2005年10月10日

◆ 世界一美しいスクーナー ◆

漆黒の船体に、風を切るかのように斜めに立てられた2本のマスト。
世界一美しいスクーナーと言われるに相応しい、磨き上げられた船。
世界の帆船を紹介するシリーズの第1回は<プライド オブ ボルティモア II>。
今回は写真を中心に船とその上の生活を紹介します。

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僕が世界一美しいと言われるスクーナー<プライド オヴ ボルティモア>に
出会ったのは、2003年の夏。
アメリカのエリー湖だった。
この時、僕は、<ナイアガラ>という帆船に乗っていて、オハイオ州
クリーヴランドからの第1レースを競っていた。

      119-1972_IMG.JPG     
       エリー湖を帆走する<プライド>   
                     119-1994_IMG.JPG
                     レースを終え、帆を減らした

 僕はラッキーなことに、この年の最終レグで<プライド>に乗ることができた。
 プライドのクルーはその名に相応しく、この船は俺たちが動かしているという、
 気迫に満ちていて、それを裏付ける技を持ったプロフェッショナルばかりだった。

                     2-6!2-6!!!_OnPride(c)Itaru@SaltyFriends
                     アンカー(錨) をあげるために、一踏ん張り

  NeedSomeOilToEase?_OnPride(c)Itaru@SaltyFriends
  まだまだだな、オイルでもさすかい?
  と手の空いているクルーがおどけて見せる


  128-2893_IMG.JPG
   アンカーチェーンがひっかかってしまった

                   PaintingTar_OnPride(c)Itaru@SaltyFriends
                タールを塗りなおす こまめなメンテナンスが重要だ

 船の上では、航海中も毎日メンテナンスをする。
 嵐にでもなれば別だが、こまめにメンテナンスすることが船を
 美しく保つ唯一絶対の方法だ。
 真鍮も一晩潮にあたれば黒くくすんでくるし、ニスで仕上げられた部分は、
 清水で拭いてやらないと、はげてきてしまう。


            MakeItShine_OnPride (c)Itaru@SaltyFriends
            磨いていると見事に輝き出す

 船のメンテナンスは船体だけではない。
 いざ、という時に必要になる救命具の点検、メンテナンスも定期的に行う。
 ひどい嵐に揉まれれば船は沈んでしまうこともあり得る。
 車がぶつかる、飛行機が落ちる、人が転ぶ、船が沈む。
 頻度こそ違えど、ある程度避けられない。
 そのリスクと被害を最小限に留めるのもプロのクルーの仕事だ。

  CheckingThroughEmergencyGears_OnPride(c)Itaru@SaltyFriends.com
救命胴衣の点検をするクルー。


   ◎プライドへの募金に協力する
   ◎プライドの公式サイトを覗いてみる


posted by SaltyFriends通信 at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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