2007年10月10日

☆ SaltyFriends通信 10月号 ☆

OoOoOoOooooo  ooooOoOoOoOoooooooo  
o☆oOo           oooOoOoOooooo
Ooo                             
o   〜 帆船で海、行く? 〜
   
     ★★ SaltyFriends 通信 ★★ 42号   2007.10.10  

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〜〜〜〜〜〜〜〜帆船の最新情報は ⇒ http://saltyfriends.com 〜〜
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こんにちは!SaltyFriendsのカズーです。

10月に入り、ようやく秋らしい気候になってきました。海の向こ
うでは恒例のスクーナーレースが各地で始まっています。

船に乗る機会も少なくなるこの時期、SaltyFriends では年末に向け
都内近郊で気軽に参加していただけるイベントや新企画が始動中!
今月も、寄稿レポや新情報満載でお届けします。

それでは、10月の SaltyFriends通信、出航!
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■■ 目次 ■■

┏┓
┗■ 10月のSaltyFriends通信 =================

┏◆ 《 スターボード & ポートカレンダー 》

┣◆ 《 Ch16 》 ★11月3、4日は若洲にSF出店!★

┣◆  SaltyFriends 登録ボランティアチーム発足のお知らせ

┣◆  <エスメラルダ>見学会 〜 参加者の声 〜 by Jun

┣◆  2007年地中海トールシップレース《最終編》by Qたろー

┣◆  富山<海王丸>総帆展帆ボランティア参加レポ by わがちゃん

┣◆  船の科学館「海の男のギャラリートーク」報告 〜 by Jun

┗◆ 《よろず「帆船人」突撃インタヴュー 18 by Qたろー 》 
〜 <カリアクラ> Able Seaman イリヤン・イリエヴさん 〜 

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■■ スターボード&ポートカレンダー ■■

&OOoo.. "生"の帆船&オカのイベントのカレンダー。
「こんなのありますよー」というみなさんからの情報お待ちしています!
stbd@saltyfriends.comまでお寄せ下さい。..ooOO

◇◇◇◇◇◆◇  スターボード:@フネのイベント  ◇◆◇◇◇◇◇
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--------------------------≪国内&近隣≫--------------------------

〜11月中旬迄  観光帆引船運行(週末)@霞ヶ浦周辺市町村 [茨城]
10/07    "初代"<海王丸>総帆展帆       [富山]
10/15〜16 帆船<あこがれ>船内特別公開
         @遣隋使1400年・大阪港開港140年記念イベント   [大阪]
10/21    "初代"<日本丸>総帆展帆       [横浜]
10/21    "初代"<海王丸>総帆展帆       [富山]
10/27〜01 帆船;あこがれ>航海型コース5泊6日  [鹿児島発―宮崎着]
10/28    サンファンバウティスタ展帆     [宮城]

11/03    "初代"<海王丸>総帆展帆(年内最後!) [富山]
11/04    "初代"<日本丸>総帆展帆       [横浜]
11/10&11 『嗚呼、あこがれ!帆船の魅力展』
         @あこがれ船内(エコアートフェスタ大阪)   [大阪]
11/18    帆船<あこがれ>一日体験コース     [大阪発着]
11/23〜25 帆船<あこがれ>航海型コース2泊3日  [大阪発着]
11/25    "初代"<日本丸>総帆展帆(年内最後!) [横浜]

12/01〜2  帆船<あこがれ>航海型コース1泊2日  [大阪発着]
12/08〜9  帆船<あこがれ>航海型コース1泊2日  [大阪発着]
12/15〜6  帆船<あこがれ>航海型コース1泊2日  [大阪発着]
12/23〜4  帆船<あこがれ>航海型コース1泊2日  [大阪発着]

………………………………………………………………………………………
-----------------------------≪海外≫-----------------------------

グレートチェサピークベイ・スクーナー・レース2007
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10/10〜14 @米国・メリーランド州:ボルチモア〜ヴァージニア州:ポーツマス

◆ 第35回アメリカセイルトレーニング協会(ASTA)年次総会
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11/08〜10 @カナダ:ヴィクトリア

◆ 2007セイルトレーニングインターナショナル(STI)年次総会
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11/16〜17 @英国:リバプール


◇◇◇◇◇◆◇  ポート:@オカのイベント  ◇◆◇◇◇◇◇
………………………………………………………………………………………
--------------------------≪国内&近隣≫--------------------------

〜10/27 「海の男のギャラリートーク」@船の科学館(毎土曜) [東京]
11/04    明治丸シンポジウム@東京海洋大学     [東京]
11/03〜4 シーフロントミュージアムin autumn 2007 [東京]
〜12/27  ペーパークラフトによる立体帆船展@東京みなと館 [東京]

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■■ CH.16 ■■

OOoo..帆船のイベントや話題を紹介する《Ch.16》。
帆船のニュースはstbd@saltyfriends.comまでお寄せ下さい.ooOO


★ 期間限定!東京・若洲に SaltyFriendsアンテナショップ出店!
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東京都立若洲海浜公園にて11月3、4日に開催される「シーフロ
ントミュージアム in Autumn」で、SFのアンテナショップ「塩友
商會」を出店することになりました!

当日は、SFグッズ販売のほか、各種ワークショップを開催します。
また、会場の一部となるヨット訓練所からは「ギグ」(FRP2本
マスト)の乗船会があり、こちらのお手伝いも予定しています。

4日の<明治丸>シンポジウムとあわせ、この機会に是非足を
お運び下さい。お待ちしています!!

ギグ帆走葛西沖.JPG
葛西沖を帆走中の<ギグ25>
10月10日配信時は「木製」とお伝えしましたが「FRP」の
間違いでした。お詫びと共に訂正いたします。


★ サンファン・バウティスタ展帆ボランティア募集中!
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宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称:サン・ファン館)では、
10月27、28日に年一回行われる展帆にあわせ、展帆ボラ
ンティアを現在募集中です。

<募集要項>
募集人数:30名程度
年齢:高校生以上

 *展帆ボランティア登録者は、下記の講習を受講してください。

講習会日程および内容
10月14日(日)11:00〜15:00(会場:サン・ファン館)
海洋プロデューサー今井常夫氏を講師に、帆船の歴史や復元船
サン・ファン・バウティスタの構造を学びます。ロープワークの
講習もあります。

展帆予定日
10月27日(土)、28日(日)

受付:電話またはFAX、E-mailにてお申込みください。

その他:詳細は、サン・ファン館までお問合せください。

お問合せ
担当:畠 ・ 石川
電話:0225-24-2210 FAX:0225-97-3399
E-mail:info@santjuan.or.jp


★ 第6回<明治丸>シンポジウム開催のお知らせ
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今年も東京海洋大学にて、<明治丸>をテーマとしたシンポジウム
が開催されます。
2年間当SFもリフィットボランティアとして関わってきた<明治
丸>ですが、文化庁、大学としても補修工事のための調査、仕様書
制作に本格的に動き出した模様。このため現在リフィット作業自体
はお休み中です。

今回は江東区長も参加される予定とのことですし、いよいよ<明治
丸>を含む大学周辺の整備計画が発表されるとあっては、聞きに行
かないわけにはいきません!

当日、江東区の別の場所、若洲海浜公園ではSFのアンテナショッ
プ「塩友商会」が「シーフロントミュージアム in Autumn」でワー
クショップを開催中☆「ギグ」(木製2本マスト)の乗船会もお手
伝いしています。
若洲と越中島はご近所♪午前中若洲海浜公園で「ギグ」に乗り、
午後東京海洋大学の「明治丸シンポジウム」に参加、なんてスケ
ジュールではいかがでしょう?

「第6回明治丸シンポジウム」

場所:東京都江東区越中島2−1−6 
   東京海洋大学越中島キャンパス 一号館(116教室)
電話:03-5245-7300(代表)
時間:午後1時〜午後5時
参加費用:無料

アクセスはこちら
http://www.kaiyodai.ac.jp/Japanese/access/02.html

若洲海浜公園へのアクセスは
http://www.tptc.or.jp/park/wakasukaihin.htm#InforSurrounding
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■■ SF登録ボランティアチーム発足のお知らせ ■■

2年前に重要文化財<明治丸>のリフィットボランティア活動に携
わるようになって以来、細々続けてきた我々のボランティア活動で
すが、この春行われた「帆船フェスタよこすか2007」も含める
と、お手伝い下さった方は2年間でなんと延べ220人!
ほんとうに有難うございました。

さて、そうした結果を踏まえ、このたびSalty Friendsでは当会が
企画または参加するいろいろな活動に、ボランティアとしてご参加
いただける方を登録するシステム「SF登録ボランティアチーム」
を始めることにいたしました。

16.7.Meijimaru refit 1.jpg
暑い日も寒い日も<明治丸>のデッキで汗を流しました。
来月4日には海洋大で「明治丸シンポジウム」も開催されます。いよ
いよ動き出すか?明治丸プロジェクト!?写真提供:Gingaさん

今まではその都度、様々な方にお声がけをさせていただいており
ましたが、より効率的にかつ仲間意識を持って一緒に活動してい
こうと、新たに「チーム」として編成することになったものです。

登録の手順といたしましては、お申し込み→登録→ボラ専用メル
マガによる活動のお知らせ→参加申し込み、というステップを踏み
今まで同様、皆様のご都合のよろしい時にご参加いただく形です。

ぜひこの機会に「SF登録ボランティアチーム」メンバーとして
ご登録をお願いいたします!
一緒に楽しくボランティアしませんか♪

*SF登録ボランティアチーム 概要*

登録について

・16歳以上の男女(但し活動内容によっては20歳以上の場合も
 あり)
・メールにてお名前、性別、ご生年月日、ご住所、お電話番号を
 お知らせ下さい。
・登録料は(もちろん!)無料です。
・ご登録手続き終了後「SFボラチーム」特製IDカードを
 お送りいたします。

活動内容について

・現在毎月発行しています「Salty Friends通信」とは別に
 不定期で「登録ボラチーム」専用メールをお送りし、活動のお知
 らせや募集要項、活動状況などを配信いたします。

・活動内容によっては事前に研修が必要なものもあります。

・今のところ、首都圏(東京、神奈川県)が主な活動エリアです。

yokosuka 2007.jpg yokosuka 2007 2.jpg
会場警備や<あこがれ>運航のお手伝い、雰囲気盛り上げ?で
一役買った「帆船フェスタよこすか2007」。

現在予定されている活動

・2007年11月3、4日の2日間、東京都江東区の若洲海浜公
 園、若洲ヨット訓練所構内で開催される「シーフロントミュージ
 アムin autumn 2007」でのイベント運営補助。ブース出店に
 よるSFグッズ販売(売り上げはメルマガ発行、Tシャツ制作費
 用などSFの運営費用に充てさせていただきます)、ギグ(FRP
 2本マスト)の乗船会やワークショップなどをお手伝いいただけ
 る方を大募集中です!☆☆

ギグ帆走葛西沖.JPG
葛西沖を帆走する<ギグ25>
10月10日配信時は「木製」とありましたが「FRP」の
間違いでした。お詫びと共に訂正いたします。


・東京都品川区の「船の科学館」でガイドボランティアをやります!
 ガイドと言っても専門知識は必要なく、設備やイベントのご案内、
 館内パンフレット「ものしりシート」の補充、「海洋会」ボラン
 ティアの皆さんの接客補助などが主な仕事です。事前研修あり。
 
 活動開始予定は年内で日時は未定ですが、概ね毎週土日の午前
 10時半〜午後4時。2人一組のローテーションになる予定。
 こちらも大大大募集中!!一緒に「船館」を盛り上げましょう☆

ご登録下さった方には、再度詳細をご連絡させていただきます。
もちろん、登録前にちょっと聞きたいんだけど、というご質問も
大歓迎。ご登録、ご質問はstbd@saltyfriends.comまで。
皆様のメール、お待ちしております!!

*ご登録で寄せていただいた皆様の個人情報は、当会のボラン
 ティア活動の目的においてのみ使用させていただきます
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■■<エスメラルダ>見学会-参加者の声-By ジュン■■

前回の速報に続き、もう少し詳しく見学会の様子と参加者の
感想をご紹介します。最初はくじ運が悪いと諦めていた
田中さんから『世界の帆船の中で最も美しい帆船の一つに
挙げられているこのエスメラルダ号は、その外観の素晴ら
しさもさることながら内部の磨き上げられた室内装飾も
見事なものがありました。
仕官たちの食堂になっている部屋や寛ぐための部屋などは
狭いながらも凝ったデザインになっており、中に置かれている
装飾品や絵画は部屋にマッチしたもので品のよい雰囲気が
ありました。
BEE .jpg IMG_0010.jpg
(士官の休憩室、最近喫煙者はめっきり減ってきているそう)
ボトルシップが一つも見当たらなかったのが残念で、趣味として
いる身としてはひそかに期待していたのですが・・・。』
そういえばボトルシップは見なかったですね。続いては
『チリ海軍の帆船ということしか知りませんでしたが、
長い歴史と航海の実績を象徴するかのような、
優雅で堂々たる存在感には圧倒されました。
ガフセイルやガフなど珍しい儀装も興味深かったです。
チリがすごく近い国に感じました。』byわがちゃん
IMG_0028.jpg
デッキでは色々質問されてましたね、士官候補生は
それぞれ担当のビレイピンがあることをその時
初めて知りました。
『あんなにいろいろ見せていただけるとは
思いませんでした。大満足です。
ギャレーやメスルームは好い匂いでしたねえ。
有料でもいいから食べたかったなあ。
随分きれいに磨いてあるのにも感心しました。
今度あこがれに乗ったら少し磨こうかな。』byゆうりんさん
<あこがれ>乗船されたんですね、そちらの感想もぜひ!
pan0024.jpg
(いい匂いのするパン焼き室、手を出しているは誰?)
そして最後に『お天気もよく、いい日和でしたね。
船の中にステンドグラスが飾られた優雅にすごせる部屋が
あるのに驚き、
cp-room0018.jpg IMG_0032.jpg
(ここですね、艦長公室/案内役のエドアルド・バリオス少佐)
カメラで集合写真を撮るとき、高そうなカメラ
を持ち逃げしようとするチーフエンジニアに大笑い
させていただきました。』byしのさん
その他にも医務室、歯科治療室、洗濯室、下士官食堂
などもしっかり見学させていただきました。
遠くからご参加されたの方、応募してくださった方、みなさん
ありがとうございました。
次回来航の際はぜひ一般公開があるといいですね。byジュン 
esme de Rock 2.jpg
(エスメラルダの夜景/写真提供Rockさん)
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■■ 2007年地中海トールシップレース《後編の続編》 By Qたろー ■■

途中寄港し、一般公開を行ったスペイン国境の港町パラモスを出て
2日間、ほぼ真正面からの向かい風に悩まされ、頻繁にブレース(帆
桁の向きを調節すること)を繰り返しながら、やっとフランスのツー
ロンに入港しました。

港の手前には古色蒼然たる砲台が、入ってくる船を威圧するかのように
両岸にそびえ立っています。昨年、スペインのプエルト・マオンの要塞
を見たときにも思いましたが、昔の砲台は、本当に見ただけですくみ
上がるような威圧感があります。
ふとイギリスの海洋小説「オークショットシリーズ」一巻のタイトル
「ツーロンの砲声」が頭に浮かび、作者のチャロナーもここを訪れ、
この二つの砲台が火を噴く様子をイメージしながら小説を書いたのか
なぁ、と思いを馳せることしばし。

Far Barcelona.jpg
1874年建造(!)のガフスクーナー<ファル・バルセローナ>


実際ツーロン港は、現在でも地中海一の軍港とのことで、たしかに一見
ノンビリした明るい日差しのなか、灰色の軍艦があちこちに係留して
いるのが見受けられます。
しばらくヒーブツー(船首を風上に向けて前進を止めること)しながら
待っていると、艀がやって来ました。パイロット(水先案内人)とレー
スのフランス人スタッフが乗船し、係留場所まで案内してくれます。

piloto frances.jpg llegada a Toulon.jpg
左:フランス人パイロット、スキンヘッドのお兄さん。若い!
右:ツーロン港のバースに接岸中。一番神経を使う瞬間。


岸壁には、すでに沢山の人がカメラを片手に船団の到着を待っていま
した。次々に船が到着、接岸する中、各船では水や電気を陸からひっぱ
る作業、ゴミ処理、一般公開などの準備で大忙し。その後、それぞれ
担当のフランス人スタッフより滞在マニュアルが配られ、同室の仲間と
早くも出かける相談が始まります。
みんな海に出たくて船に乗ってるのに、なぜか海にいると陸が恋しくな
るんですよね(^^(そして陸にいると海が恋しくなる…人間て不思議)

今回トレイニーとして参加したメンバーは、私以外の全員が「レースど
ころか帆船で航海するのも生まれて初めて」という方々でした。ロープ
に触るのも初めてなら、マストなんて登ったことあるワケないじゃん!
てなもんです。
始めはおっかなびっくりだった人も、しかし段々と慣れ、ロープを引く
とき腰に力が入るようになり、率先してギャレー(厨房)で洗いもの
をし、マストの登り降りも早くなって自然と会話(共通語は英語)も
増えてきます。ま、1週間ではなかなか「チームワーク」とまではいき
ませんが…。

Jastin subiendo.jpg museo maritimo de Toulon.jpg
左:マスト登りに挑戦するジャスティン(イギリス)ガンバレ〜!
右:ツーロンの海洋博物館は小粒ながら一見の価値あり。


最後にブルガリアの帆船ならでは、の習慣を一つご紹介。
ブルガリアの船ではメスルームで誰かが食事をしている時、側を通る
時には必ず「ナストラベ」と声をかけます。

「ナストラベ」は直訳すると「健康のために」という意味。普段陸では
もっぱらお酒の席の「乾杯」という意味でしか使われないそうですが、
船ではお酒でもご飯でも「ナストラベ!」。ゆっくり召し上がれ!食べ
て(飲んで)元気になりますように!という気持ちの表れでしょうね。
ちょっと意味は違いますが、日本の「いただきます」のような美しい習
慣だと思いました。

bulgarians.jpg
琴欧州がいっぱい(^^;<カリアクラ>のクルー
中央はキャビンメイトだったブルガリア人のフリスティナ。


ひらめきSFでは、12月に都内で「サロン講演会」を開催する予定です。
同日、地中海帆船レース&エスメラルダ見学会の報告会も同時開催!
メルマガに載せきれなかった写真や資料も沢山あり。ここには書けない!?
こぼれ話を聞きにきて下さいね♪詳細は追ってサイト&メルマガで!
posted by SaltyFriends通信 at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■■ 富山<海王丸>総帆展帆ボランティア参加レポート by わがちゃん ■■

9月23日9時、私たち、日本丸(横浜)展帆ボランティアの仲間6人
は、富山新港にある海王丸パークに到着した。海王丸はここに係留
され、一般公開されている。そして今日は総帆展帆の日。そこに
ボランティアの応援でやってきたのだ。

海王丸は埠頭に右舷(スターボード)着けされており、その埠頭を
囲むように細長く広がるパークのすぐ向こうは日本海。海の真ん中
に堂々と構えている。

Kaiwo_2.JPG

真っ白い作業服は最近新調されたのか真新しくパリッとしている。
胸に「KAIWO MARU」と刺繍されていて格好いい。袖を通すと急に
気が引き締まる。着替えと準備を済ませると、10時から本船の第一
教室で朝のミーティング。

Kaiwo_1.JPG

今日の展帆ボランティアは総勢79名(午後は76名)。この内、日本
丸からは私たち6人を含め、総勢17名。こんな大応援団になるのは
珍しいそうだ。79名のボランティア全員が教室に入るとぐっと狭く
感じるが、その熱気が緊張を高める。キャプテンの挨拶、チョッ
サー(C/O)からの諸注意と続く。そのチョッサーは今日を最後に
退任されるそうだ。交代する新任のチョッサーも引き継ぎのため
来ている。今日はそんな節目の大切な日であり、緊張感が増して
くる。今日ここでボランティアデビューする2名の方の紹介と続く。
なんだか初々しくてキトキト(富山弁で’生き生き’の意味)して
いる。去年の今頃、自分自身が日本丸でデビューした時を思い出す。

今日は朝から秒速15メートルもの強い風、海から吹くアビーム
(横風)だ。少し風は落ちたものの10メートル近い。とは言え、お
客さんもいるしこれだけ大勢の心強いボランティアもいる。
…そう、今日はメインスルを除く28枚の展帆だ。メインスルを張ら
ないのは、強風時にシートロープなどが暴れてしまうからだそうだ。

担当するマストごとにデッキに集合し、体操をする。朝、受け付け
の時、2等航海士(2/O)にはミズンマスト希望と伝えた。本当はメ
インと言いたいところをつい控え目になってしまった。ところがこ
れが良かった。後から知ったのだが、ミズンマストはジガーも担当
だったのだ。登るヤードはこの場で手を上げて決めていく。自分は
ゲルンヤードだ。最後に円陣を組む。ますます士気が高まる。

Kaiwo_4.JPG

マストの登り降りは海王丸では常に右舷側からだ。それはお客さん
が右舷側で見ているからだ。総帆展帆は、そして帆船とは、見ても
らって初めて存在価値がある。だからこそより美しく見せなければ
ならない、と改めて実感する。海王丸の横帆はシーガスケットで
縛ってある。それを事前に知って備えていたので一安心。また、日
本丸のようなセイルカバーはない。その分、午前中の展帆では作業
が楽だが、午後の畳帆では作業が大変になるのを覚悟しなければな
らない。

いよいよ展帆だ。号令と共に一斉に作業に取り掛かる。実に手際が
良い。マストに登っていると、日本海が間近に広がるので、本当に
気持ちがいい。ここまま出航して欲しいくらいだ。この辺りから作
業に一生懸命だったのか、細かいことを余り覚えていない。デッキ
上でのギアの作業では、ストッパーもビレイも甲板員が中心にやる
ことが多いようだが、もの凄い運動量だ。あっけに取られてしまう
場面も多い。すべての展帆作業が終わると右舷側に全員整列して登
舷礼。お客さんへのご挨拶だ。午後はもっと頑張ろうと誓う。

Kaiwo_3.JPG

午前中の作業を終えると、海王丸の姿を見ながらお弁当を食べる。
当然美味しく感じる。昼の空き時間はまずは船内を見学。メインテ
ナンスが行き届いており、説明も分かり易い。その後、パーク内を
歩き回り、遠く左舷側からもその姿をカメラに収めた。パーク内
は、ちょうど3連休でフリーマーケットなどのイベントが開催され
ており、とても賑やかだ。海王丸の写真を撮りに来ている人も大勢
いる。見てすぐボランティアだと分かるからか、何度も声を掛けら
れる。それだけ海王丸は地元富山の人に愛されているようだ。

午後2時から畳帆開始。そしてあっと言う間に畳帆作業も終了した。
今日は参加できたことだけで満足してしまい、何もできないうちに
終わってしまった。でも次に来る理由ができた。別れを惜しみつつ、
海王丸を背にして帰路に着いた。

Kaiwo_5.JPG
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■■ 船の科学館「海の男のギャラリートーク」報告 〜 by Jun ■■

今回(9/15)の講演者は<明治丸>リフィットでお馴染みの岡村
勝氏。「ある海難」と題して、LPG船に1等航海士として乗船中
に起こった洋上火災に際したお話でした。

積荷のLPGについて・船の構造・火災が起こった海域の状況など
も絵や地図で大変わかりやすく説明して下さいました。

IMG_0005.jpg
(講演中の岡村さん)

ちょっさーとして決断した消化活動、船への信頼、積荷に対する
責任、そして意気消沈した乗組員への配慮など、胸の熱くなる経験
談は「海の男」ならではのお話でした。

このミニ講演会、館内の内容にあった場所で催されるのもユニーク!
残すところあと3回となりました。

10月13日(土) 帆船<日本丸>の操縦方法 
橋本 進  帆船<日本丸>元船長
10月20日(土) <タイタニック>はなぜ沈んだ  
島 健 元日本海運?船舶担当役員  
10月27日(土) 海図のはなし  
新井 典郎 元航空会社航務部長

秋の一日を船の科学館で! 詳しくは⇒こちら

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■■ よろず「帆船人」突撃インタヴュー【18】by Qたろー
〜 <カリアクラ> Able Seaman イリヤン・イリエヴさん 〜 ■■

今回の「よろず帆船人」は先月に引き続き、ブルガリアの練習帆船
<カリアクラ>のイケメンセイラー?イリヤン・イリエヴさんです。

イリアンさんは先月のヴィオレタさんと同じ、ヴァルナ出身の30歳。
子供の頃から憧れていた船乗りになるべく専門学校で学んだ後、現在の
の「Navigation Maritime Bulgare」に就職。<カリアクラ>には
4年前、Able Seaman(熟練甲板員)として配属されました。

Iliyan 1.jpg
船乗りになる前は水泳の選手で、バルカン半島の自由形チャンピオン!
お見事な僧帽筋です***


以下、
イリヤンさん:「I」
Salty Friends:「SF」


SF:船乗りになろうと思ったきっかけを教えて下さい。

I:叔父が遠洋漁業船の船乗りだったんだ。子供の頃、帰って来る
  たびに航海の話しを聞かされたなぁ。船で世界中をまわって、
  いろんな人や文化とふれ合える船乗りの世界に憧れたのが始まり
  かな?今はこうやって船であちこち行けるし、夢が叶って嬉
  しいよ。


SF:<カリアクラ>のどんなところが好きですか?

I:タンカーとか貨物船にも色々乗ったけど、帆船は<カリアクラ
  >が初めてなんだ。人手が必要な分大変なことも多いけど、帆
  船はとにかく単純に「気持ちいい」よね!
  一緒に働くクルーはみんな仲が良く、喜怒哀楽を分かち合う大
  切な仲間。家族と同じように愛してるよ。

Iliyan 2.jpg
年が近いこともあり、カデット達にとっては「アニキ」的な存在。
頼られるとさり気なくフォロー。


SF:今までの航海で、特に印象に残っていることは何でしょう?

I:一番強烈だったのは、以前アメリカの東海岸近くをコンテナ船
  で航海していた時、大シケに遭って転覆しかけたこと。一瞬船
  がでっかい波窪に入って、潜水艦みたいになったんだ!あの時
  は本当に死ぬかと思ったねぇ。
  
  最近一番嬉しかった出来事は、去年の自分の誕生日にクルーが
  開いてくれたパーティ。みんなで、もう気が狂ったみたいに騒
  いだんだ。船じゃなったら、警察呼ばれてたかも!(笑)


SF:これからのセイルトレーニンングについて、どう思いますか?

I:海と帆船を使った訓練は、若者を精神的にも肉体的にも鍛えてく
  れる。これはうち(Navigation Maritime Bulgare)のような
  商船会社だけでなく、世界の多くの海軍が練習帆船を持っている
  ことでも明らかだと思うよ。
  え?日本の海軍(海自)は練習帆船を持ってないの?なんで!?

(SF:な、なんででしょうねぇ(^^;経費の問題かな?)


SF:最後にSalty Friendsに一言メッセージをお願いします。

I:Keep Sailing!!!

どうも有難うございました!!
ブルガリア万歳! ウラ〜 ブルガーリア!!

bulgarians.jpg
琴欧州がいっぱい…!?<カリアクラ>クルー。
中央は今回キャビンメイトだったブルガリア人女性、フリスティナ。

(インタビュー&翻訳:Qたろー)
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■■ 編集後記 ■■

海やセーリングがテーマの曲はたくさんありますが、Sting が
ヴォーカルを担当する Anoushka Shankar and Karsh Kale の
新曲 "Sea Dreamer" もまた、そのひとつ。目を閉じて、独特
な音色を奏でるインドの民族楽器シタールの旋律に耳を傾けれ
ば、異国の海を帆走る帆船で静かな夜明けを向かえるような情
景が思い浮かびます。秋の長雨になんともしっくりなバラード
が頭から離れない今日この頃。オススメです。
(カズー)

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