[セイルロフトにて記念写真]

大阪市の帆船<あこがれ>がバウネットを新調しました!!
そこには<あこがれ>ボランティア・スタッフ延べ100名以上の力が結集されて製作されました!
新しくなったバウネットの製作過程を帆船<あこがれ>ボランティア・スタッフのタカさんがレポート。



[バウネットをあむ1]

帆船「あこがれ」 
   市民ボランティアたちがモノ作りの楽しさを実感。

 チームワークでモノづくり、人が集まりFACE TO FACEでチャレンジ。
もう一つのセイルトレーニング。市民ボランティアでバウネットを製作。



[バウネットを編む2]

 建造から17年使い続けてきたバウネットが傷んでいた。
昨年の秋、クルーはもちろん、ボランティアスタッフもジブセイルを扱うとき、この傷みに気付いていた。
 バウ渡りにチャレンジするトレーニーひとり一人の顔を想像、ボランティア・スタッフで製作することを決めた。
主に製作を仕切るのは長さんこと清水長八氏。
このとき彼の頭の中には、既に設計図が描かれていた。
長さんは言った。「枡目の大きさを今までのモノよりも少し小さくするぞ。」

[バウネット設計図]

今までだと10才ぐらいの子ども達が履く運動靴は、網目に挟まったり、脱げて海に落すこともあった。
しかし、波打つ海面やフィギュアヘッドが見えなくては意味が無い。
網の目を9×9cm角にした。


 材料のロープ類も、ボランティアの人が寄付をしてくれた。
本船内での作業は航海もあるのでできない。これから寒い冬をむかえる。
広い作業場の確保。あとは、一人でも多くのメンバーが欲しい。
 しかし、ロープワークだけの関わりは地味な作業。
この呼びかけに、何人が参加してくれるだろうか一番の心配だった。
 10月31日(土)早朝、お日様の光を浴びて水面がキラキラ輝くオズ岸壁。
南側の駐車場にあるセイルロフトと呼ぶ白い倉庫で作業がスタートした。

このセイルロフトには、予備セイルや様々な備品が収納されている。
また、大きな工業用ミシンがあり、セイル補修のスペースがある。

初日、参加者は予想に反して17名ものメンバーが集まった。
いろんな話題の中、ボケとツッコミ、ダジャレが飛び交うスタート。
和気あいあいとしたなか、気付いたら自然にチーム編成ができていた。
メンバーも増えてきた。モノ作りには、なんと不思議な魅力があるものだ。

製作図面。それは碁盤の目で細かく色分けされた線の模様。なんとも美しい。
これは長さんが考案した貴重な設計図である。
番号を書き込んだ白いビニールテープを約15cm等間隔に貼ったエンビパイプを、バウネットの変形した台形につなぎ合わせて外枠を作る。
そして、黒い主ロープは一本モノ。
それぞれに意味のある番号を大きな声で確認しながら手で送って行きます。
交差部(接合部:シージング)は上下交差を繰り返す。
慣れない初日、目の錯覚で隣り合う交差部にムジュンが生じ、やり直しを繰り返す。

我々が製作したのは畳8畳分に相当する広さのネット。
接合(シージング)部分は角縛り、これがなんと約1000個所も。
このとき参加メンバーは、気が遠くなった。


[取り付け前]

昨年秋から週末に集まってきたセイルロフト、最後に帆船「あこがれ」のバウに取り付け、2010年2月14日に完成した。
関わったメンバーから、完成は嬉しいけど少し寂しいとの声。皆で達成感を味わった。

帆船あこがれウィンズクラブ
タカさん(高見 昌弘)


[バウネット取り付け作業]



[バウネット設営図]

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タカさんレポートありがとうございました!!
製作に携わった方もお疲れ様です。
ぜひ、次回乗船の時には、踏み心地?確かめさせてもらいます。
ねっころがって、ノンビリするのも良いかもしれませんね~!