2005年06月10日

◆ 帆船ヴィクトリア見学会 文・Qたろー ◆

5月15日、東京港10号地埠頭にて、Salty Friends主催の
帆船<ヴィクトリア>船内見学会を開催しました。
参加人数は、ざっと40名ほど。
2つのグループに分かれて船内をまわりました。

我々の見学会に付きあってくれたのは<ヴィクトリア>の建造責任者でも
あるホアキンさん。さすがに建造責任者だけあって、参加者の皆さんから
次々と出る構造上のマニアックな質問などにも、一つひとつ丁寧に
お答えいただけました。

S.FVictoria 15.5.2005.jpg
《写真をクリックすると拡大します》

ホアキンさん、参加者の皆さんの、細部に対する好奇心の強さに大変
驚かれたようで、「日本にSalty Friendsのような帆船ファンのグループが
あるなんて、素晴らしいことだね」
とおっしゃっていただけました***嬉しいじゃありませんか♪

参加された皆さんの共通した感想は「あんな小さな船で、よく世界一周
できたもんだ」というコト。
頂いたメッセージの中からいくつか紹介します。

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船の話だけではなくマゼランやエルカノの人物像まで聞けて、勉強に
なりました。船を下りてからまた戻ってヴィクトリアのミニ映画を
見ましたが、その時にホアキンさんがどうしても見て欲しいのだとおっ
しゃていたのが、彼の船に対する愛情のように感じて印象に残りました
(倉田さん)

Qたろーさんの通訳で説明をいただいたおかげで、船体の材質、
当直体制、調理のこと、ヤードの回し方などあれこれ尋ねることが
出来、とても充実したひとときでした
(gingaさん)

個人で見学したのでは聞けないお話をうかがえて有意義な一時を過ごす
ことができました。強引に連れていった夫も船に興味を持ったようです。
しかし、あの見学会で船酔いしたのは私ぐらいのものでしょう。
船乗りの道は遠いようですが、また何かのイベントがありましたら
ぜひ参加したいと思っております
(匿名希望さん)

-----別の日に連れて行ったチリ人の友達は、デッキに降り立ってから
5分と持ちませんでしたよ(爆)。しかしご気分がすぐれないのに気が
つかず申し訳ありませんでした。ご主人もこれを機会に帆船ファンに
なっていただけたら楽しいですね。(Q)

言葉の問題だけでなく、他の人の質問(と答え)をいろいろ聞けたので、
他の人は”そういうところに興味を持つ”のかと、収穫大でした。
当日訪れた人達の興味は2種類あるな、とも思いました。一つは
オリジナルのビクトリア号と当時の航海や時代背景に興味がある人。
もう一つは、現代に復元されたビクトリア号と現代における復元船の
航海に興味を持ったひと。
私は、後者のほうですが、これは少数派だったかも..
(Uekiさん)

ホアキンさんのお話の『この船から見た太平洋はとてもすばらしい』の
言葉が印象的でした。帆船でスペインから日本まで来るのは、今の時代
でもやっぱりとても大変なことだと思います。
だからこそ、美しさもひとしをなのかもしれませんね。
当日はとっても素敵で貴重な体験ができました。
ほんとうにありがとうございました」
(Karinさん)

思ったよりたくさんの見学者が集まったのには驚きました。
やはり映画「マスター・アンド・コマンダー」、TV映画「ホーン
ブロワー」で帆船に興味を持った人が増えたことによるものでしょうか。
いずれにしても帆船に興味を持ってくれる人が増えることは良いことです。
木と麻のロープで出来た帆船は、鉄の船には無いぬくもりがあって
良いですね。一度木造帆船で航海したいものです
(只野さん)

1519年の日本では,北条早雲が没した年で,それから40年後の1560年に
桶狭間の合戦が起こっています。そのような時代の船を,現代に甦ら
せようというのも,また,よくやったもので,ひたすら,感心する以外に
はありませんでした。この船の見学は,はるかな時代に思いをはせること
が出来た,ひと時でした。
Salty Friendsからのメールがなければ,この船が,こんな近場にいる
ことも知らずにすごしているところでした。有難うございました
(橋本さん)

ビクトリアは、当時の造船方法、材料により復元されたとのことで、
フレーム、ビーム、外板などなどの構造が良く分かり、模型製作に
大変役立つ見学会でした。ただ、使われている木材が意外にも荒削り
なのには驚きました。模型は綺麗に作りすぎているようですね!
これからは、細工の悪さの言い訳が出来そうです・・・
(富井さん)

-----モデラーの「はしくれ」の私にとっても、ヴィクトリアは大変興味
深い教材でした。私が「木タール」という意味のスペイン語を使った
ときの、ホアキンさんのビックリ&嬉しそうな顔が忘れられません。
船をつくる者同士、心が通った瞬間でした***

見学については、やはり通訳して頂くと理解度が俄然違います。
予定時間があっと言う間に過ぎてしまい、とても楽しい時間を過ごさせて
頂きました。休憩時間があってなきが如し、映画を見せて下さった
ホアキンさんも素敵でした
(池田さん)

当時は舵輪が無く、長い木の棒のてこを使って舵を操作したとか。
えっ、この帆船にはヘルムが無い。これが三度目のビックリ。
船には必ずヘルムがあるものと思っていた小生にとって、
帆船の技術の進歩を改めて感じ入りました。途中、少し雨に降られた
けど、本当にビックリだらけの帆船見学会でした。
Qタローさんをはじめ、スタッフの方々に再度、御礼申し上げます
(マックスさん)

見学会とても楽しかったです。普通に見学するだけでなく解説付きで
勉強になりました。晴海まで行き日本丸を見て、ぜんぜん違うなーと
改めて感じました。船体の形すらぜんぜん違いますしね。
なにより舵輪がなかったのがびっくりです
(サクヤさん)

-----この当時の船には『舵輪がない』というのは、初めて見る方には
新鮮だったようですね。この時代の帆船は、操舵棒(英語では
whipstaff)で舵をとっていました。お馴染みの舵輪が姿をあらわすのは、
1700年代に入ってからのようです。(Q)

Compas.jpg
ジャ〜ン♪こんなところにコンパスが!

1時間の見学時間があっという間で、船上から離れがたかったです。
最後に拝見したビデオで、ヴィクトリアの航海中の姿を見られたこと
も嬉しかったです。
甲板を波が洗っている1シーンがとても印象的でした。
こんな風にして船が航海して、乗組員の方が働いているんだと思うと、
ヴィクトリアに更に親しみがわきました。呼び止めてビデオを見せて
下さったホアキンさんに感謝です
(中澤さん)

------もう見学会の時間が終わっているというのに、ホアキンさん
「数分の作品だから、ぜひ見てってよ」と結構シツコク誘って
ましたね(笑)。でも自慢するだけある、価値ある作品でした。(Q)

ヴィクトリア号は、想像よりはるかに小さくて驚きました。
あんなに小さな船で世界1周に出るなんて、現代の感覚では正気とは
思えませんが、あの時代には精一杯の大きな船だったのでしょうか。
500年の時の隔たりを感じました。こんな貴重な機会をいただいて、
本当に感謝しています。ありがとうございました
(六馬さん)

帆船の実物を見たのは本当に生まれて初めてです。ロープが麻で
あったり、タールを本当に塗っていたりとか、本当なら外国に行かな
ければ見ることが出来ない限りなく本物に近いであろう帆船を見れて
本当に勉強になりました。その上、丁寧なガイドまでして頂いて時間が
過ぎるのが本当に速かったです。説明はとても丁寧でわかりやすかった
です。ありがとうございました
(三浦さん)

"水に浮かんでいる現役の帆船"を見たのはこれが初めてです。
こんな小さな船で、随伴船もなしで大洋を渡ってきたとは、
まさに大冒険!驚きました。また、甲板が平坦ではなくカマボコ状
だったのが意外でした。実は展帆した船も見たことがないので、
いつか見たいなと思っています。また見学会等ありましたら
是非参加したいです。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
楽しいひとときをThanks!
(水越さん)

-------今回の見学会には「実物の帆船を初めて見た」という方も
何人かいらっしゃいました。初めてのナマ帆船はいかがでした
でしょうか?この見学会が、帆船にどぷーーっとのめり込む
きっかけになったとしたら、企画した側としてこれ以上嬉しいことは
ありません!それから、なんと当日新潟からご参加いただいていた方も!!
遠方からわざわざお越しいただきまして、有難うございました。
今回ご参加いただいた、そして感想をお寄せいただいた皆様、
本当に有難うございました。またどこかの埠頭でお目に
かかれますように!(Q)

Salty Friendsでは、名古屋と大阪でも<ヴィクトリア>の見学会を
予定しています。
日程は決まり次第、メルマガとサイトでお知らせいたします。

一般公開の日程を終え、5月30日に東京港を発ったスペインの
復元帆船「ヴィクトリア」は、6月4日、名古屋港ガーデンふ頭に
入港、接岸しました。

           Vicky llega en Nagoya.JPG
ガーデンふ頭に接岸直前のヴィクトリア。写真提供/南京ハゼさん Gracias!!

名古屋港は、今回の来日の主目的「愛知万博」のお膝元。
関係者や招待客、ざっと300人!がスペインと日本の国旗を
振って歓迎しました。入港歓迎セレモニーでは、仮設ステージで
名古屋在住のダンサー達によるフラメンコや和太鼓の演奏などが
披露され、大いに盛り上がったとのことです。

当日、名古屋港にはニュージーランドの軍艦や海上自衛隊の
「しらゆき」も入っており、広いガーデンふ頭も人であふれて
いたそうです。一般公開は6月7日から始まっており、
お客さんの入りは、まずまずの様子。
名古屋港には8月5日まで滞在予定です。
ビクトリア1.jpg
白いポートビルとの対比が美しい名古屋港のヴィクトリア。
写真提供/Kumiさん Gracias★
posted by SaltyFriends通信 at 21:24| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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NAO VICTORIA
Excerpt: She was at an anchor, 10 th Pier, Ariake, Tokyo
Weblog: utsusemi
Tracked: 2005-06-19 20:20
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