2009年03月10日

★★ SaltyFriends 通信 3月号★★

OoOoOoOooooo  ooooOoOoOoOoooooooo  
o☆oOo           oooOoOoOooooo
Ooo                             
o   〜 帆船で海、行く? 〜
   
     ★★ SaltyFriends 通信 ★★ 59号   2009.3.10

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〜〜〜〜〜〜〜〜帆船の最新情報は ⇒ http://saltyfriends.com 〜〜
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こんにちは、SaltyFriendsのいかろーです。

SaltyFriendsのサイトで『船乗り真帆の旅日記』を書いて頂いている、
海外の帆船でプロとして活躍する日本人女性セイラー(*)
真帆さんのインタビュー記事がKAZIの4月号に掲載されました。
まだご覧になっていない方は、ぜひご覧になってください!

海外帆船来航の発表!を含め今月も潮っ気たっぷりのメルマガをお届けします。
それでは、3月のSaltyFriends通信、出航っ!




(*)メルマガ配信時には、「おそらく日本で唯一人の女性帆船セイラー」という表現となっておりましたが、職業として日本の帆船で活躍されている女性、趣味として国内外を問わず航海されている方々も多数いらっしゃいますので、上記の通り表現を改めさせて頂きました。女性セイラーの皆様、ご迷惑をおかけした関係者の方々、ならびに読者の皆様方に謹んでお詫び申し上げます。[SF]
posted by SaltyFriends通信 at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■■ 目次 ■■

┏┓
┗■ 3月のSaltyFriends通信 ==================

┏◆ 《 スターボード & ポートカレンダー 》
┃ 
┣◆ 《 Ch16 》トマスキッドシリーズ第7巻発売決定

┣◆  メキシコ海軍の練習帆船<クアウテモック>来航!

┣◆  <アスガードII>続報

┣◆  QueenMary2 & ナッチャンWorld in 横浜

┗◆  よろず帆船人突撃インタビュー 〔31〕 
      帆船<あこがれ>ボランティア やすおさん
posted by SaltyFriends通信 at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■■ スターボード&ポートカレンダー ■■

&OOoo.. "生"の帆船&オカのイベントのカレンダー。
「こんなのありますよー」というみなさんからの情報お待ちしています!
stbd@saltyfriends.comまでお寄せ下さい。..ooOO

◇◇◇◇◇◆◇  スターボード:@フネのイベント  ◇◆◇◇◇◇◇
………………………………………………………………………………………
--------------------------≪国内&近隣≫--------------------------

▼フネに乗る!
3/14 - 3/15 帆船<あこがれ>1泊2日コース [大阪南港〜大阪南港] ◆
4/23 - 4/27 長崎帆船まつり2009       [長崎]
4/04     帆船<あこがれ>1日体験航海 [大阪南港〜大阪南港] ◆
4/11     帆船<あこがれ>1日体験航海 [大阪南港〜大阪南港]
5/03 - 5/04 帆船<あこがれ>1泊2日コース [大阪南港〜大阪南港] ◆
5/18 - 5/20 帆船<あこがれ>2泊3日コース [小名浜〜横浜] ◆
6/20 - 6/21 帆船<あこがれ>1泊2日コース [大阪南港〜大阪南港]
6/27 - 6/28 帆船<あこがれ>1泊2日コース [大阪南港〜大阪南港]  
◇お申し込みはこちら
◆キャンセル待ち
申し込み方法等詳しくは→ http://www.akogare.or.jp/ssnew.html
※4月以降の航海スケジュールについては2月上旬に発表予定

第24回国民文化祭・静岡10/24〜10/25 焼津八丁櫓の体験乗船
詳しくは、
http://www14.ocn.ne.jp/~yakikoku/


▼フネを見に行く!
04/12        "初代"<日本丸>総帆展帆       [横浜]
04/23-27      長崎帆船まつり2009       [長崎]
04/26        "初代"<日本丸>総帆展帆       [横浜]
04/26        "初代"<海王丸>総帆展帆       [富山]
05/04        "初代"<海王丸>総帆展帆       [富山]
05/10        "初代"<日本丸>総帆展帆       [横浜]
05/24        "初代"<日本丸>総帆展帆       [横浜]
5/25-7/17 <サン・ファン・バウティスタ>ドライドック [石巻]
*期間中は施設はオープンしていますが、乗船・見学はできません。
詳しくは⇒ http://www.santjuan.or.jp/info/info_20/kouji.html

◆横浜開港150周年イベント(ベイサイドエリア)
http://event.yokohama150.org/event/bayside/index.html
```````````````````````````````````````````````````````
黒船来航イベントとして、5月、6月、8月の3回、外輪型蒸気帆船が来航します。

………………………………………………………………………………………
-----------------------------≪海外≫-----------------------------
◆トール・シップス・アトランティック・チャレンジ2009(STI&ASTA)
   《パシフィック・コースト》
http://www.tallshipsraces.com/atlanticchallenge/
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□4/30〜5/03 @ビゴ:スペイン
Vigo, Spain : 30 April - 3 May
■第1レース
□5/14〜5/17 @テネリフ:スペイン領カナリア諸島
Tenerife, Las Canarias : 14 - 17 May
http://www.puertosdetenerife.org/
■第2レース
□6/12〜6/15 @バミューダ諸島
 Bermuda : 12 - 15 June
 http://www.tallshipsbermuda.com/
■第3レース
□6/25〜6/29 @チャールストン:米国
 Charleston, NC - USA : 25 - 29 June
 http://www.charlestonharborfest.org/
□7/08〜7/13 @ボストン:米国
 Boston, MA - USA : 8 - 13 July
 http://www.sailboston.com/
■クルーズ・イン・カンパニー
□7/16〜7/20 @ハリファックス:カナダ
 Halifax, Canada : 16 - 20 July
 http://www.tallshipsnovascotia.com/
■第4レース
□8/13〜8/16 @ベルファスト:英国
Belfast, UK : 13 - 16 August続きを読む
posted by SaltyFriends通信 at 10:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■■ CH16 ■■

OOoo..帆船のイベントや話題を紹介する《Ch.16》。
帆船のニュースはstbd@saltyfriends.comまでお寄せ下さい.ooOO

★船乗り真帆のインタビュー記事、4月号のKAZIに掲載!
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『船乗り真帆の旅日記』をSaltyFriendsのサイトで執筆中のセイラー、
真帆さんの記事が3月5日発売の『KAZI』に掲載ました!
まだ、ご覧になっていない方は、ぜひ書店もしくはアマゾンで↓
http://www.kazi.co.jp/marine/kazi/kz.html


サーチ(調べる)NEW船乗り真帆の旅日記はコチラ↓
http://funanorimaho.seesaa.net/


★トマスキッドシリーズ 第7巻 4月に発売! ``
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当会でイギリス海軍が舞台の帆船小説「トマス・キッド」シリーズの
応援キャンペーンを始めて、はや2年半が経ちました。
発行元の早川書房に、シリーズ続行お願いメールを送って下さった
皆さま、そして「図書館キャンペーン」で「キッド」を借り出して下
さっている皆さま、ご協力ありがとうございます!!!

さて、昨年11月号にて「来春発行」とお知らせしました「キッド」
7巻が、いよいよこの4月に出版されることになりました。タイトルは
『新艦長、孤高の海路』!おぉ***なんだかイマジネーション(妄
想!?)が湧く題名ですね。翻訳者の大森洋子さんも「とても面白い
ですよ」と太鼓判を押されています☆

来月号の「Salty Friends通信」では、この7巻発売を記念して、著者
ジュリアン・ストックウィン氏と大森洋子さんからの読者プレゼントも
企画しています。お楽しみに!


★「ジョン万次郎〜日米両国の友好の原点〜」が自費出版で発売!!
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ジョン万次郎の5代目子孫の中濱 京さん著「ジョン万次郎〜日米両国の友好の原点〜」が自費出版で発売されました!!
 日米のイベントに参加する中濱万次郎についてご存じない方や、物語を簡単に理解したいという意見が多くあったそうで、中濱家に残る資料や写真を使い、日本語と英語の併記で解り易くまとめられています。また、2005年10月「第一回土佐清水ジョン万祭り」に参加した帆船「あこがれ」の記事と写真も掲載されています。小学生から誰もが楽しめる興味深い一冊。
自費出版なので一般書店では購入できませんが(ISBN番号なし)咸臨丸子孫の会、藤本増夫さんの協力により入手が可能になりました。

題名:ジョン万次郎/John Manjiro - 日米両国の友好の原点 -
著者:中濱 京さん 中濱万次郎の子孫 直系5代目
出版社:富山房インターナショナル
初版発行:2008年10月22日  A5版/88ページ/フルカラー

本代:1,200円+(〒送料+代引手数料)
お支払合計は約1,300円ほどです。現品受け取り時のお支払でOK。
購入希望の方は、必要事項を記入し下記のメールアドレスに申し込んでください。
必要記入事項:@〒/住所、  A氏名  BTEL     C数量 
*藤本増夫さん(咸臨丸子孫の会) fujimoto@kiboujuku.com
081022john_manjiro_1.jpg
posted by SaltyFriends通信 at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■■ メキシコ海軍の練習帆船<クアウテモック>が来日します! ■■

日本とメキシコ修好400年の節目にあたる今年、2009年。これを記念
して、メキシコ海軍の練習帆船<クァウテモック>が5月末〜6月
中旬にかけて日本を訪問します!

堂々「JAPON2009」と名付けられた今航海は、日本への親善訪問
がメイン。ホセ・フランシスコ・ゴンサレス・ガリンド艦長指揮の
もと、すでに2月15日に母港アカプルコを出航している本艦は、中米
からハワイ、中国、韓国、ロシアなどに寄港した後、日本の大阪、
横浜、東京、千葉の順に訪問する予定です。

とくに今回、日本における最後の寄港地となる千葉県の御宿町に関し
ては1609年、フィリピンからメキシコ総督ロドリゴ・デ・ビベロ イ
 ベラスコを乗せたガレオン船<サン・フランシスコ>が、御宿沖で
難破。
当地の人々の身を挺した救援活動によって、多くの乗組員の命が救わ
れたという史実があり、これが日本とメキシコが修好条約を結ぶきっ
かけとなりました。

 ☆ちなみに、この時助かった乗組員たちは、当時すでに徳川家康
 に雇われていた三浦按針(漂着した<デ・リーフデ>で来日した
 ウィリアム・アダムス)が建造した、わが国2隻めの西洋式帆船
 <サン・ブエナ・ベントゥーラ>でメキシコへ渡っています。


日本国内でのスケジュールについては、現在メキシコ大使館、防衛省、
各地港湾局の間で調整中ですが、今のところの寄港日程は下記の通り。

大阪 5月25日入港 − 5月29日出港
横浜 6月1日入港 − 6月6日出港
東京 6月6日入港 − 6月11日出港
千葉 6月12日入港 − 6月13日出港

接岸場所、一般公開の有無などの詳細は、決定情報が入り次第、
当メルマガ「Salty Friends通信」、ホームページなどでお知らせして
いく予定です。くれぐれもお見逃しなく!!

御宿町記念事業「Onjuku2009」関連サイト(PDF)

メキシコ海軍練習帆船<クアウテモック>サイト(英語版あり

■■ <アスガードII>続報 ■■

  昨年秋に沈没したアイルランドのセイルトレーニング帆船<アスガードII>は、アイルランド国防大臣の通達が先月23日にあり、海底からの引き揚げを断念したとの発表がありました。大まかな内容は以下の通りです。

∞∞∞
  同船を運航するアスガード委員会の理事会では引き揚げの可能性について十分な議論が交わされ、検討された結果:

引き揚げに2百万ユーロ前後の費用がかかり、それ以上の額になる可能性もあるなかで、引き揚げた結果修復不能と判明したり、引き揚げ作業自体が失敗に終わることもあり得る。
事実、引き揚げてみるまで修復可能か判断することは不可能であり、その費用の算出も無理。また、ダメージが大きい程修復の費用もかさむことになる。
<アスガードII>は建造から30年近く経った木造船であり、年を経るごとにそのメンテナンスコストも上がる。一度沈んだ船は、修復された後は以前と全く同じ状態にはなり得ず、維持上の問題が継続して発生することが予想される。
今後トレーニーとして乗船する子供達の保護者(特に自身のセーリング経験が無い保護者)は、自分の子供を一度沈んだ船に乗せるのを渋ることも懸念される。

などの理由から、現時点では2百万ユーロもかけて引き揚げるリスクは高すぎると判断。これ以上引き揚げに関わる作業は行なわないことで満場一致、大臣も「理事会によるこの勧告案を吟味の末受け入れた」模様です。

  また、理事会による<Asgard II>に替わる帆船<Asgard III>の調達計画の着手にもゴーサインを出し、その案によれば新しい船は<Asgard II>に似たデザインで木造船より建造コストも維持費も低く抑えられる鋼鉄船になるとのこと。大臣はこれに加え、「将来の<Asgard III>には<アスガードII>では不可能だった障害者をも受け入れられる設備の整った船が望ましい」と述べています。

  そして新しい船を入手するまでの暫定措置として、
<アスガードII>の前に使用されていた船で現在アイルランド海軍の管理下にある<Creidne>を提供、数は限られるが主にアイルランド近海で訓練プログラムを行なう。船は現在大改装中で完了も間近、5月までには使用可能になる予定。
アスガード委員会は、帆船レース開催時にアイルランド人トレーニーが参加出来るよう、ノルウェーのセイルトレーニング船<クリスチャン・ラディック>にある程度の数のボンクを確保する手はずを整える。
といった準備が進められており、「これらの暫定措置によってアイルランドに於けるセイルトレーニングが確実に継続されるものと信じる」との見解を示しています。

  <アスガードII>の保険業者であるAllianz社によれば、船の所有権は依然としてアイルランド政府に帰属するとのこと。大臣はまた、「これまで<アスガードII>に対して示された支持と現実的な支援の申し出に感銘を受けている。公金を引き揚げ作業に充てることはできないが、これから来る月々の間、個人または団体からの<アスガードII>に関する現実的で資金提供を伴う提案に対しては、検討を受け入れる
余地がある」とも述べています。
posted by SaltyFriends通信 at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■□よろず帆船人突撃インタビュー 〔31〕 帆船<あこがれ>ボランティア やすおさん □■

今月のよろず帆船人は、「あこがれ」ボランティアのやすおくん!

今年の4月から、大学卒業後の進路として海技学校を選択し、
船員への道を歩むとの事。
「あこがれ」との出会いから、進路を選ぶ動機までを
突撃インタビューしてみました。
船への熱い想いが、次々とでてくる面白いインタビューでした!

yasuo.JPG
やすおくん・プロフィール
氏名:古川航平
「あこがれ」ボランティア歴:1年
小さいころの夢:船員さんになる!
出身:大阪
ニックネームのプロフィールは、高校生の時に友人につけられた
名前だそうです。由来は、やすお「ぽい」とのこと。

以下、
やすおくん:[や]
SaltyFriends:[SF]

[SF]
最初の質問ですが、大学卒業後の進路して船員になるとのことですが、
思い切った!進路だなとの印象をうけました。
こういった道を選ぶということは、船に対しての想いが強くあるの
だろうなと感じています。
まず、船との出会いという部分を含めお話いただければ、と思います。
[や]
はい。実は小さいころの夢も船員になりたい、でした。
というのは、小学生の時に初めてフェリーに乗りそのかっこよさに惹かれてしまって。
実は、国内の古い時代からのフェリーに関しては、ちょっとしたオタクでもあるんです。
日本で使われていたフェリーがどのようなその後を送っているか、、、
たとえば海外に売られて行っても現地で活用されている姿などを知ったりすると、
うれしくて仕方がないですね!
なので、小さいころの憧れとしてですが、船員になりたいなぁという夢は持っていました。

[SF]
では、「あこがれ」との出会いはいつだったのでしょうか?
[や]
「あこがれ」には中学生2年生の時に3泊4日のコースに乗ったのが初めてでした。
2000年の世界一周の航海の新聞記事で「あこがれ」に興味を持ったのがきっかけでした。
いい思い出が一杯でき、すばらしいクルーと出会えたことがずっと心に残っていました。
その後、次の乗船までにはブランクがありますが、あこがれのホームページで
情報は追い続けていました。
高校卒業後、大学に入りますが、なかなかやりたい事を見つけられない状況でした。
20歳のころ、やはり船員になりたいという小さいころの夢が復活してきて。。。
そして、「あこがれ」と再開することになりました。

IMGP7057_s.jpg
神威岬の沖を帆走するあこがれ

[SF]
ちょうど、進路を考えている時に「あこがれ」との再会があったんですね。
どんな再会だったのですか?
[や]
これは少しだけ幸せな偶然が重なっています。
ある日たまたま天保山に出かけたときに「あこがれ」が来ていたんです。
普段は、南港ですしちょっと嬉しくなって船に寄ってみました。
すると、また偶然にも、私のことを覚えてくれていたクルーと再会しまして、
メスルームでいろいろと話す機会に恵まれました。
そんな中で、ボランティアの話があり、自分でもやってみたい、
との想いが強くなりました。
で、その後に一泊の航海に参加しボランティアの推薦をいただきました。

[SF]
ボランティアで「あこがれ」に乗ってみていかがでした?
[や]
人との出会いに感動しました。
実は元々はあまり交友関係が広いわけでもなく、積極的に旅行に行ったり
するような性格ではありませんでした。
ところが、「あこがれ」であちこちに行くと、寄港地では歓迎してもらえ、
多くのボランティアの方とも深い付き合いをするようになりました。
年齢が年上の方には、とてもかわいがってもらえますし。

IMGP7023_s.jpg
北海道の江差町での停泊時に撮影
フォアマストに垂れ下がる幕府海軍旗に注目!

[SF]
では、もう少し仕事に関してのお話を伺いたいのですが、
これから海技学校で学生をする上での何か目標などがあればお願いします。
[や]
本当に基本的なことではありますけれど、船員になるための知識を
得たいという気持ちでいっぱいです。
そして、大学を経験したということで、ほかの生徒よりも年上であると思います。
その部分が少しはマイナスなのかもしれない。でもプラスである部分を
積極的に活用したいなぁと思っています。

[SF]
立ち入って伺いますが、プラスである部分というのは
どういったところでしょうか?
[や]
今の大学では経済を勉強しています。
直接は関係無いんです。でも実は深く関係してくる部分もあると思っています。
日本ではモーダルシフトという社会全体の流れが存在しています。
モーダルシフトとは、貨物や人の輸送手段を変えるということで、省エネな船舶は
変わる先として期待されているのです。
ところが、去年の原油高では一番ひどい打撃を受けたのが船会社でした。
そして、その原因は2つ考えられて、
・船が活きてくる法整備がなされていないという行政の責任
・船会社に経営体力がないという会社がもつ問題
だと思っています。
特に、経営体力については、経済の知識を活かすことができると思っています。
社会全体の大きな流れに目を向け、経済という考え方で捉えつつ、
船員をしていきたいと思っています。

[SF]
では、少し話を戻しますが、、、
セイルトレーニングについて、何か考えることがあればお願いします。
[や]
私は、トレーニーで乗った経験よりもボランティア乗船経験の方が多いです。
そのためボランティアとしての視点なのかもしれませんが、人との出会いから
「繋がり」ができるため何回でも乗ってもらいたいです。
そういった「繋がり」をドンドン違う場面でも活用してもらいたいと思います。
で、実際こう言うだけではなくて、今日も横浜まで来て、いろいろなボラ仲間と
会っています。
こういったことが、自然にできていることが一番いいことなのかな、とも思います。
結局は「あこがれ」に乗って人生の勉強をしてるんだと思います。

IMGP7711_s.jpg
成ヶ島上陸時に撮影
ゴミ集めする自分とボラ仲間

[SF]
今度は未来についての質問になりますが、海技学校を卒業してからどのような
進路に進みたいと思っていますか?
[や]
シンプルですが、船に乗ること、ですね。
先ほども話しましたが、自分の強みを活かした仕事の仕方を
していきたいと思っています。
帆船については魅力も感じますが、特別にこだわるという気持ちはありません。
でも、何か大多数の人がしないことという価値が見出せるのでしたら、帆船に
乗り続けたいですね。

[SF]
では、最後に船員という仕事への抱負をお願いします。
[や]
すこし矛盾するような言葉かもしれませんが、「あこがれ」という
ひとつの船を通して、船員という仕事の良し悪しがわかったし、
船員という仕事は単純に「夢」という言葉だけでは実現できない職種だと思います。
でも、その上で船員になろうと考えられたのも「夢」という原動力があったから、
だと思っています。
もしも陸で働いていても、港で素敵な船を見ていて、あの船で働きたかった
なぁ〜って指くわえているだけなのは、いやです。
たとえ「船員は大変な仕事だ」と誰かが言ってても、航海してから後悔したいって
いう気持ちがあるんです(笑)

IMGP7603_s.jpg
大阪湾にある成ヶ島(淡路島の離島)に上陸するためのボートから撮影

[SF]
本日は、長い時間のインタビューありがとうございました!

(SF みっきー)
posted by SaltyFriends通信 at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■□ QueenMary2 & ナッチャンWorld in 横浜 □■

3月の最初の一週間、横浜にはユニークな船たちが来てくれました。
開港150周年事業の一環として来航してくれた船たちが、横浜の港をどう盛り上げてくれたのか??
写真とビデオとAISにて見てみましょう。

AISとは、船舶の位置がリアルタイムにわかるシステム。
こちらの記事でも取り上げたものですが、入港時の航跡なども分かる面白いシステムです。
http://saltyfriendstsushin.seesaa.net/article/109293417.html

では、まず来航してくれた船のデータから。
(来航順)
■ナッチャンWorld(ナッチャンワールド)
ウェーブ・ピアーサー(高速での航行が可能な大型の双胴船)
推進装置は、ウォータージェット推進器4基を使用。
最高速度は約36ノットです。
船の種類としては、フェリーになります。
全長:112m
全幅:30m
喫水:3m
総トン数:10712トン

■QueenMary2(クイーンメリー2)
イギリス船籍のクルーズ客船。一般的には「豪華客船」です。
進水当時(2003年)には世界最大の客船でした。
全長:345m
全幅:41m
喫水:10m
総トン数:148528トン
船の全高は72mですが、喫水の10mマイナスした62mが
水面上に出ている高さとなります。
横浜の玄関口のベイブリッジの高さは約55m。。。
そのため、大さん橋まで入ってくることはできません。
大黒ふ頭への着岸となりました。

1.ナッチャンの船内見学
今回は、主にブリッジの様子を写真レポートしたいと思います。

n_all.jpg
<ナッチャンWorld>

n_cockpit01.jpg
<ブリッジというよりも、飛行機のコックピットの様>

n_cockpit02.jpg
<見える景色は少ないですが、高速なため問題ないとのこと>

n_pc.jpg
<ブリッジ内、後方にある機器類>

n_cp.jpg
<着岸様のコントロールパネル>

n_back.jpg
<船後方より、車の積み下ろしのゲートがあります>

n_cabin.jpg
<一等の客席>

ブリッジは、前方にコックピット様の座席があり、ポート側より
・機関長
・船長
・航海士
の順に座ります。
従来の船とは異なり、クルーが座った状態で一通りの作業ができるように
機器類が配置されています。
飛行機のコックピットのような印象を受けます。
船長のシートの後方には、着岸時のコントロールパネルが配置されています。
さらにその後方部分には海図用のデスク(ほとんど使わず電子チャートがメイン)
とともに、気象関係等と思われる機器類が配置されています。
ブリッジ自体は2階層となっており、下層部分には機器類専用の
部屋が準備されているとのこと。
相当なハイテク船ですね。

n_ais.JPG
<おまけ、ナッチャンのAIS上での情報表示>

2.QueenMary2の見学
「QueenMary2」は3/6に入港、その日のうちに出港という
横浜滞在時間の短いものでした。
また、船内見学が自由にできるといったものでもないため、
大黒ふ頭からの見学となりました。
入港時間は朝の7時と事前の情報では流れていたのですが
どうやらだいぶ早まったらしく、6時過ぎには入港していたようです。
入港の姿を写真に収めようと多くの方が、朝から御出勤だったようですが、
なかなか船の入港時間というものを正しく知るのは難しいですね。

qm2_top.jpg
<大黒ふ頭のQueenMary2>

qm2_bridge.jpg
<特徴的なブリッジ>

qm2_gate.jpg
<船体横の出入口>

qm2_wash.jpg
<さっそく掃除していました>


<QueenMary2動画>


3.AISの動画
3/6のAISの動きを動画にしたものをアップします。
映像中の注釈がついた赤い船が「QueenMary2」です。

大さん橋に停泊している緑色の船が「ナッチャンWorld」。
当日は、2回ほどクルーズをしており、航跡を確認することができます。


<AIS動画>


<ナッチャン出港時の動画>

(SF みっきー)
posted by SaltyFriends通信 at 08:10| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■■ 編集後記 ■■

先日HMVでぶらぶらとしていたら、『マスターアンドコマンダー』の特典付DVDがDVD3枚買うと30%割引みたいなのの対象になっていて、思わず買ってしまいました。映画自体は、残念ながら続編の期待はできそうにありませんもうやだ〜(悲しい顔)が、船のクルーとして参加していた友人の顔を見つけ、懐かしく思うとともに、アメリカで帆船に乗っていた時のデッキの雰囲気を思い出しました。SaltyFriendsの原点となった、『マスターアンドコマンダー』のバックステージツアーは、そんな友人が、京都に住んでいた時代に実現した企画。その彼とは、もうかれこれ5年近く会っていませんが、船で出会った仲間は不思議なもので、またどこかの港で突然再開するような気がします。

サーチ(調べる)Check this out! 『マスターアンドコマンダー』のバックステージツアー

メッセージの宛先は全てコチラ ⇒ stbd@saltyfriends.com。
みなさまからのお便りお待ちしています!
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帆船で 海、 行く?『Salty Friends通信』毎月10日配信
 ★編集:いかろー(SaltyFriends http://saltyfriends.com
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