2005年04月10日

◆ ホウキとチリトリのキャリアド航海 ◆

3月7日に東京を出港、タイを目指して航海を続ける、109歳の現役
帆船<キャリアド>。現役とはいってもさすがに109歳、波乱もありな
がらの航海です。そんなキャリアドの航海に乗り合わせた、
“ホウキ”さんの航海レポートを紹介します。

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今晩は。
帰って参りました・・・。

7日、一応にも出航した帆船「キャリアド」は同夕刻まで順調な船旅
でしたが、同20時頃大きな横波を受け、船が瀕死状態になりました。

一波目でワインやグラスは割れ散乱し、二波目で電力は完全停止、船内は
煙が充満、消火器出動となり急遽、三崎(油壺)に行く事となりました。

一波目では丁度、私はベッドメイキングをしていたのですが
「横波来るぞー!」の甲板の声が届かず、踏ん張ってなかったので
ものの見事にベッドから吹っ飛ばされました(苦笑)
直後の二波目では電気もなく立ち込める煙、真っ暗闇の中から
甲板に這い上がりました。

波はそれほど高くなく1〜2m位だと思いますし、船の速度も4ノット
位・・・と緩やかだったのですが、何分下に居たので何故横波が
突然来たのか判らなかったのですが、あのグラスやワインなどの割れ物が
一斉にパリーン、ガシャンー!と割れる音が生生しくてしばらくドキドキ
してしまいました。

それでもフェリーや観光船、高速船など海もの系から電車や飛行機
ジェットコースターものも全て平気・・・なわたくしですが、帆船に
乗って船旅をするのは初めて!にも関わらず船酔いは全くしませんでした。

自分でも驚くほど、相当な揺れだったにも関わらず出航から下船まで
一度も気分が悪くならず、マストの上部へも登らせて頂きましたが
高いところも全く平気でした。

帆船好き歴も浅く、帆船の訓練経験もなく航海の知識に乏しい超ド素人な
わたくしでしたが、それでも皆様の食事とできるだけのお手伝いを
頑張らせて頂きまして、本当に素敵な貴重な体験をさせて頂きました!

海から見た、羽田空港、日の入り、富士山、満天の星空、漆黒の海。
全てが素晴らしく益々帆船の魅力の虜になりました。

さて、肝心の帆船「キャリアド」ですが、油壺マリンパーク近くに
入港後電気も無い真っ暗な状況で、港近くの漁船の光だけを頼りに
2時間かけてようやく接岸。
接岸してほっとしたら夜中の零時をまわってました。

それぞれ仮眠をして8日朝。

いたるところの被害状況で、一時は10日間は出航できないと判断
されていましたが、なんとか明日9日に出航出来るだろうと
船長の栗原さんはおっしゃっておりました。

日程の関係でわたくしホウキとチリトリは午後に下船致しました。
その段階でも「これでなんとか勝浦に寄って補給を・・・」という
お話も打ち合わせていたので、ダイレクトで鹿児島に行く確立は
低い・・・かと思われ、まだまだ不安定な状況でした。

出航時から電気も水道もトイレも使えない状況でしたが
帆船に乗れたこと、色々と大変な面もありましたがそのハプニングも
トラブルも貴重な経験の数々をこの短期間で身を持って体験出来たこと、
本当に素晴らしく良かったと思っております。

二度と帆船なんか!と思わず、本当ならずっと乗ってお供を
したかったです。全てが楽しくて心躍った数日を送りました。

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ホウキさんのサイトには航海の写真が山のようにあります!
ぜひ覗いてみて下さいね。
http://k.d.combzmail.jp/t/z3wx/40wewoy0c8yp334m1t
<キャリアド>は現在石垣島にて停泊中。
航海ログはコチラ⇒http://k.d.cbz.jp/t/z3wx/40wexoy0c8yp334m1t


posted by SaltyFriends通信 at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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