2006年01月10日

◆ 世界のフネ[4] 五大湖の帆船 文・いかろー ◆

シカゴから飛行機に乗り、カナダのモントリオールへ。
日本人にとって決してそんなに馴染みのあるルートではありませんが、
一度このルートを飛ぶと、眼下に広がる巨大な湖に驚かされます。
飛行機で飛んでいるのに、湖面ばかりで陸が見えない!

3年前に僕が帆船<ヨーロッパ>に乗って、ミシガン湖を縦断した時も、
北端の島マッケノーから南端のシカゴまで、ゆっくりと夜も航海を
続けながら、やっとのことで辿り着いたのを覚えています。

そんな水量豊かな湖には、実は、この湖をベースに活躍している帆船
が、ASTAに登録している船だけでもなんと20隻以上も!

   Cleveland2,TSC2003(c)Itaru,SaltyFriends.JPG
    中央右手が<ヨーロッパ>その左隣がバウンティー

もっとも有名なのは、11月号で紹介した、ペリーの船<ナイアガラ>。
<ナイアガラ>はエリー湖の南東端、ニューヨーク州との境に近い町
エリーのエリー海事博物館を中心に歴史教育を行っています。
ここのクルーは本当にイメージそのままの船乗というか、とにかく
豪快で、プロフェッショナルで、でも飲み好き、女好き、みたいな
男たち。

ほかの船は、例えば、ベイシティーの<アップルドアーW>や、トロ
ントの<パスファインダー>、女性船長の<フェアー・ジーン>のよう
に、20人ぐらいの高校生たちが乗りこむ、10代の若者向けの
セイルトレーニングをしている船が目立ちます。

五大湖の最大都市、シカゴに目をむけてみると、ここには、<ウィン
ディー>と<ウィンディーU>
という双子の姉妹船がいます。
<ナイアガラ>とはうってかわって、温水シャワーもあり、個室もあり、
かなり快適な、そう、客船のクルージングのような体験ができます。
夏には、船上結婚式やパーティーもよくやっているみたいですよ。
一度は呼ばれてみたい!!

   Cleveland,TSC2003(c)Itaru,SaltyFriends.JPG
     帆走していくウィンディーU(奥)


シカゴといえば、2003年の夏、帆船パレードでシカゴに入港した、
帆船<バウンティー>が、シカゴ川に入っていくところの跳ね橋に
マストと帆桁をぶつけるというアクシデントがありました。
上3分の1くらいが大破するという結構大きな事故だったのですが、
幸いなことにケガ人はゼロ。帆船のことを英語で"TALL SHIP"
(直訳すると「高い船」ですね)というのですが、
翌日の新聞は一面で「ちょっと高すぎたか?!」と温かい笑いをまじえ
ながら書いていました。

今年は3年ぶりに、この五大湖を舞台に帆船レース&みなと祭が行われ
ます。体験クルージングでもゼヒ体験してみてください。
ちなみに僕のお薦めはやはり、日本からの直行便も飛んでいるシカゴ
です。


posted by SaltyFriends通信 at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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