2006年11月10日

◆ よろず帆船人突撃インタヴュー【9】 セイル大阪 山岡さん ◆

先月に続き、日本で唯一誰でも参加できるセイルトレーニングシップ
<あこがれ>を運営する、セイル大阪の山岡さんに、
日本のセイルトレーニングについて伺ってみました。

―――山岡さんが考える「セイルトレーニング」とはどのようなことですか?また、
   これからのセイルトレーニングについてはどう思われますか?

大阪市の帆船建造の発端は1983年に遡りますが、海外にしか事例
がなかったので、いろいろなセイル・トレーニングシップの情報を
集めました。私は商船大出身でも何でもないですから、旧航海訓練所
の帆船でどのようなことを行われていたか知らず、海外からの情報で
セイル・トレーニングのイメージを得ました。今から半世紀ほど前
(その当時でも30年ほど前)にできたものですが、今でも基本的には
それほど変わらないプログラムを保持しているところを見ると、
それが効果的だということだと思います。

<あこがれ>のセイル・トレーニングを構築し始めた頃、<あこがれ>に
乗った人が海外の帆船に乗ってもあんまり苦労しないように、
オーダーや掛け声など海外バージョンにしようとしました。
また、日本の帆船で使われている用語が英語として相当なまって
しまっているというところも、何とか是正しようとしました。
なかなかむずかしいですけどね。

それはともかく、内容的には、なるべく長い航海を体験し、
その中で得るであろうチャレンジ精神を以って、次のことに
チャレンジしていってほしいと思います。それが、セイル・トレーニング
の効果じゃないですか?

<あこがれ>のコースには短いものから、いろいろありますが、
すべて海外のとおりにする必要はなくて、その国の事情に
合ったコース設定にして、発展していくべきだと思います。

Akogare_BstnHbr_TS2000.jpg
TallShips2000 に参加、米国ボストン港での<あこがれ>

―――これからどんなグループとコラボレーションしていきたいですか?
   (学校または企業など。こんな人たちとこんな事やってみたい等)

問3の回答の続きになりますが、日本社会が直面している
さまざまな問題解決の一助になることが、大阪市が帆船<あこがれ>を
持つ大きな意義となります。現在すでに、近畿エリアのフリースクール
からの参加がありますが、引き続き不登校やひきこもりの
社会復帰支援に<あこがれ>が積極的に参画することが大きな
役割だと思います。

同時に、これはニュージーランドのセイル・トレーニングで行われて
いることですが、全国の高校と提携して、学校から一人ずつ
<あこがれ>に乗船して貴重な体験をしてもらえるようなシステムに
なればいいなあと思っています。開業当時から提案しているのですが、
なかなか実現できません。(-_-;)

―――Salty Friends読者へのメッセージをお願いします

ウェブサイトやメルマガを拝見するたびに、皆さんの帆船への
熱い想いが伝わってきます。実際に海外の帆船にも乗りに
行くなど、その行動力もすばらしいですね。ウェブサイトの
やTシャツのデザインが、すご〜く垢抜けていて都会的!
皆さんが熱い想いを持ち続けられるよう帆船<あこがれ>も
お手伝いしたいと思います。海外での体験から、こんなことを
やってみたらどうかな?なんてご提案がありましたら、ぜひぜひ
ご連絡ください。よりexciting で interestingな
セイル・トレーニングを目指して!


□SFふ&い
posted by SaltyFriends通信 at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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