2007年07月10日

■■ <ホクレア>からのメッセージ by ジュン ■■

今にも降り出しそうなお天気の中、たくさんの見学者で賑わう
ぷかり桟橋に停泊中の<ホクレア>を訪問して来ました。
船首部分にはレイがかけられ、途中の寄港地で寄贈されたこいのぼりが
風にはためいていました。想像よりずっと小さな船に驚き、大変な航海を
乗り切ったクルー達は飄々とそしてリラックスしながら、自分達の仕事を
こなしていました。私達はパラオから乗船した日本人クルー荒木汰久治さんからお話を聞くことができました。

IMG_rei.jpg IMG_arakisan.jpg
   (左:船首に飾られたレイ・右:荒木汰久治さん)
伝統的な航海方であるスターナビゲーションについて、
ナビゲーターは常に星を見て、潮の流れを感じ毎日の睡眠は2時間程
で船を導くそうです。そんな彼らをクルー達は「お父さん」と呼び
尊敬し、家族と同じように信頼し、助け合って航海してきたそうです。
この航海の実現を長い間待ち、クルーとして参加した荒木さんは
航海そのものより、この航海の意味について擦れた声で話てくれました。
最後に見学とはいえ<ホクレア>に乗船した以上、
皆さんはクルーですから、<ホクレア>からのメッセージを
たくさんに人に伝えてとお話は締めくくられました。

IMG_port.jpg
 (象徴的な左舷船尾像)
ラジオの収録のため見学者を下船させているスタッフを尻目に
私達の質問に答えるために、あちこち開けて見せて下さった船長。
もうくたくたなはずなのに、冗談を忘れないクルー。
皆さん誠実で思いやりに溢れていました。
自然や人との繋がり、ハワイの気候のような温かさを
<ホクレア>が運び、その名の通り私達に<喜び>を伝えてくれました。
※ハワイ語でHokuは「星」、Leaは「喜び」を意味する。

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見学会に参加された読者の方の感想です。

半ば諦めかけていましたが最終日、ラッキーにも見る事が出来ました。
まず、一回の見学に約60名もの人を船に乗せると知ってビックリ。
でも乗れちゃうもんなんですね〜。船内見学の説明によると
クルーは交代で睡眠をとるらしいのですが、寝る場所が又、
狭いのなんのって片方の船体の中なんですね。
これも更にビックリ!

IMG_rei.jpg
  (これが左舷側にある寝る場所です)
いやあ〜よくぞ日本まで来てくれたと改めて感心しました。
船の事は詳しく無いのですがグラスファイバーで作られた船と
聞いていたので、どんな感じなのかと興味津々でしたが、
それほど近代的で極端に真新しい印象は無かったです。
部分、部分で木材を使っていたせいでしょうか…。
こんな小さな船で天体と潮の流れの見方などだけを頼りに
航海出来たなんて、人類の叡知って素晴らしい!
と思うと同時にちゃんと後世に伝えていかなければならない物だと、
しみじみ思いました。(あ〜ちゃん)

日本時間7月2日、<ホクレア>は無事ホノルル港で貨物船セッツ
から下ろされ帰港しました。
また日本航海プロジェクト記念シンポジウムも7月29日
東京海洋大学で開催予定です。(情報提供:倉田さん)
詳しくは⇒東京海洋大HP


posted by SaltyFriends通信 at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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