2007年11月10日

■■ 第6回<明治丸>シンポジウムレポート  ByQたろー ■■

仕様書作りなど、文化庁による補修工事のための実作業が進んでい
るため、夏以降一切のリフィット作業をお休みしている<明治丸>。
今回のシンポジウムでは、<明治丸>をからめた付近一帯の再開発
など、「街づくり」という観点で識者の皆さんが発表、パネルディ
スカッションが行われました。

当日は折り悪く、若洲で行われた「シーフロントミュージアム」の
2日めとバッティング★しかしながら2年間、リフィットボラとし
て関わってきた<明治丸>修復に関わるシンポを聴き逃すわけには
いきません。
SFワークショップや乗船会が気がかりではありましたが、途中か
ら他のスタッフに留守を頼み、ボラ仲間数人と一緒に越中島へとダ
ーッシュ。

明治丸シンポ2007,11,4.JPG
越中島会館講堂


今回のシンポはいつもの一号館ではなく、キャンパス内にある越中
島会館講堂で行われました。パネラーとして参加されたのは東京
商船大学名誉教授、庄司和民先生ほか、河川や建築、地域計画など
の専門家の方々。

海洋工学部長の開会挨拶スピーチによりますと、現在進行中の<明
治丸>周辺整備プランは、概ね以下のとおりです。

◎現在<明治丸>の南側にある防潮壁を取りはらう

◎区民が水辺に親しめるような遊歩道を作り、大学キャンパス側に
 土手(スーパー堤防)(注*)を作る

◎<明治丸>は船台ごと5メートル程度かさ上げし、土手の上に設
 置。対岸からも船体が見えるようにする

(注*)「スーパー堤防」:対高潮・対震仕様の堤防

「かさ上げ」するには当然、現在土に埋まっている船体を掘り起こ
さねばなりません。どうせ掘り起こすなら、この際メンテナンスが
し易いドライドックにすれば・・・と、ものすごーく思うのですが、
それはプランにはない様子。残念です。

今回、ゲストスピーチで山崎孝明江東区長が登場なさったことから
区をあげて<明治丸>周辺の再開発に力を入れようとしているのが
うかがえます。<明治丸>が地域活性化のシンボルとなれば、多く
の人が彼女に興味を持ってくれるでしょうし、ひいては保存活動に
もプラスになると思われます。

しかし艤装部分の工事は、必然的に堤防整備、船体かさ上げの後に
なるでしょうから、その間、ひどかった雨漏りが「再発」しないか
と、ちょっと心配・・・。
一日も早く<明治丸>の綺麗になった姿を見たいものですね!
期待と不安が入りまじったシンポジウムでした。

RIMG0001-21日朝の明治丸.jpg
「明治丸周辺が東京を代表する光景となるように」苦瀬先生のご発言。
早くそんな日が来るといいな揺れるハート
写真提供:Gingaさん


posted by SaltyFriends通信 at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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