスタに寄るのだが、
われわれトレイニーを乗せるため、一日余分にバルパライソに留まった
<エウロパ>はそこには寄らず、直接ペルーのカヤオに向かう。
そのカヤオにいたる道中、船はイキケ沖を通るのだ。
よく考えたら「エスメラルダ友の会」(以後『エ号友の会』)会員として、
二世が沈んでいる海の上を黙って通りすぎるなんてことは…できないよなぁ;;
というわけで、船からその海域で献花をすることを思いついたのだった。

実を言うと、献花は初めてのことではない。前回2003年、チリに行くことに
なった時、当時の「エ号友の会」顧問、戦史研究家で翻訳家の故・妹尾作太男
さんに依頼され、「友の会」代表として、バルパライソにあるイキケ海戦英雄
記念碑に献花をしたことがある。

記念碑に花を捧げてきて欲しいと言われた当初、「えーと、そのへんの花屋で
適当に花束を買ってきて、お供えすればいいのかな」と、いわゆる日本のお墓
参りを想像していた私。
ところがっ!行ってみたらお墓参りどころか、規模は小さいながらも、海軍の
正式な献花式典。前述のマルティネス提督介添えのもと、儀仗兵や在チリ日本
企業関係者の立ち並ぶなか、日本国旗を模した花輪を記念碑に捧げ、さらに衆
目にさらされながら地元新聞社の取材を受けるという、フツーの庶民には驚天
動地なイベントになっていたのであった。

Esme haciendo reparaciones.jpg Monumento de Iquique.jpg Boya Esmeralda.jpg Memorial Capt. Prat.jpg
左上:プラット艦長が、敵艦<ワスカル>に斬り込む前、口にした「勝利か、
   さもなくば名誉ある死か」(VENCER O MORIR)は、今もチリ海軍のス
   ローガンとして、所属艦船のブリッジを飾る。写真は海軍工廠で
   リフィット作業中の<エスメラルダ>。
右上:2003年、献花式典を行ったイキケ海戦英雄記念碑。この時飾られていた
   花環は、南米帆船まつりのロゴをかたどったもの。碑の地下は霊廟。
左下:イキケの<エスメラルダ>が沈んだ場所に浮かぶ浮標の模型。
右下:<ワスカル>のデッキ上、プラット艦長が斃れた場所に立つモニュメン
   ト。側にはアンガモス海戦で戦死したペルーのグラウ艦長(死亡時は
   少将)が斃れた場所をしめすモニュメントも。


あれに比べれば、船での献花はさほど大変なことはないだろう。もちろん、
オランダの船で日本人である私がそういうことをするに当たって、船長の許可
が下りればの話しではあるが。
もしお許しがもらえなかった場合…花はキャビンのインテリアにでもしよっと!

◇花束をかかえて、イザ出航!◇

とりあえずキャビンに荷物を放り込み、デッキで待ってくれていた友人達
と、今度はお花屋さん探しだ。<エウロパ>のチョッサーに「買い忘れたもの
があり、一時間程で戻るから」と断って、ふたたび岸壁に上がる。

海軍基地周辺に花屋はない、ということで仕方なくバスに乗り、再度町の中心
部、セントロへ逆もどり。
何人かの通行人に尋ねまくり、ようやく一軒、小さなお店を見つけた。比較的
鮮度の高そうな花を花束にアレンジしてもらい、リボンもかけてもらう。
ちなみに、置いてある花の種類は日本ほど多くなく、値段も他の物価に比較す
るとかなり高い!南米では家に花を飾る場合、手間のかからない安価な造花を
使うことが多いからだろうか。

とにかく目的は達したので、ダッシュで基地に戻ると、ちょうど出航前の最後
の点呼を始めたところだった。チリの友人達とは、名残り惜しいがここでお別
れだ。

出航準備で周囲が慌しくなっていく中、デッキでは一目でキャプテンと分かる
バイキングの親分のような男性が、我々トレイニーを集めてまずは自己紹介。
クルーもざっと紹介した後、船内での生活や緊急事態の対処などについての説
明を始めた。その間、全員に琥珀色の液体が入った小さなグラスが配られる。
えっ?何すかこりゃ?と、隣に立っていた男性に聞くと「コニャックだよ」とのこと。
「では、航海の無事を祈って乾杯しよう」「Cheers!」うっ…;;限りなく下戸
に近い私だが、この場は飲むしかない。

first meeting Europa.jpg noche de zarpar.jpg
左:乗船して最初のミーティング。スピーチしているのは「よろず帆船人」
  インタビューにも出て下さったクラース船長。
右:いよいよペルーに向かって出航。写真右手は海軍基地。左手がバルパライ
  ソの町。


一方、岸壁では最後の離岸作業中。私の友人達も、ごく自然に綱取り(船の離
着岸作業を補佐する仕事)を手伝ってくれている。さすが船乗り。
いよいよギャングウェイが外され、舫っていた最後のホーサーが船内に取り込
まれると、船はゆっくり岸から離れ出した。

エンジンの回転数の上昇とともに、どんどん岸壁で見送る友人たちの姿が小さ
くなっていく。側に停泊していた<ブランコ・エンカラーダ>が「ボー、ボー、
ボー」と長音三声で見送ってくれ、<エウロパ>も同じように長三で応える。
私の大好きな海の習慣だ。

ずっと手を振ってくれていた岸壁の友人達も闇に溶け、夜のバルパライソ港を
出た<エウロパ>は、私が一週間滞在したビーニャ・デル・マルを右舷に見な
がら、進路をほぼ真北にとった。
メスルームのワッチ表で確認すると、私の所属は「White Watch」で最初の当
直は、いきなり「0ー4」(ゼロヨン:午前12時から4時まで)。よっしゃ〜!
イキケでの献花の件は、明日キャプテンに相談してみよう。

さぁ、先に行った船団を追いかけ、ペルーのカヤオに向かってSet sail!!

(続く)
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□■ おススメ☆彡塩本「ピー、うみへいく」[1] By みっきー ■□

今月より、おススメの塩本を紹介していきたいと思います。

記念すべき一冊目は、
P1020525.jpg
「ピー、うみへいく」
作者:瀬田貞二
絵:山本忠敬
発行:福音館書店
月刊で発行されている絵本「こどものとも」よりお気に入りの
一冊をご紹介します。

主人公は、港の遊覧船のピーです。
日々港の中を観光客を乗せてまわっている小さな船でした。
港の中はどこでも説明できるのですが、防波堤の外は知りません。
そんな彼に、ある日海外から来た大きな客船が、大海原の事を話してくれます。
   ひろい うみの こと、
  あかるい かぜの こと、
  おおきな なみの こと、
  ちいさい しまの こと、

こんなお話を聞いてしまったピーは、明くる日の朝早くに、防波堤の外の大海原へ。
気持ちよくって、楽しくって。
でも、海に黒い雲が!
あっという間に嵐になってしまい、ピーは
  めがまわって、
  ほねが、
  ばら ばらになりそうでした。

助けてくれって叫んで、水を飲んでしまい、危うく沈みそうになったところへ、勇ましい巡視船が!
港へ曳航されて戻り、ああ、やっぱりぼくは港の中がいいな、と。
最後のページで、目をつぶって寝ているピーの姿が出てきますが、とても可愛いです。

私自身が、子供の頃、初めて文字が読めるようになった頃に読んでいた本です。
思い出が多く、今でも実家には大事に置いてある本ですが、港の遊覧船が大好きになりました。
父の休みの日に連れられて、港の遊覧船に乗せてもらえた時のことを覚えています。
嬉しくて「ピーが港のこと教えてくれたよ」と色んな人に自慢していました。

作者の瀬田貞二は、多くの児童書の翻訳などをされた方ですが、
言葉選びが緻密で読みやすい。
山本忠敬も「しょうぼうじどうしゃ じぷた」など有名な乗り物の絵本を描かれています。
じぷたもお気に入りでしたが、同じ優しさ、楽しさがピーにもあるようです。

最初に発行されたのは、1966年の本ですから、港の景色も今とは変わっているかもしれません。
でも、船の優しさ、楽しさは同じように伝わってくると思います。

現在、入手が難しいようですが、図書館などでは必ずといっていいほど在る本です。
ぜひお子さんに読み聞かせる、もしくは子供の心に戻って読んでみてください。

良い本ってのは、どんなときでも心の中の宝物だと思います。
今後も、優しさ、楽しさを感じる本を紹介したいと思います。
(みっきー)
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□■ よろず帆船人突撃インタビュー [51] イラストレーター 西村慶明さん ■□

帆船の絵だけでなく、客船、鉄道、ダイビングの世界でも大活躍中!
西村さんのご先祖様は、「北前船」で絵も運んでいた雑貨屋さん。

今回は、東京お台場「船の科学館」で開催された「全館まるごと
美術館計画 海洋船舶画の世界展」会場でお話を伺いました。


◇西村さんプロフィール◇

お名前:西村慶明(にしむらよしあき)さん
ご生年:1948年
ご出身:京都府舞鶴市

ご趣味:鉄道模型(半分仕事)、ダイビング写真(これも半分仕事)
    「・・・好きなことを仕事にすると、趣味がなくなっちゃいま
    すね(笑)」とご本人。

西村慶明さん.jpg
船の科学館「全館まるごと美術館計画 海洋船舶画展」会場にて


以下、西村慶明さん:YN 敬称略
   Salty Friends:SF
(添付写真のキャプションは、すべて西村さんご本人によるコメントです)


SF:そもそも、絵を志されたきっかけは何だったのですか?

YN:実家が、江戸時代から船の絵も扱う雑貨屋のようなことをやっていまして。
  ふすま絵、屏風絵、錦絵などを、京都から絵師を招いて描かせ「北前船」
  に積んで北海道へ売りに行っていたんです。
  
  実家にこれらの絵がたくさん残っていて、小さい頃はよくこれに落描きを
  (!)していました。なので、最初に親しんだのは実は墨絵なんです。

西村慶明さん作品 1:.jpg 西村慶明さん作品 2:.jpg
左:米国の5本マスト・木造スクーナー、船名は特定せず。戦前、シアトルか
  ら米松を積んで日本へやってきていました。場所は三陸沖。鳥の群れは
  オオミズナギドリです。
右:オランダ・テクセル島沖をかすめてドイツに向かうドイツの3本マスト・
  バーク型練習帆船のイメージ。ドーバー海峡をすぎると、帆船は浅いテム
  ズ河口をさけてオランダ寄りを走ってゆきます。
  
  
YN:海上保安庁から海上自衛隊に入った父の仕事の関係で、高校の時に上京し
  その後進学する時に「絵をやりたい」と。ただ、絵描きでは食えないぞと
  家族に反対されましてね。では商業デザインをやろうと、1968年に東京
  渋谷区にある、桑沢デザイン研究所に入学しました。
  
  その後父が海自を退職し、大阪商船に入社。今度は貨物船の通信長になっ
  たんです。その頃は寄港地に船が入るたび、母の代理で父に着替えなどを
  届けに行っていました。
  ちょうどその頃写真をやりだした私は、父に届けものに行くたび、沖に停
  泊していた船を外から撮っていたんです。
  
  その写真を、当時サントリーに勤めていた従兄弟に見せたら「うちに船好
  きのイラストレーターさんがいるよ」と、柳原良平さんを紹介されました。
  当時、買ったばかりの望遠レンズを使って写真を撮っていたんですが、ご
  存知のように、望遠を使って撮ると被写体が少し左右に縮みます。これを
  柳原さんにお見せしたら「面白い」と。
  
  で、柳原さんに「僕のイラストの資料のために、写真を撮って欲しい」と
  頼まれまして、在学中にバイトで船の写真を撮っていました。
  
西村慶明さん作品 3:.jpg 西村慶明さん作品 4:_edited-1.jpg
左:フランスの鋼製ニッケル鉱石運搬船「フランス」2代目です。ニューカレ
  ドニアのヌメアからアフリカ廻りでボルドーまで年1往復の航海をやりま
  した。手前の大型タグはケープタウンのもので、「サー・デイビッド・
  ハンター」。ケープタウン寄港時の情景です。
右:オランダ・北海運河を帆走するポーランドの練習帆船「ダー・ポモーザ」。
  北海沿岸のアイムイデンからアムステルダムまで49マイルの航行です。
  KLMの機内誌「ウインドミル掲載。
  
  
SF:柳原良平さんと言えば、最近またハイボールが流行っているらしく、時々
  「アンクル・トリス」を見かけますね。では船の写真がご縁となって、
  柳原さんと一緒にお仕事をなさることになったんですね?
  
YN:そうなんです。それからしばらくバイトで資料の写真を撮っているうちに
  柳原さんから「一緒に本を作ってみないか」と誘われ、至誠堂で編集兼
  カメラマンの仕事を始めました。「柳原良平 船の雑誌」など、色々な仕
  事をご一緒した後、オーシャンライフに入社。10年ほど編集の仕事をした
  後でフリーになり、現在に至っています。
  
  
SF:なるほど。柳原さんとの出会いがあったから、今の西村さんがいらっしゃ
  るんですね!
  ところで、ご実家は北前船、お父様は海保、海自、商船の船乗りでいらし
  たんですよね。ご自身はいかがですか?帆船の絵もたくさん描いていらっ
  しゃいますが、乗船、航海なさったことはありますか?
  
YN:はい、撮影のために<日本丸>や<海王丸>の回航などに乗せてもらった
  ことはありますね。あと、オランダで復元した<咸臨丸>の試験航海に乗
  せてもらい、北海を航海したことがあります。
  ただ、<日本丸><海王丸>の時は湾内ということもあり、ほとんどセイ
  リングしませんでしたから、実はこの時はまだあまり「帆船」はピンと来
  なかったんですよ。

  深く関わるようになったのは、オランダ政府観光局から依頼されて取材で
  行った1985年の「セイルアムステルダム」からです。この時、300mくら
  いしか幅のない運河を、帆をあげてガーッとセイリングする<ダル・ポ
  モーザ>などの帆船たちを見て、好きになっちゃいました!(笑)
  それから、これは本気で勉強しようと、あちこちの保存帆船を見てまわる
  ようになり、1997年に大阪で開催された「SAIL OSAKA'97」や、長崎のオ
  ランダ村などにも仕事で関わるようになりました。
  
  
西村慶明さん作品 5:.jpg 西村慶明さん作品 6:.jpg
左:ドイツ・Pラインの練習帆船「パミール」。戦後まで生き残り、オースト
  ラリアのポートリンカーンから小麦を運びつつの練習航海でしたが、大西
  洋で行方不明になってしまいました。
右:アメリカ南北戦争時代の南軍の襲撃艦「シェナンドー」。太平洋で北軍の
  捕鯨船を襲い続けました。ラメール連載の挿絵。
  

SF:オランダ村、ハウステンボスといえば<咸臨丸><観光丸>ですね!先程
  <咸臨丸>のテスト航海に乗船されたとうかがいましたが、あの船を日本
  に回航するとき船長をなさった野崎利夫さんにも、お亡くなりになる少し
  前、この「よろず帆船人」インタビューに出ていただいたんですよ。
  
(野崎利夫さんインタビュー記事:
http://saltyfriendstsushin.seesaa.net/article/120651500.html )

YN:そうだったんですか。野崎さんとはオランダで建造していた<咸臨丸>
  建造の現場で、よくご一緒していました。私は造船所のあるデンハーグに
  取材で一ヶ月滞在したのですが、毎日電話で進捗状況を日本に報告してい
  たんです。
  川縁の土手にあるメルウェーデ造船所は、昔ながらの船台で。近くに初代
  の<咸臨丸>を造った造船所の跡地も、産業遺産のような形で残ってい
  るんですよ。
  
  日本への回航には中村カメラマンが乗船して、私は乗らなかったのですが
  出航した早々にひどい天気で、そうとう揺れたらしいです。野崎さん、
  ほんとにユニークで臨機応変な船長さんでしたね。

SF:私も野崎キャプテンとはよく、元日本郵船の大河原さんのヨットでご一緒
  させていただきました。ほんとに楽しい方でしたよね。
  ところで、話は絵のことに戻りますが、西村さんはイラストを描かれる時、
  どんな画材、道具を使っていらっしゃるのですか?特別な「西村スペシャ
  ルツール」なんてあったりするのでしょうか?
  あと船、とくに帆船を描くときに、気をつけていらっしゃることなどあり
  ますか?

YN:そうですね、まず輪郭は「ロットリング」という製図ペンを使っています。
  私達の学生時代には烏口(からすぐち)という道具もありましたが、ロッ
  トリングの方が使いやすいので。彩色はもっぱらアクリル絵の具です。

  道具といえば、曲線定規はアクリル板を削って自作したりしますね。もち
  ろん市販のものも使いますが、なかなかピッタリくるものがない時は、自
  分で作っちゃった方が早いですから(笑)。

  帆船を描くときに一番気をつけるのは、リギング(索具、ロープ)の取り
  まわしです。図面を見ながら、一本のロープがどこから出てどこを通り、
  最終的にどこに繋がるのか、そして何のためのものなのか調べます。これ
  を理解していないと、正確な絵は描けません。難しい部分ですが、でも一
  度覚えてしまえば、他の船も基本的に構造は同じです。

  資料は図面が基本ですが、あれば写真もおおいに参考にします。図面は建
  造途中で変更になったり、運用中に改造が施されることもあり、実物と
  違っていることも多いですからね。
  
西村慶明さん作品 7:_edited-1.jpg 西村慶明さん作品 8:_edited-1.jpg
左:「プロイセン」。ドイツPライン所属の世界最大の5本マスト・シップ型貨
  物帆船。アメリカ・スタンダードのカン入り灯油を世界に配送していまし
  た。
右:アメリカ東海岸のフィッシングボート。店内装飾のための原画で船名は
特定しておりません。


SF:なるほど。模型と同じで「どの時点の艤装を選んで描くか」にもよる訳で
  すね。悩ましいところですね。
  では、もう既に何百隻と描いていらっしゃるとは思いますが、これから特
  に描いてみたい船というのはありますか?

YN:最近、幕末の船に関する資料が新たに出てきているので、そのあたりの船
  を描いてみたいですね。たとえば<いろは丸>とか。
  当時は、上海やインドネシアなどの植民地で建造された、素性の分からな
  い船がたくさん日本に入ってきていたようで、そのへんのちょっと面白い
  船を調べて描いてみたいと思っています。
  

SF:面白そうですね!どんな絵になるのか、また楽しみです。
  それでは最後に、Salty Friendsに何かメッセージをいただけますでしょ
  うか?

YN:大型帆船というものは、日本人にとっては敷居が高いというか、残念なが
  ら文化的に馴染みがあるとは言えません。でも面白い世界なので、ぜひ
  もっと皆さんに親しんで、そして学んでいただければ、と思います。
  
  
本当にそうですね!お忙しいところ、気さくに長時間のインタビューにお付き
あい下さいまして、どうも有難うございました!!

(インタビュー:Qたろー)
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□■ 編集後記 ■□

若気のいたり?で始めた帆船愛好会Salty Friendsも、はや丸7年。
とうとう、8年目に突入しました!スタッフも皆、いわゆる
「働きざかり」と言われる年代ド真ん中(もう通り過ぎようと
している人もいますが(笑))です。

SFボラチームメンバーとあわせて、それぞれ結婚、出産、子育て、
親の介護、自身の体調不良などで、なかなか思うように活動の
時間がとれないこともある今日この頃です。

そのような事情で、ここ数ヶ月の「Salty Friends通信」同様、
また発行テンポが乱れることもあるかと思いますが、何卒ご理解、
ご了承下さいますようお願い申し上げます。

今もそしてこれからも、一番好きなものが帆船であるということに
変わりはありません!
今後も可能なかぎり、SFの活動に時間を割いて、皆さまに帆船の
すばらしさをお伝えしていければ、と思っております。

(Qたろー)

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みなさまからのお便りお待ちしています!
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帆船で 海、 行く?『Salty Friends通信』毎月10日頃配信
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