今回の「よろず」は、豪華☆美女2本立て!オランダの練習帆船<エウロパ>
クルーのルーシーさんと、トレイニー(バルパライソ~グアヤキル航海に参加)
のアイーシャさんです。まずは、アイーシャさんのインタビューから。


お名前:アイーシャ・ディンギズリ
国籍:ベルギー
ご職業:2010年5月現在、旅人
母国語であるフランス語意外に、英語、スペイン語に堪能。


今回<エウロパ>のトレイニーとして一緒に航海したアイーシャさんは、
笑顔が超キュートなベルギー人女性。南米も初めてなら大型帆船での航海も
初体験!見るもの聞くもの、すべてが新鮮、という『旅人』です。

実はアイーシャさん、半年間旅に出るために、三年間働いた会社を一念発
起して退社。でもただの旅行じゃつまらない、と参加した帆船まつりは、
彼女に何をもたらしたのでしょうか?


ひょうきんで明るいアイーシャさん。左は我々「White watch」の
ワッチリーダー、ドイツ人の「GP」。


以下アイーシャさん:AD
Salty Friends:SF

SF:なぜ旅行中、帆船に乗ろうと思ったのですか?

AD:3年間、公団住宅関係の仕事をしていたんですが、一日中オフィスでパ
   ソコンとにらめっこの生活に嫌気がさしてしまって。で、思い切って仕
   事をやめて、半年間旅に出ることにしたんです。

   最初はただヨーロッパを出て、南米を廻ってみたかっただけなんです。
   が、そのうちただ旅行するだけじゃ物足りない、なんかもっと面白い経
   験してみたいなぁ、とネットで探していた時に、偶然この帆船まつり
   「Velas Sudamerica2010」のサイトを見つけた、というわけ。
   
   この帆船まつりに、私のような一般人も乗船、航海できると知って、
   もぅ「わぁぁ*」って!さっそく申し込んでからは、まるで恋でもして
   いるように、毎日サイトを見ながらドキドキしていました(笑)。


SF:アイーシャさん、本当に楽しそうですね!
   大型帆船に乗るのは今回が初めてだと伺いましたが、もともと船に興味
   はお持ちだったのでしょうか?

AD:自分ではあまり自覚がなかったんですが、そういえば10才の頃、母とそ
   の友人達と一緒に、チュニジアのチュニスからイタリアのシチリアまで
   地中海を4日間、ヨットで航海したことがあるんです。
   その時、生まれて初めて船に乗ったんですけど、もう本当に楽しくて!
   舳先のところに捉まって、ずーっと海やまわりの景色を眺めていたのを
   今でも憶えています。
   
   よく考えると、あの時の経験が、今回の航海につながっているのかもし
   れませんね。

 
左:ロープをメイク・アップ・ライン中(ブレース、展帆した後などにロープを
  片付ける作業)。ねじれを取りながら、時計まわりに巻いていきます。
右:当直でヘルム(舵輪)をとっているところ。この航海で<エウロパ>は
  ほぼ常時スタンスル(補助帆)を張りっぱなしだったので、指示された
  コースを維持するのに、じつは超シンケン;;


SF:小さい頃の「すり込み」効果かもしれませんね!(笑)
   では今回初めて大きな帆船に乗ってみて、今までのところ、一番印象
   に残っているのは、どんなことでしょう?

AD:まず専門用語、そして索具の多さですね。100本以上あるロープのすべ
   てに名前がついていて、しかもそれぞれ独自の役目があるなんて、
   びっくり!
   最初のうちは何が何だかさっぱり分かりませんでしたが、だんだん興味
   が湧いてきて、少しずつ憶えようと頑張っているところです。

   それから船内の生活。仕事も食事も、船ではすべて分け合い、何をする
   のもワッチ(当直)の仲間と一緒です。これがとっても楽しい♪もっと
   窮屈なのかと想像していましたが、みんな、ちゃんとお互いのペースも
   尊重するし。とっても居心地がいいですね。
   
   航海で印象的なのは、特に夕方から夜の空の美しさ。陸地の見えない
   海の真ん中に、居るのは私たちの船だけ。あぁ、今私は地球というこの
   惑星に生きているんだなぁーー、と実感しました。

 
左:出るか!?グリーンフラッシュ***チリ、ペルー国境近くの夕焼け。
右:このロープは何に使うの?質問すると、すぐクルーが教えてくれます。
  デッキ板は黒板代わり?(笑)


SF:紫外線が強いせいもあるのかもしれませんが、南半球はやはり空が違い
   ますよね。。
   では今回、セイルトレーニングを経験してみて、如何でしたか?また機
   会があったら、乗りたいと思いますか?
   
AD:もちろん!是非また乗ってみたいです!!今回は当直に立ったり、マス
   トに登ったり、すべて初めての経験でしたが、100%楽しめました。
   
   
SF:それは良かった!
   ではSFのメルマガ読者に、なにか一言メッセージをお願いできますか?
   
AD:海の上では色んな人と、じっくり時間をかけて知り合うことができます。
   ぜひ一緒にセイリングしましょう!


最初は怖がっていた彼女。慣れてくるとあちこち猫のように、
登ったりもぐったり。バウスプリットの下、バウネットで写真撮影中。

   
有り難うございました!メフシー・ボクー***
そしてどうぞ、この先も良い旅を!


(インタビュー&翻訳:Qたろー)