2008年08月10日

■□ 飛行機で飛びフネに乗るB □■

船は進路を東にとり、航海を続ける。
50日目、ようやく島影が海面の彼方にぼんやりと見え始める。
帆は風をはらみ、快調に船を島へと滑らせていく。

到着したのは、モアイ像の並ぶ絶海の孤島、イースター島。
ニュージランドの帆船、<ソーレン ラーセン, Soren Larsen>は、そこから、ポリネシア人の軌跡を逆向きに辿るようにして、ピットケルン島、マルケサス諸島、タヒチ、サモアと航海を続け、母港のあるニュージーランドへと戻る。

日本からそれらの島への空路が限られているので、スケジュールをたてるのが難しい面もあるが、そんな<ソーレン ラーセン>の航海には誰でも参加することができる。航海の期間は10日から50日間。概ね1泊100£前後(日本円で2万〜2万5千円)なので少し割高に感じられるかもしれないが、専用の寝床はもちろん、航海中は司厨長の作る料理が3食供されるし、何より帆船で南太平洋の島を巡るという経験は、僅かな人しか手にすることができないものである。

星空の中航海をしたり、時には、仮装パーティーをしたり、海に飛び込んだり、と様々なアクティビティーが用意されている。

サーチ(調べる)<ソーレン ラーセン>での航海の様子については、元クルーの真帆さんの航海記<船乗り真帆の旅日記>を近日中にアップデート予定なので、ぜひ覗いてみてください。
サーチ(調べる)2008年の航海スケジュール


何度も世界一周の旅に出ている船は、カナダを母港にする<ピクトン キャッスル, Picton Castle>。他の船と違うのは、港から港の航海単位での申し込みはできず、三ヶ月間もしくは一年間の航海に申し込むといこと。

もちろん、特別な経験は必要ない。初めて船に乗る人もそうでない人も、最初の港、カナダのノバスコーシャ州ルーネンバーグにて約2週間、船に使われている175本のロープや船の仕組み、マストの上での繰帆作業、緊急時の対応などについて、船上で学ぶ。その後船は大海原へと出帆する。

今年は、カナダから大西洋を横断し、ヨーロッパを周遊した後、再び大西洋を渡り、カリブ海からカナダへと北上するルート。残念ながら邦訳は出ていないが、<ピクトン キャッスル>での航海を綴った『Fair Wind & Plenty of It』という本も出ている。Fair Wind and Plenty of It by Rigel Crockett

最後に紹介したいのは、高校生のためのプログラム「クラスアフロート」。陸での授業と、帆船での半年間の航海を通して、高校の一年分の単位を取得することができる他にないプログラムだ。20名弱のクルー・教師とともに50人の学生が船に乗り込み、船という限られた空間での共同生活を通して、チームワークやリーダーシップ、コミュニケーションのスキルを身につけていくことを目指している。


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posted by SaltyFriends通信 at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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