2009年11月10日

■□ よろず帆船人突撃インタビュー〔39〕コロンビア海軍練習帆船<グロリ ア>乗組員 パオラ・コルデーロさん ■□

2009年は、南米から2隻の練習帆船が来日し、我々帆船ファンを大いに楽しま
せてくれました。
9月に登場していただいた<クァウテモック>のホセさんに続き、今回はコロ
ンビア海軍練習帆船<グロリア>から、10年選手のベテラン女性士官、
パオラ姉さん登場!部下や訓練生たちにオーダーを出す姿は、さすがの貫禄で
すが、でも笑うとしっとり系の美人だったりして・・・。

Gloria Paola 1.jpg
艦尾サロン、美しいステンドグラス前でポーズ。
「え、写真撮るの。苦手なのよね〜;;」とちょっと緊張気味。


パオラ・コルデーロさんプロフィール

ご出身:コロンビア共和国 カルタヘナ
階級:大尉(海軍勤続10年)
<グロリア>でのお仕事は、訓練生達のインストラクター


以下、パオラ・コルデーロさん:〔PC〕(敬称略)
Salty Friends:〔SF〕

SF:皆さんによく伺う質問なのですが、パオラさんはなぜ海軍に入られたの
   ですか?

PC:うちは父も姉も海軍なんですよ。家でも家族がそろうと、海や船の話
   ばかり。なので、私が仕事に海軍を選んだのはごく自然なことでしたし
   もちろん誰も反対しませんでした。

SF:10年も海軍にお勤めだと、きっと色々な艦に乗っていらっしゃいますよ
   ね?今まで体験された航海の中で、もっとも印象的な出来事はなんで
   しょうか?

PC:コロンビア海軍で帆船は<グロリア>一隻だけですから、あとの航海は
   もっぱら灰色の軍艦でした。なかでもやっぱり<グロリア>での経験は
   強烈です。
   士官候補生として初めて乗り組んだときは、すべてが新鮮でしたね。楽
   しかったのは、やっぱりマストに登ること!私、高いところが大好きな
   んです。怖いと思ったこと?・・・ないですねぇ(笑)。
   
   そして操船。帆船は常に風を見ながら航海しますから、デッキにいる時
   は、自然と五感が鍛えられます。これは、機船では得難い訓練でしょ
   う。だって、普通のエンジンで走る船の操船は、帆船に比べたらそれ程
   難しくないですから。
   
Paola en la ceremonia.jpg
横浜港の入港セレモニーにて。スピーチするトバル艦長の後方で
「早く終わんないかな・・・」ちょっとお疲れ気味?のパオラ姉さん。

   
SF:やはりセイルトレーニング、帆船を使った訓練は、必要だと思われます
   か?
   
PC:もちろんです!帆船を動かすには大勢の力・協力が必要ですので、チー
   ムワークのトレーニングには、うってつけだと思いますね。これはなに
   も海軍に限ったことではなく、一般社会にも言えることでしょう。日本
   にも練習帆船が何隻かあると聞きました。大いに活用すべきだと思いま
   す。
   
SF:ほんとですよね。
   さて、それでは少しパオラさんご自身のことについて伺わせて下さい。
   オフの時には、どんなことをなさっていますか?
   
PC:そうですねぇ・・・私も軍人ですけど、仕事を離れれば普通の女性です
   から(笑)友人と買い物に行ったり、食事に行ったりします。非番の
   週末はよく踊りにも行きます。コロンビア人は本当に踊りが好きなんで
   すよ!人が集まれば、音楽とダンス!ですね。
   あとはスポーツも好きだし、読書もよくします。
   
Gloria Paola 2.jpg
舷門当直メンバーと。
「ここ、チェックしたんすけど」「ん〜、どれどれ」まさに頼れるアネゴ。

   
SF:レセプションの時にも皆さん、楽しそうに踊っていらっしゃいましたよ
   ね!私も思わずつられてしまいました(笑)。
   では最後に、Salty Friendsにひと言、メッセージをお願いします。
   
PC:皆さんのこういった活動は、素晴らしいと思います。とくに今回の横浜
   での一般公開では、ボランティア通訳をしていただき、大変お世話にな
   りました。コロンビア大使館共々、大変感謝しています。
   
   帆船は素晴らしい乗り物、そして体験の場です。コロンビアもマリンス
   ポーツは盛んですよ。気候のいい11月に、ぜひ遊びにいらして下さい!
   
Gloria Paola 3.jpg
出港間際、関係者に挨拶するパオラさん。
「いつかまた、どこかの海で会いましょうね!」UW!(ご安航を)


キリリとしながらも、女性らしさを忘れないインストラクターのパオラさんは、
<グロリア>訓練生達の「姉御」的存在のようでした。当直中にも関わらず、
長時間のインタビューに答えて下さり、大感謝です!

180日に及ぶ長い航海を終え、先週11月6日に母港カルタヘナに帰港した
<グロリア>。大使館に入ったトバル艦長からの御礼の電話によると、今回の
遠洋航海寄港地のなかで、日本の歓迎が一番心に染みたとのこと。(やたっ♪)
ぜひ、また近々来日してくれるといいですね!

(インタビュー・翻訳:Qたろー)
posted by SaltyFriends通信 at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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