2011年01月10日

□■ おススメ☆彡塩本「ピー、うみへいく」[1] By みっきー ■□

今月より、おススメの塩本を紹介していきたいと思います。

記念すべき一冊目は、
P1020525.jpg
「ピー、うみへいく」
作者:瀬田貞二
絵:山本忠敬
発行:福音館書店
月刊で発行されている絵本「こどものとも」よりお気に入りの
一冊をご紹介します。

主人公は、港の遊覧船のピーです。
日々港の中を観光客を乗せてまわっている小さな船でした。
港の中はどこでも説明できるのですが、防波堤の外は知りません。
そんな彼に、ある日海外から来た大きな客船が、大海原の事を話してくれます。
   ひろい うみの こと、
  あかるい かぜの こと、
  おおきな なみの こと、
  ちいさい しまの こと、

こんなお話を聞いてしまったピーは、明くる日の朝早くに、防波堤の外の大海原へ。
気持ちよくって、楽しくって。
でも、海に黒い雲が!
あっという間に嵐になってしまい、ピーは
  めがまわって、
  ほねが、
  ばら ばらになりそうでした。

助けてくれって叫んで、水を飲んでしまい、危うく沈みそうになったところへ、勇ましい巡視船が!
港へ曳航されて戻り、ああ、やっぱりぼくは港の中がいいな、と。
最後のページで、目をつぶって寝ているピーの姿が出てきますが、とても可愛いです。

私自身が、子供の頃、初めて文字が読めるようになった頃に読んでいた本です。
思い出が多く、今でも実家には大事に置いてある本ですが、港の遊覧船が大好きになりました。
父の休みの日に連れられて、港の遊覧船に乗せてもらえた時のことを覚えています。
嬉しくて「ピーが港のこと教えてくれたよ」と色んな人に自慢していました。

作者の瀬田貞二は、多くの児童書の翻訳などをされた方ですが、
言葉選びが緻密で読みやすい。
山本忠敬も「しょうぼうじどうしゃ じぷた」など有名な乗り物の絵本を描かれています。
じぷたもお気に入りでしたが、同じ優しさ、楽しさがピーにもあるようです。

最初に発行されたのは、1966年の本ですから、港の景色も今とは変わっているかもしれません。
でも、船の優しさ、楽しさは同じように伝わってくると思います。

現在、入手が難しいようですが、図書館などでは必ずといっていいほど在る本です。
ぜひお子さんに読み聞かせる、もしくは子供の心に戻って読んでみてください。

良い本ってのは、どんなときでも心の中の宝物だと思います。
今後も、優しさ、楽しさを感じる本を紹介したいと思います。
(みっきー)
posted by SaltyFriends通信 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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