2008年02月10日

帆船で海の向こうへoooOoO SaltyFriends通信 2月号 Ooo

OoOoOoOooooo  ooooOoOoOoOoooooooo
o☆oOo           oooOoOoOooooo
Ooo
o   〜 帆船で海、行く? 〜

     ★★ SaltyFriends通信 ★★ 46号   2008.2.10

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〜〜〜〜〜〜〜〜帆船の最新情報は → http://saltyfriends.com 〜〜
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こんにちは!SaltyFriendsのQたろーです。

冬真っ只中ではありますが、帆船模型の展示会やSFボラチームの
「船の博物館」ガイドボラデビューなど、今月も熱いニュースが
盛りだくさん。コタツでぬくぬくばかりしていられません!

それでは、2月の SaltyFriends通信、出航!
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ラベル:冒険 帆船 旅行
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■■ 目次 ■■

┏┓
┗■ 2月のSaltyFriends通信 ==================

┏◆ 《 スターボード & ポートカレンダー 》

┣◆ 《 Ch16 》★ エリザベス ゴールデンエイジ 公開間近 !! ★

┣◆ 《 船乗り真帆の旅日記スタート! 》 

┣◆ 《 SFボランティアチーム 「船館」ガイドボラ活動開始! 》 

┣◆ 《 「帆船で海、行く?」写真展開催中! 》 

┣◆ 《 あこがれドック入りBefore&After 》

┣◆ 《 船の神様 こんぴらさん参り(香川県)レポート 》 

┣◆ 《 展示会、講演会レポート&帆船模型の本ご紹介 》  

┗◆ よろず帆船人突撃インタビュー 
〜 チリ海軍練習帆船<エスメラルダ> 司厨長&機関科副長 編 〜
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■■ スターボード&ポートカレンダー ■■

OOoo.. "生"の帆船&オカのイベントのカレンダー。
「こんなのありますよー」というみなさんからの情報お待ちしています!
stbd@saltyfriends.comまでお寄せ下さい。..ooOO

◇◇◇◇◇◆◇  スターボード:@フネのイベント  ◇◆◇◇◇◇◇
………………………………………………………………………………………
---------------------≪国内&近隣≫---------------------

3/1     帆船<あこがれ>一日体験航海       [大阪南港]
3/2     帆船<あこがれ>一日体験航海       [大阪南港]
3/8-9    帆船<あこがれ>入門型1泊2日コース  [大阪南港]
3/20    帆船<あこがれ>一般公開         [大阪南港]
3/20    帆船<あこがれ>一般公開&セイルドリル  [大阪南港]
3/30    帆船<あこがれ>一般公開         [大阪南港]
3/22-23  帆船<あこがれ>入門型1泊2日コース  [大阪南港]
4/6      帆船<あこがれ>一般公開         [大阪南港]
4/12-13  帆船<あこがれ>入門型1泊2日コース  [大阪南港]
4/24-28 2008長崎帆船まつり         [長崎]
4/29    帆船<あこがれ>一日体験航海       [長崎]
4/29    "初代"<日本丸>総帆展帆       [横浜]

-----> 帆船 <あこがれ> HP

………………………………………………………………………………………
------------------------≪海外≫------------------------

4/17-22 アンティグア クラッシック ヨット レガッタ
- Tall Ships World Peace Cup Competitions -
@アンティグア:ウエストインディーズ

◇◇◇◇◇◆◇  ポート:@オカのイベント  ◇◆◇◇◇◇◇
………………………………………………………………………………………
---------------------≪国内&近隣≫---------------------

〜 2/22  SaltyFriends「帆船で、海、行く?」写真展@喫茶木屋 [東京]

〜 2/15-25 梶田達三(海洋画家)の絵画世界 -画業50年記念展-  [東京]

2/16 〜  映画『エリザベス:ゴールデン・エイジ』公開 [全国]

2/16   第3回「船の博物学講座」@東京海洋大学        [東京]
テーマ:<船の歴史 II 蒸気船の出現>

3/1    2008年 英国運河セミナー            [東京]

3/6-9 ジャパン インターナショナル ボートショー 2008 in 横浜 [横浜]

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■■ CH.16 ■■

OOoo..帆船のイベントや話題を紹介する《Ch.16》。
帆船のニュースはstbd@saltyfriends.comまでお寄せ下さい.ooOO

 
★ぜったい観たい!「エリザベス ゴールデンエイジ」公開間近
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イギリスのエリザベス一世といえば「シーホーク」など、昔から数
々の映画で取り上げられていますが、今回の「エリザベス ゴール
デンエイジ」でも、スペインの無敵艦隊が登場。海戦シーンは見逃
せません!

無敵艦隊は1588年から13年間、5回にわたりイギリスに派遣
されたスペインの大艦隊。当初は130余隻からなる艦隊でしたが、
ことごとく荒天に阻まれ、さしたる成果はあげられず。
国力を消耗したスペインの黄金帝国は、落日の一途をたどり、かわっ
てイギリスが世界の海を制する時代へと移っていきます。

主演のケイト・ブランシェットがエリザベス1世を演じるのは、こ
れが2回目ですが、前作がエリザベスが女王としての地位を築きあ
げていく過程にスポットをあてたものだったのに対し、今回の「ゴ
ールデンエイジ」では、スペインとの確執やウォルター・ローリー
卿とのロマンスが中心になっています。

公開は2月16日より(全国ロードショー)。お見逃しなく!!
公式HPはこちら


★キャプテンプーク・カナルボート主催
 英国運河セミナーのご案内
```````````````````````````````````````````````````

産業革命時代に建設されたイギリスの運河は、総延長3000kmにも及び
ます。その広大なネットワークを、「ナローボート」という昔ながら
の船でクルーズしてみませんか? 免許、経験などはまったく不要。
キャプテンプーク・カナルボートが日本語でお手伝いしますので安心
です。
毎年恒例になったセミナーで、イギリス運河とナローボートの魅力に
触れてみてください。

ナローボート 2.jpg


2008年3月1日(土) 15:30〜
場所:パブ「ブラックライオン」(東京目黒)
   住所:東京都目黒区目黒1-5-16
ブラックライオンHP
参加費:2000円(1ドリンクつき)
定員:30名
申込:氏名、参加人数、連絡先メールアドレスを明記して下記まで
   narrowboater@s8.dion.ne.jp
締切:2月25日(月)(締切前でも定員に達し次第締め切ります)
問合せ:オフォス南風 [TEL]03-3296-3870

ナローボート 1.jpg
運河に高低差のある所では、ロックはパナマ運河方式    
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■■ 帆船乗り真帆の旅日記、スタート ■■

1月のよろず帆船人に登場して頂いた<ソーレン・ラーセン>クルー、真帆さんのブログがSFホームページでスタートしました!
ニュージーランドのハウラキ湾での航海の様子。そして、オークランドでの帆船パレードの写真。誰でも参加できる(!)帆船でのセイリング&冒険旅行の様子を覗いてみてください!

NEWサーチ(調べる)「船乗り真帆の旅日記」へGO!サーチ(調べる)<ソーレン・ラーセン>のサイト



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■■SFボランティアチーム 「船館」ガイドボラ活動開始!■■

昨年の11月、東京都江東区若洲海浜公園でのイベント参加を皮切
りに始まったSFのボランティアチーム活動ですが、いよいよこの
2月から、お台場「船の科学館」でのガイドボランティア活動も開
始します!

今のところ、毎月第2、第4の土日、朝10時から午後4時まで、
毎回2名体制でガイドボランティアとして「船館」に在中する予定。
おもな仕事は、館内の「ものしりシート」(お客様が自由に持ち帰
れる資料)の補充、フロアや受付、券売機でのご案内。イベントの
運営補助など。

船館ボラ研修.jpg
昨年のSF講演会「帆船時代の航海術」会場となった<羊蹄丸>ア
ドミラルホールにて研修中。写真撮影は?授乳室は?ごみ箱の位置
は?お弁当はどこで食べられる?さまざまな質問が飛び交いました。


すでに昨日2月9日からSFボラチームのメンバーが名札と腕章を
つけ、活動を始めています。・・・と言っても、いきなりミュージ
アムツアーができるわけではありません(^^;
まずは「船館」という施設の構造や歴史などを「アンチョコ」片手
に覚えることから。先輩のボラ(海洋会さんや銀行関係のOB会、
青函連絡船の元クルー)の皆さんにいろいろ教えていただきながら
少しずつ勉強中です。

プロフェッショナルの船員ではない、帆船愛好会メンバーとして
我々にできることは微々たるものかもしれませんが、来館されるお
客様が少しでも楽しく海や船にふれるお手伝いができたら、と思っ
ております。

第2、第4の土日に「船館」にお越しの際は、ぜひお声をかけて下
さいね!皆様のお越しをお待ちしております。
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■■「帆船で海、行く?」写真展開催中!■■

大好評の写真展が現在日本橋にて開催中です。
会場は日本橋三越前の刃物で有名な木屋の地下にある
「喫茶木屋」。地下鉄銀座線A4出口なら階段上がってすぐ!
会社帰りに、お買い物のついでに
ちょっと寄り道してみてはいかがでしょうか?
写真展と美味し〜いコーヒーの両方が楽しめるのは今だけ!

kiya-8.jpg帆布とブロックを使った演出
kiya-6.jpg入って右手に海外の帆船シリーズ
詳しくは⇒喫茶木屋
開催日時:2月1日〜22日まで(お店のご好意により会期延長)
営業時間:11時〜19時30分
お休み:土・日・祝日

kiya-oku12.jpg
奥の禁煙コーナーは国内の帆船シリーズ
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■■あこがれドック入りBefore&After■■

<あこがれ>が大阪市内のドッグで化粧なおしをし、ボランティアのトライアル航海後、2008年の航海に出発します!<あこがれ>の船体がペンキ塗り立てで一番美しい時期!特に写真撮影される方は1年でも一番美しいこの時期にぜひご乗船下さい!!

右舷前方タテB.JPG次項有右舷前方タテA.JPG

正面B.JPG次項有正面A.JPG

右舷前方ヨコB.JPG次項有右舷前方ヨコA.JPG
(写真協力:セイル大阪)

2008年の航海日程も2月7日に発表されました!一般公開なども3月20日(木・祝)、21日(金)、30日(日)、4月6日(日)に大阪南港オズ岸壁で予定されています。
この時、ぜひペットボトルのキャップをお持ち下さい。「あこがれ」も、キャップの売却益で世界の子どもたちにワクチンを届け命を救うことができる「エコキャップ推進運動」への協力をはじめました。

「あこがれ」の平成20年度の航海スケジュールなどの詳細は帆船「あこがれ」HPをぜひご覧下さい!!
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■■船の神様 こんぴらさん参り(香川県)レポート ■■ byふっくん

海上安全を祈念する神社仏閣は数多くございますが、この度は日本丸や海王丸その他多くの船舶のブリッジに御神札がまつられている香川県の金刀比羅宮に行ってきました!
1月31日まで表書院や裏書院、白書院など普段はめったに見れない円山応挙の障壁画や伊藤若冲の襖絵を間近で堪能することができました。こんぴらさんにもこんなに素晴らしい絵があったんですねぇ!!!

今回は奥書院まで特別公開!.JPG
今回は奥書院まで特別公開!

さて、今回の旅のもうひとつの目的。それが「絵馬殿を見に行くこと」!!
金刀比羅宮本殿横の絵馬堂には、全国各地から無数の絵馬が奉納されています。

その中には、ありました!「日本丸」!!また、日本郵船の「飛鳥U」なんかの奉納絵馬などもありました。

日本丸絵馬.JPG
日本丸絵馬
絵馬がたくさん.JPG
絵馬がたくさん
こんぴらさん絵馬.JPG
こんぴらさん絵馬

絵馬殿には名刺なんかも木の間に挟んだり、押しピンで貼り付けたりもされていました。

私も、世界中の帆船の海上安全と、ソルティーフレンズのますますの隆盛を願って(ちょっとオーバー!?)名刺を奉納してきました。奥のほうに挟んできたのですが、もし行かれる事があったら探してみてくださいネ!!

ソルティー名刺も!!.JPG
ソルティー名刺も!!
絵馬殿全景.JPG
絵馬殿全景

御本宮までは石段785段、海抜251メートル。本宮横の高台からは、讃岐平野や讃岐富士、瀬戸大橋などが一望できる。

本宮までの階段は785段!.JPG
本宮までの階段は785段!
金刀比羅宮の御本宮.JPG
金刀比羅宮の御本宮
讃岐平野を一望.JPG
讃岐平野を一望

本宮から徒歩20分ぐらいで厳魂神社(奥社)にも到着。切立った山の側面には天狗の彫り物が。。。

壁に天狗が!!.JPG
壁に天狗が!!

こんぴらさんのお膝元ではうどんが有名。だし醤油をかけて食べる「しょうゆうどん」を一度ご賞味あれ!!
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■■展示会、講演会レポート&帆船模型の本ご紹介■■

冬真っ只中ではありますが、展示会や講演会は夏よりもアツイ!!
真冬の恒例イベント「ザ・ロープ」の帆船模型展示会や船の博物学
講座など、いくつかレポートでご紹介。

★「船の博物学講座」船の歴史(T) ByGingaさん
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2007年1月12日に東京海洋大学で開催された、船の博物学講座に出席し
てきましたので概略を紹介いたします。
「船の歴史(T)−サンタマリアが生まれるまで」というテーマで、
講師は東京海洋大学教授 庄司邦明先生でした。内容は、先史時代か
ら大洋を航海できるまでの船の歴史で、庄司先生が海外の遺跡・
博物館を訪問して撮影された写真を使って船の歴史を紹介されました。

hakubutugaku0003.jpg

(1)原始的な舟
木を刳抜いた丸木船、木の枝を組合せて外皮に動物の皮を張った船、
草を束ねた葦船などが初期の船と考えられる。現在でもこのような舟
は使われている。
(2)古代の船
ノルウェーのアルタの岩絵(BC4000頃)には船首尾が高くなった船に
数人が乗っている様子が描かれている。そのほか、スウェーデンの
タヌムの岩絵やマルタ島タルシーン神殿(BC3000-BC2500頃)には
船を描いた石板が残っている。

エジプトにはBC2550年頃に作られた「太陽の船」が博物館に保存され
ている。船はレバノン杉で作られている。
レバノン杉は腐りにくいので建材として使われていたが、現在では
少なくなっており国によって保護されている。

(3)ギリシャ時代の船
櫂でこぐガレー船が発達し、漕ぎ手が3段に分かれた三段櫂船が使わ
れた。舵は舷側にある。
(4)ローマ時代の船
4世紀のローマ時代の河船がマインツで出土した。平張りの外板と四角
い帆を持っている。

hakubutugaku0007.jpg

(5)バイキングの船
船底中央にキールを持ち、外板は鎧張りで、船首尾は高く持ち上がり、
舵は舷側にある。外板をつなぐビーム(梁)はあるが甲板を持たない。
(6)ハンザコグ
北方船と南方船の結びつきを示す例であり、サンタマリアの前の時代
の船。プレーマーハーフェンで発掘された船は、外板は鎧張り、舵は
船尾中央になり、甲板と船楼を備えるようになった。
(7)サンタマリア:キャラック
キャラックは北方船と南方船の要素を取り入れた船で、平張りの外板
に甲板や船楼を持ち、舵は船尾中央。3本のマストの前2本に四角帆
3本目のマストに三角の縦帆を装備。
操船性能が向上し、沿岸航海だけでなく大洋を航海できるようになった。

"帆船”というと現代の帆船やマスターアンドコマンダーに出てくる
ような船の形ばかり思い浮かんでしまいますが、古代船から今の形に
進化した過程の解説を聞いて、ハンザコグに興味がわいてきました。

次回2月16日(土)が、船の歴史U<蒸気船の出現>というテーマ
なので、帆船とはちょっと違いますが、聞きに行くつもりです。
個人的には、「蒸気アシスト付き帆船」から、「汽船」の進化の過程
に興味がありますが、どのような内容か楽しみです。

★東京みなと館「秀作!帆船模型展」
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みなと館 秀作帆船.jpg


先月5日から開催中の「秀作!帆船模型展」では、8隻の船を年代を
追って展示。その他、エジプトの川船からクリッパー型の帆船までの
年表(説明付き)で、日本の歴史を対比させたイラストの年表もあり。
28隻のイラスト(明治丸やカティーサークなど)で、同時期の帆船の
様子を見比べるのも楽しいかも。会期は6月29日(日)まで!

東京みなと館 HOME PAGE


★オススメ!帆船模型の本2冊  
```````````````````````````````````````````````````````
著者のお一人、白井一信さんからコメントをいただきました。
眺めているだけでウットリ***な写真集です。本屋さんでぜひ
チェックしてみて下さい!

魅惑の帆船模型「チャールズ・ヨットを造る」
A4版 82ページ ソフトカバー 3200円+税

チャールズ・ヨット.jpg


あたかも帆船模型を作っている横に座って覗き込んでいるように、
製作の一から十をクローズアップ写真で見ることが出来る初心者向けの
作り方の本です。私が企画設計した国産キット「チャールズヨット」
(ウッディジョー社)をテーマにしていますが、勿論他の船を造る場合
にも応用できるものです。

執筆にあたっては、模型を製作をしている横にデジカメ、写真電球や
背景紙をセットしておき、部品を一つ作ると横ですぐに写真撮影、
その日の作業を一通り終わるとそれを文章にするといった事の繰り返
しで、はっきり言ってかなりハードでした。

Amazonでget!
                             白井記
華麗なる帆船模型.jpg


「華麗なる帆船模型」[帆船模型写真集]
A4版 106ページ ハードカバー 3500円+税

木製帆船模型の写真集がやっと出来ました。わが国で帆船模型が普及
し始めて35年以上になりますが、このような本格的な写真集はこれまで
になかったものです。

ザ・ロープ会員が製作した帆船模型を、見開きの大型全景写真、あるい
はクローズアップ写真を織りまぜて掲載しました。写真はほとんど全て
がザ・ロープの東康生氏撮影です。
最近人気の高まっているジオラマやストラクチャーモデル(構造模型)
も多数掲載しました。
                             白井記

★「ザ・ロープ」帆船模型展
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お正月といえば、帆船ファンにとっては銀座伊東屋の「ザ・ロープ」
帆船模型展!
今年出展が多かったジオラマ作品は、ストーリーをいろいろ想像し
ながら観る楽しみがあります。

白井師匠ジオラマ Rope.jpg 宮島さんステンドグラス1 Rope.jpg
船もさることながら、海面の表現に思わずタメイキ***
左:白井さんの<チャールズ・ヨット>
次のSFワークショップでやりたいです〜(無理?)
右:SFワークショップ「師匠」宮島さんのステンドグラス
 
★艦船模型サークル ミンダナオ会による展示会@船の科学館
```````````````````````````````````````````````````````
同じ模型でも、こちらは「ウォーターライン」。喫水線から上だけの
模型です。帆船の出品もあり。2月9〜11日、3日間だけの展示!
ミンダナオ会2.jpg ミンダナオ会ゼーアドラー.jpg
19世紀初頭ドイツ海軍の帆装軍艦「海の鷲」<ゼーアドラー>も!

船の科学館 HOME PAGE
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■■よろず帆船人突撃インタビュー[22] 〜 チリ海軍練習帆船<エ スメラルダ> 司厨長&機 関科副長 編 〜 ■■

今月の「よろず帆船人」では、昨年来日したチリ海軍練習帆船<エ
スメラルダ>の「職人」さんお二方をご紹介しましょう。

船に船長(艦長)はなくてはならない人ですが、乗組員の食事を作
る人、それにエンジンや飲料水のメンテナンスをする人も、同じく
らい大切です。
インタビューに答えて下さったのは<エスメラルダ>の司厨長と機
関科副長。お二人とも「お仕事大好き」な職人さんでした!


お名前:ホルヘ・アラーヤ
1964年、チリ、バルパライソ生まれ
<エスメラルダ>司厨長 階級:兵曹

以下、
アラーヤ司厨長:「J・A」
Salty Friends:「SF」


SF:海軍の料理人というご職業を選ばれた理由は何ですか?

J・A:海軍ではよくある話だけど、うちも家系なんだ。私の爺さん
   もおやじも海軍でね。あとは単純に海が好き、船で航海する
   のが好きってことかな?

Esme Jorge 2.jpg
巨大☆な「おタマ」!


●<エスメラルダ>での任務について

SF:一番大変だな、と思われるのはどんなことでしょう?

J・A:300人からの乗組員の食事を作るのは大変と言えば大変だ
   けど、アシスタントも大勢いるし、そもそも好きな仕事だか
   ら全く苦にはならないね。
   とにかくギャレー(厨房)に立って、包丁を握って、料理を
   作るのが大好き。毎日楽しいよ!


SF:司厨長のお得意なメニューは何ですか?

J・A:色々あるけど、チリの煮込み料理「カスエラ」(注1)艦内
   では毎週ミサのあとに出す「エンパナーダ」(注2)それに
   「モテ・コン・ウェシージョ」(注3)は特に自信あるかな?
      
   
(注1)野菜と肉を時間をかけて煮込んだポトフのような鍋料理。
(注2)味をつけた野菜や肉、魚介類を小麦粉で作った皮で包み揚
    げたりオーブンで焼いた料理。パーティには不可欠。
(注3)乾燥プラム(すもも)と大麦が入った甘い飲み物

Esme Jorge 1.jpg
昼食はミートボールのコロッケ。おいしそう♪


SF:これからのセイルトレーニンング(帆船を使った訓練航海)
   についてどう思われますか?

J・A:灰色の軍艦にも勤務したことがあるけど、帆船での訓練は特
   別だね。うちのギャレーの若い子たちは料理もするし、「総
   員!」の号令がかかれば、マストにも登る。帆船での訓練航
   海は、本人たちにとっても貴重な経験だと思うよ。

Esme Jorge 3.jpg
ギャレーから下の訓練生のメスルームへ料理を運ぶリフト。手動です。


SF:最後に、Salty Friendsにメッセージをお願いします。

J・A:日本に君たちのような帆船好きなグループがあることを今回
   初めて知ったけど、ぜひこういった活動を続けて欲しいと思
   う。帆船は美しいし、船乗りの伝統やエッセンスが詰まって
   いる。ぜひ観るだけでなく、実際に海に出てみて欲しいね。
   

SFの見学会でも見せていただきましたが、厨房の訓練生たちは物
を刻むとき、手元を見ません!これは常に次の動作を考え、まわりの
状況を見ながら調理する、ということで、もちろん修行の賜物***
ニコニコと私たちに微笑みかけながらダダダ…とすごい勢いでニンジン
を刻むその「ワザ」に、一同拍手喝采でした☆


続いて機関科副長です。
お名前:アンドレス・ディアス・モンサルベス
1962年 チリ、ブルネス生まれ
<エスメラルダ>機関副長 階級:上級兵曹
船乗り歴:27年


以下、
ディアス機関副長:「A・D」
Salty Friends:「SF」


SF:子供の頃の夢は何でしたか?

A・D:一番なりたかったのは、やっぱり海軍の船乗り。それから体
   育の先生。通訳にもなりたかったなぁ。英語苦手だけど(笑)

SF:そんな夢の中で、最終的に海軍を選んだ理由は?

A・D:とにかく海が好きなんだ。航海しながらよその国へ行き、そ
   の土地の文化に触れ、人々と交流するのが楽しい。こういっ
   た親善活動は、つまり国や平和を守ることにもつながってい
   ると思う。

Esme Alex 1.jpg
<エスメ>のエンジンルーム。凄まじい機械音のため、耳カバー必携。


●<エスメラルダ>での任務について

SF:一番大変だな、と思われるのはどんなことでしょう?

A・D:僕たちの艦内での仕事は、エンジンのメンテのほか、飲料水
   の保全、空調および電気系統のメンテ、そして艦の浮力とバ
   ランスの調節など。
   これを、30人の訓練生に教えながら、常に完璧な状態を保
   つのが仕事なんだけど、難しいね。自分がやれば済むことを
   彼ら自身でできるように導いてやらなくてはならない。教え
   るってことは忍耐が必要だからね。

Esme Alex 2.jpg
当直中、真剣に計器をチェックする訓練生。ひとつ間違えば事故に
つながります!

      
SF:今まで経験なさった航海で、とくに印象的だったことは何か
   ありますか?

A・D:たしか97年だったと思うけど、この<エスメラルダ>で太
   平洋を航海中、台風に出会ったんだ。デカい流木か何かが船
   体にあたって亀裂が入り、そこから浸水!
   あっという間に水が訓練生の居住区で1.5メートル近くま
   で上がってきてね。泣いてるヤツもいたっけなぁ(笑)。
   幸い機関には浸水しなかったんで事なきを得たけど、あの時
   はヒヤヒヤしたよ。
   
   
SF:これからのセイルトレーニングについてどう思われますか?

A・D:僕自身<エスメラルダ>の訓練が好きで、希望してもう9回
   乗ってるんだ。もちろん毎回顔ぶれが違うわけだけど、最初
   はバラバラなチームが、半年も一緒にいるとお互いを認め合
   って、それなりにまとまってくるんだよね。たまに嫌われ者
   もいたりするけど…(笑)。
   とくに帆船という乗り物は、動かす時にまず自然と向き合わ
   なくてはならない。これがバイタリティのある船乗りを育て
   る鍵なんだと思う。ずっと残していって欲しい伝統だね。
   
   
SF:最後に、Salty Friendsにメッセージをお願いします。

A・D:これからも是非、このユニークな活動を続けていって下さい。
   また日本で皆さんにお目にかかれたら嬉しいです!

Esme Alex 3.jpg
日本は3回め。今回は東郷神社にも行ってみました。東郷元帥はチリ
海軍でも超有名人。


さすが9回目の<エスメラルダ>。ディアスさんのお話には厚みが
ありました。
お二人とも艦のなかでは「縁の下の力持ち」的なセクションですが、
それぞれご自分のお仕事に、非常に誇りを持っていらっしゃる様子
が印象的でした。まさに「職人さん」ですね。
次の来日を首を長くしてお待ちしています!!

インタビュー&翻訳:Qたろー
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■■ 編集後記 ■■

久しぶりに酷い風邪をひいてしまいました。塩気が足りないのかも?
SFボラチームは昨日2月9日から「船の科学館」でボラ活動を
しています。毎月第2、第4の土日、お近くにお越しの際は
ぜひ「船の科学館」にお立寄り下さいね!

メッセージの宛先は全てコチラ ⇒ stbd@saltyfriends.com。
みなさまからのお便りお待ちしています!
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帆船で 海、 行く?『Salty Friends通信』毎月10日配信
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