2006年09月10日

◆ よろず「帆船人」突撃インタヴュー【8】 by Qたろー ◆

神奈川県、横浜市の金沢区にある「ベイサイドマリーナ」で
海賊旗をあげているヨットといえば、<ネバーランド>!!
1969年建造の木製ヨットで、ヨットながらちゃんと可愛い
ビレイピン(索留め栓:大型の帆船などで、セイルやヤード
(帆桁)を動かすロープを固縛する棒状のもの)がついています。

かつて日本で航海していたセイルトレーニングシップ<海星>とは
何度も「戦火」を交えた仲。(戦火と言っても、水風船やうどん
爆弾をぶつけあったり、ロケット花火を打ち上げたり…ですが)
<海星>で、東京湾や相模湾を航海なさったことのある方なら、
この<ネバ号>との「海戦」に参加された経験をお持ちの方も
たくさんいらっしゃることでしょう。

=====<ネバーランド>と府川さんのご紹介=====

<ネバーランド>要目

船名:NEVERLAND
建造:1969年 
帆装形式:マストヘッドスループ
構造:木造ダブルプランキング
全長:24.11フィート(約7メートル半)
補機:ボルボMD1
排水量:3トン

wody241.JPG
駿河湾をクルージングする<ネバーランド>

お名前:府川光さん(通称『ネバさん』)
ご職業:シップビルダー 
千葉県夷隅郡にディンギー、カナディアンカヌーの造船工房
「新世代木艇工房」をかまえ、日々船造りに励む毎日。
ヨット歴は25年以上。好きなものはチューハイ。

ネバさん&シルヴィ.jpg
ネバさんと工房の「看板娘」ネコのシルヴィちゃん


以下、ネバさんにお答えいただいた、一問一答です。
 Salty Friends:【SF】ネバさん:【NE】

【SF】工房を始めようと思ったきっかけは何ですか?

【NE】「S&G工房の故藤田純雄さんのディンギーに出会い
    魅せられたのが始まりです。
    藤田さんの指導で、会社員だった頃から船を自作して
    いましたが、本格的に始めようと昨年の夏、ここ
    (千葉県夷隅郡)に工房を開きました」

ネバ工房 1.jpgネバ工房 2.jpg
緑深い夷隅郡にある「新世代木艇工房」
左:手前左が新製品、カナディアンカヌーの美しいハル(船殻)
右:オールは丈夫で良くしなるツゲの木で作ります
    
   
【SF】25年以上海に親しまれていて、とくに印象に残って
    いる出来ごと(感動したこと、恐かったこと)は?
         
【NE】「平成5年にはじめて<海星>での航海を体験しましたが
    その<海星>で初めて韓国に行ったとき、風のない
    玄界灘で見た夜光虫の光は本当にきれいだったなぁ」
    
   「海でとくに恐いのは『霧』。<ネバ号>はレーダーも
    ないし、積んでるのはハンディタイプのGPSのみ。
    視覚、聴覚に頼るしかないんですよね。霧のときは本
    当に緊張します」

リビエラカップスタート前.jpg
今年も7月、神奈川県の三崎で行なわれた「リビエラカップ」。
霧のためスタートが1時間遅延(写真提供:ばーさん)


【SF】海に出ていて、一番幸せだなぁと感じる時はどんな時
    ですか?

【NE】「お酒、それもチューハイを飲んでる時!(キッパリ)」

【SF】これからのセイルトレーニング(帆船を使った体験教育)
    についてどう思われますか?
    
【NE】「近年、日本から帆船が減りつつあるのは大変残念。
    セイルトレーニングは、協調性、社会性を養うのに
    とても良いと思います。せっかく根付きかけたこの文化が
    途絶えることのないよう、民間のセイルトレーニング
    シップが、ぜひもう一隻欲しいですね」
     
【SF】最後にSalty Friendsにメッセージをお願いします。

【NE】「帆船をとりまく環境の底辺は徐々に広がりつつあると
    思いますが、欧米などにくらべ、まだまだマイナーな
    趣味という感じが強い。
    個々の帆船運営団体とは違う、ユニークな情報発信源
    として、これからもがんばって下さい」    

Primarycadet.JPG     
「新世代木艇工房」主力商品「プライマリカデット」
扱いやすいラグセールは初心者にもおススメ☆     
     
日本ではまだあまり馴染みのない、帆船を「自分で作って乗る」
という趣味。「新世代木艇工房」では、作ってみたいという方を
応援します!ディンギー、カヌーともキットあり。特注、改造
なんでもあり。
自分だけのオリジナルの船を作る楽しみを、ぜひ味わって下さい
とのことでした。

詳しくはクリア次項有「新世代木艇工房」のHPで!



posted by SaltyFriends通信 at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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