2006年05月10日

◆ 長崎帆船まつりレポート by カズー ◆

<帆船まつりが熱い!! 長崎7年目の春>

今春で7年目の開催となった「長崎帆船まつり2006」。期間中
はそこそこの晴天に恵まれ、まつり史上初、大型帆船4隻を含む計
8隻が参加。初日はヴィーナスウイング(女神大橋)の下を順に入
港する、橋の完成後初の帆船パレードでその幕を開けました。

消防艇のカラー放水が歓迎する中、先陣を切って入港したのは地元
長崎で活躍の中国の復元船<飛帆(フェイファン)>。そしてロシ
アの<パラダ>、<ナジェジュダ>、韓国の<コレアナ>と続き、
約2時間に渡り見物客を魅了。期間中の観客数は何と去年の1.7
倍近い29万人を動員(主催者談)するという一大イベントとなり
ました。

Feifan_ss.jpgPallada_2ss.jpg
左から、入港する<フェイファン>と<パラダ>

じつは僕自身、これまで長崎は未踏の地。みなさんご存じの通り幕
末に横浜、新潟、函館、神戸と共に鎖国を解かれた開港五港の一港
である長崎は、それ以前から数世紀に渡り国内唯一海外との窓口で
あった出島を抱え、隣国の中国やロシアとの繋がりも強い、異国情
緒溢れる魅力的な港町です。

長崎駅に着き最初に向かった先は、国内最古の洋館があり見晴しが
よいとふんだグラバー園。さっそくお昼のサンドイッチを片手に
"ながら"観光しつつ、新緑溢れる丘の庭園からパレードの様子を見
学しました。高い所から眺めるパレードは、これまた乙なもの。
新しい靴を履いて来たことに後悔しつつ、次々と入港する船を追っ
て忙しく階段をかけ上がっては下りたりを繰り返しているうち、
パレード後の歓迎セレモニーのことはすっかり記憶の彼方へ…。
(なので残念ながら、その様子の画像やレポはありません(汗)。)

F1000060.jpgF1000058.jpgF1000057.jpg
SF読者の"イマちゃん"より届いた、パラダのヤード上からのショット
臨場感、伝わります!!

今年も<観光丸>などが体験クルーズを行ない(詳しくは去年の
いかろーのレポートを参照)、2004年の座礁事故後、奇麗に
なって復帰した<海王丸>の一般公開(現在乗船中の訓練生"タカ"
の航海日誌はコチラ
)には見学に長蛇の列。また、 地元高校
吹奏楽部による演奏が係留中の帆船の傍らを賑やかにマーチ、会場
の広い芝の原っぱでは家族連れの子供たちが走り回り、制服に身を
包んだロシア船の訓練生が街にあふれる、といった光景が連日の
ように視界をよぎり、地元メディアの報道に華を添えました。

数世紀に渡る鎖国の時代に日本で唯一諸外国からの帆船が出入りし
ていた港町、長崎。そして現代、日本で唯一国内外からの帆船が一
同に集まる「帆船まつり」が開かれているのもここ長崎、という事
実。それは、このイベントを毎年実現してくださっている関係者の
方々の努力の賜物にほかなりません。しかしまた同時にこの土地の
持つ長い外国との歴史に触れ、粋な地元の人たちと接しながら市内
を散策してみると、帆船まつりがなぜ大阪でも横浜でもなく"長崎"
で熱く支持されるのか、それは偶然ではなく自然なことなのだと
感じられた数日間でした。

主催者である長崎帆船まつり実行委員会では、来年の開催に向けて
帆船の招致が既に始まった、との噂も聞いています。私たちにとっ
ては嬉しく、心強い風の便りですね。

今年のまつりに関しては、当SFスタッフふっくんのスタッフ日記で、
また大阪の帆船<あこがれ>のHPでも詳しくレポートされています
ので、こちらもぜひ覗いてみてください。

NV_3ss.jpgNV_4ss.jpg
左:夜の水辺の森公園で。手前は海王丸
右:ライトアップされた女神大橋の奥は、沖に錨泊中のパラダとナジェジュダ
posted by SaltyFriends通信 at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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