2006年12月10日

★ SaltyFriends 通信 12月号 ★

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  〜 帆船で 海、 行く? 〜

  SaltyFriends 通信   32号        2006.12.10

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SaltyFriends  帆船の最新情報は =⇒  http://saltyfriends.com
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こんにちは!SaltyFriends カズーです。

もういくつ寝ると……! の日まで今年もあと僅か。

帆船の多くもこの時期ドック入りしたりと、冬の帆船トピックス
は残念ながらそうワンサカありません。
然し!スタッフ一同アンテナ高く張って、みなさんの懐をホット
な帆船の話題で暖められるよう、冷たい荒波を乗り切って行きま
す!
そして来年は、国内では久々の"帆船YEAR"になりそうな予感…。

さぁ、2006年ラスト 12月のSatlyFriends通信、出航!!
posted by SaltyFriends通信 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆ 目次 ◆

▲▼ 12月のSaltyFriends通信 ▲≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

◆《 スターボード & ポートカレンダー》
◆《 Ch16》
☆ 樽廻船NHKテレビ番組に出演
☆ 第32回ザ・ロープ帆船模型展 (予定)
☆ 第10回<明治丸>リフィットボランティア次回日程
 ☆ 大阪市長<あこがれ>訪船
 ☆「The Pirate Queen」〜最も有名な女海賊の物語〜 

◆ 2006年度 メルマガ記事 読者クリックベスト10
◆ ザ・ロープ ナゴヤ「第27回我らの帆船模型展」レポート
◆ <明治丸>ヒストリー【9】 by Qたろー
◆ よろず帆船人突撃インタヴュー【11】
  (財)船員教育振興協会 勝田直孝氏  by Jun

 ◇ メルマガ全文をサイトで読む・・・
---> http://saltyfriendstsushin.seesaa.net/
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posted by SaltyFriends通信 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆ スターボード&ポートカレンダー ◆

Ooo..《スターボード&ポート カレンダー》は、"生"の帆船&オカの
イベントのカレンダー。
「こんなのありますよー」というみなさんからの情報お待ちしています!
stbd@saltyfriends.comまでお寄せ下さい。..ooOO

◎ スターボード:フネのイベント ◎
≪国内&近隣≫----------------------------------------------------

12/16〜17  帆船<あこがれ>1泊2日航海    [大阪発着]
12/23〜24  帆船<あこがれ>1泊2日航海    [大阪発着]

クリア次項有帆船<あこがれ>

≪海外≫---------------------------------------------------------
1/6     ホクレア号、ホノルル出航。ミクロネシア、パラ
        オ寄港後、いよいよ4月沖縄へ。 [米国ハワイ]
2/9〜11  オーストラリア木造船フェスティバル
          [タスマニア(ホバート)・オーストラリア]

◎ ポート:オカのイベント ◎
-----------------------------------------------------------------
12/20〜5/31 東京みなと館「開館10周年記念 ボトル
          シップ特別展示」 [東京] 
1/13〜28  第32回 ザ・ロープ帆船模型展 [東京]
2/18     第10回<明治丸>リフィットボランティア [東京]

posted by SaltyFriends通信 at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆ Ch16 ◆

OOoo..帆船のイベントや話題を紹介する《Ch16》。
帆船のニュースはstbd@saltyfriends.comまでお寄せ下さい.ooOO


★ 樽廻船NHKテレビ番組に出演
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東京みなと館が開館10周年を記念して購入した檜垣廻船及び
樽廻船は、今年の5月から特別展示されており、来館者の評判を
集めています。
このたび、展示している樽廻船がNHK教育テレビ「歴史に好奇
心」の番組に出演することになりました。

これは、「酒が動かした日本史」として、小泉武夫東京農業大学
教授が案内するお酒にまつわる江戸の歴史。「第3回〜淡麗辛口
江戸を制す」として放映されるもの。
当時下り酒と呼ばれた関西の酒は、江戸っ子をとりこにした。
糖度を落としても腐敗しない技術を確立し、多量の「宮水」で仕
込んだ「灘の生一本」は、現代の基準で見ても相当な辛口、吉野
杉の木の香がついたキリットした風味が江戸っ子の好みに合った。
最盛期の文化文政期、『樽廻船』によって江戸に運ばれた「くだ
り酒」は、年間100万樽以上、市民一人当たり毎日2合を飲ん
だ計算になるなど、日本酒にまつわる江戸の歴史を紹介。

 番組名:知るを楽しむ〜歴史に好奇心
 放送日時:2007年1月25日(木)22:25〜50
 放送局:NHK教育テレビ


※「樽廻船(たるかいせん)」 [江戸末期] 
源流は寛文年間摂津におこった「小早(こはや)」という廻船。
海難事故があったとき酒樽を放棄するなどの事故処理の方法に対
する不満から、酒店組が十組問屋から分離し樽廻船が独立した。
船体が深く作られているのが特徴。樽の寸法を一定にし、積み込
み時間を短縮するなどの合理化を図った。200〜400石船で
積荷が早く着いたため、菱垣廻船を圧倒した。


★ 第32回ザ・ロープ帆船模型展 (予定)
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毎年恒例、木製帆船模型同好会「ザ・ロープ」による帆船模型展
です。お近くの方はぜひ。

期間: 2007年1月13日(土)〜1月28日(日)
時間: 日、月、火曜、祝日 : AM 10時30分�〜�PM 7時
    水、木、金、土曜 : AM 10時30分 〜 PM 8時
 
会場: 伊東屋 銀座本店 9階ギャラリー
  東京都中央区銀座2ー7ー15
電話: 03ー3561ー8311


★ 第10回<明治丸>リフィットボランティア
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年明けて初となる次回リフィットの日程が決まりました。
2月18日です。今回は土曜日ではなく"日曜日"の開催です! 

2006年最終回の2日は、過去最多の26名の参加がありまし
た!! 海洋大の学生さんや、新しい方の口コミ参加も最近増え
てきています。今ではなんと、観光バスツアーの見学スポットに
なる程、注目度大!な明治丸。噂には聞くけどまだという方、
百聞は…です。ぜひご参加を!!

第9回リフィットボラ.jpg
作業の後は、忘年会!みんな張り切ってます(^^ 写真/Gingaさん*


★ 大阪市長<あこがれ>訪船
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2006年12月10日(日)16:20〜17:05に大阪南
港オズ岸壁の帆船「あこがれ」に關(せき)淳一大阪市長が初めて
乗船されました。船内をご見学になった後、船尾のミーティング
ルームで船長・機関長等とお話をされました。夕陽がきれいで、
帰る頃にはイルミネーションも映えていい時間帯での訪船でした。
MayorOfOsaka_Akogare.JPG

☆ チリ海軍練習帆船<エスメラルダ>来日続報
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先月のCh16でもお伝えした、お馴染みチリの<エスメラルダ>
ですが、関係者の話によると次回の来日は9月3日か4日あたり
になるだろう、とのこと。
来年は「日智修好110周年」。経済関連のイベントをはじめ、
さらなる交流を深めるよい機会となりそうです。

Haciendo las velas.jpg
操帆訓練中の<エスメラルダ> 写真提供/Sr. Ramon Arevalo


★「The Pirate Queen」〜最も有名な女海賊の物語〜
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16世紀、イングランドの侵略統治にあらがうアイルランド。
この小さな島国に当時、並外れて大胆不敵、かつバイタリティ豊
かな女海賊が実在しました。
彼女の名は「グレイス・オマリー」(アイルランドではグラニュ
ウェール)。3隻のガレー船と200人の部下を率い、スコット
ランドからスペインまでの海域を舞台に、50年(!)の長きに
わたって交易と海賊行為をやり遂げた女性です。

この「The Pirate Queen」は、時のイングランド女王、エリザベ
ス一世とも互角にわたりあった女海賊、グレイス・オマリーの物
語をミュージカルに仕立てたもの。あの有名なアイリッシュダン
ス「リバーダンス」のスタッフも多く関わり、アイルランド好き、
船好きにはたまらないミュージカルになっているようです。

プロジェクトが立ち上がったのは3年ほど前のようですが、すで
にアメリカ、シカゴでのプレミア公演がこの10月に始まり
(11月末で終了)来年3月ニューヨーク、ブロードウェイでの
公演に向けて、現在準備中とのこと。
ぜひぜひぜひ!日本にも来てほしいですね!!

公式HPはこちら
無料のリアルプレイヤーをダウンロードして、ビデオクリップや
castcomをチェックしてみて下さい。ステージで使われる衣装や
小道具が楽しい☆イメージですが、帆船もいっぱい出てきます。


★ 東京みなと館「開館10周年記念◆ボトルシップ特別展示」
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横浜帆船模型同好会会員、内山三好さん他4名のボトルシップ・ビ
ルダーの皆さんの作品展示会が、東京都江東区青海にある「東京
みなと館」で今月20日から開催されます。
ボトルシップでは船の制作もさることながら、入れ物であるビンの
選択も楽しみのひとつ。「これは何が入っていたビンかな?」と想
像をめぐらせながら見るのも楽しいですね☆

今回の出展は約50点。さらに特別出展で、先日SFワークショッ
プのぴかぴか(新しい)「帆船の3ディメンション 三浦流」ぴかぴか(新しい)で講師をお願いしました
三浦薫範さんの「3D」作品<サー・ウィンストン・チャーチル>
も展示されます。これも見逃せません!

ブルーノーズJPG.JPG サー・ウインストン・チャーチル3.jpg
左:カナダの帆船<ブルーノーズ>
右:これは何のビンでしょう?<サー・ウィンストン・チャーチル>

晴れ東京みなと館「開館10周年記念 ボトルシップ特別展示」

期間:2006年12月20日(水)より2007年5月31日(木)まで
場所:東京都江東区青海2丁目43番 青海フロンティアビル20階
電話:03−5500−2584
開館時間:午前9時30分〜午後5時30分(入館は5時まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日にあたる場合は、その翌日)
     年末年始(12月28日〜1月4日)
入館料:一般200円、小・中学生100円
アクセスはこちらをチェック☆

なお期間中、出品者の方々の作品がオークション形式で販売される
予定で、売上金は海の遭難事故の防止に努めている(社)東京湾
海難防止協会に寄付されるとのこと。
詳しくは「東京みなと館」のHPで!
posted by SaltyFriends通信 at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆ 2006年度 メルマガ記事 読者クリックベスト10 ◆

今年11月までの一年全てのメルマガの中から、読者の方々の関
心を最も引いた「フネ記事」ベスト10の発表です!!

それでは、そういえばそんな事もあった、こんな話題もあったな
んて頷きながら、一年を振り返ってみることにしましょう。

第1位 Ch16 ☆ チリ海軍練習帆船<エスメラルダ>
    再来日決定!(11月号)


第2位 2006夏の帆船まつり&レース【1】(1月号)
    帆船レース、50年目の夏 〜帆船レースに参加しよう〜

第3位 Ch16 ☆ <海王丸>復活!(1月号)

第4位 よろず帆船人突撃インタヴュー【8】(9月号)
    新世代木艇工房 府川光さん


第5位タイ <明治丸>リフィットボランティア(2月号)

第5位タイ <あこがれ>乗船会レポート(7月号)
      白いフネとヨコハマの風 

第5位タイ よろず帆船人突撃インタヴュー【9】(10月号)
      セイル大阪 山岡真澄さん(前編)


第8位タイ ピンネス乗船会報告(4月号)

第8位タイ よろず「帆船人」突撃インタヴュー【2】(4月号)
      ベテランヨット乗り:正木成虎さん


第10位タイ 「乗って航海、乗らずに後悔」(6月号)
        〜�ミッキーの<あこがれ>乗船記


第10位タイ スペインの復元帆船<ヴィクトリア>
       世界一周達成! (5月号)


さて、結果は…予想通り?それとも意外?? みなさんにとって
今年一番の記憶に残る帆船ニュースは何でしたか?

以上、SF通信 2006年度ベスト「フネ記事」ランキングでした。
posted by SaltyFriends通信 at 03:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆ ザ・ロープ ナゴヤ「第27回我らの帆船模型展]レポート ◆  by 只野四十郎さん

先月26日まで2週間に渡り、名古屋ポートビルにて開催された
帆船模型展の様子を、現地在住SF通信読者の只野四十郎さんに
レポートしていただきました。   以下、文・只野四十郎さん
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行ってきました、ザ・ロープ ナゴヤ「第27回我らの帆船模型
展」。あいにくの小雨模様のせいであまり人の出が良くありま
せん。帆船模型展は名古屋港水族館すぐ近くの名古屋港ポート
ビルで開かれているのですが、名古屋港水族館もあまり人が入っ
ていない様子。

Tadano foto_4.jpg

早速、帆船模型展が開かれている名古屋港ポートビル4階講堂
(入場無料です)へ、東京のザ・ロープ展示会場、横浜帆船模型
展展示会場より広いスペースに49隻もの出展がされていて見や
すくて良いのですが、心配したとおり来場者が少ない。
やはり首都圏に比較し帆船模型に興味を持つ人が少ないのです
かねぇ。

Tadano foto_1.jpg

出展されている作品は、首都圏の帆船模型展に劣らずの出来栄
えぞろい。高坂会長もいらしていろいろ話をお聞きできました
し、英国に5年間暮らしたことがあるという吉田氏からもいろ
いろ興味深いお話を聞けました。いろいろ気に入った帆船模型
がありました。

Tadano foto_2.jpgTadano foto_3.jpg

1番、吉田哲郎氏作ロワイヤル・ルイ、フランスの3層甲板艦
です。ルイ王朝時代のフランス海軍の第1等級艦は本当に優雅
で美しいです。

2番はうーん難しいなあ、高橋元治氏作ブランドホードでしょう
か、この帆船模型はTV映画「ホーンブロワー」でインディファ
ティガブルを演じたグランド・タークのモデルです。
これ、コンウェイ社のアナトミー・シリーズからの自作、マス
トが立っていない状態でしたが、インディファティガブルにほ
んと良く似てます(逆か)。

ザ・ロープ名古屋は会員60余人ほど、例会には常時20〜30人ほど
集まるそうです。

名古屋に戻ってさびしいのは帆船に関するイベントが少ないこ
と、久しぶりに潮気にひたれることのできた1日でした。


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(文中写真提供:只野四十郎さん)
posted by SaltyFriends通信 at 02:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆ 「明治丸ヒストリー」【9】 by Qたろー ◆

「明治丸、陸にあがる」

昭和27(1952)年7月、1年間腰掛けていた泥水の中から
引き上げられ、やっと船としての尊厳を取りもどした<明治丸>。
しかし長期間の放置による傷跡は癒えず、すでに係留練習船とし
ての使用には耐えられない状態になっていました。

wood deck Meijimaru.jpg
痛んで穴のあいたオリジナルの木甲板(現在は合成樹脂)
資料提供/東京海洋大学


その頃東京都は、江東区地域でのたび重なる台風被害に対処する
ため、防潮堤の建設を計画。必然的に<明治丸>が浮かんでいた
ポンド(校池)の水門は閉め切られ 、川に沿って建てられた3
メートルの塀が<明治丸>を海(川)から引き離します。

折りしも大学では「東京商船大学85周年記念事業」が進行中で
したが、これを機に大学は<明治丸>を陸上に「記念船」として
固定し、永久保存することを決定します。いよいよ<明治丸>が
陸にあがる時がやってきました。
ちょうど東京では、あちこちで地下鉄工事が行なわれており、
この掘削工事で出た残土を大学にはこんで、ポンドの埋め立てが
行なわれました。総埋め立て面積は、2,693坪!ちなみに、
この時の土砂の埋め立て費用はタダ!!残土は、捨てるのも費用
がかかりますから、まさに「捨てる神あれば拾う神あり」だった
わけですね。

enterrada Meijimaru.jpg
埋め立て工事中の<明治丸> 資料提供/東京海洋大学


「船乗りたちの母の姿で」

歴史のある船を復元、補修する場合、よく物議をかもすのが「い
つの時代の、どの状態の形に復元するのか」ということ。
現役で活躍する船は、航海中つねにメンテナンスを必要としま
す。使いにくい部位や破損箇所などは「使う人にとってより便
利な」ように随時改修され、必然的に建造時の状態からかけ離
れていくこともしばしば。

<明治丸>の復元・保存が決まったときも、問題となったのは
まず「どの時代の形状に復元するのか」ということでした。
すなわちグラスゴーのネイピア造船所から出てきた「生まれた
ままの姿」(2檣トプスルスクーナー)か、灯台巡視船として
活躍していた時代の形(明治25年操舵室などを改修)か、
それとも戦前の係留練習船だったころの状態(3檣シップ)に
戻すのかということ。

けっきょく昭和20(1945)年、進駐軍に接収されるまでの
50年間、シップ型の係留練習船として船乗りの育成に貢献した
キャリアが重視され、明治31(1898)年当時の姿に復元、
整備する、という基本方針がたてられることになりました。
<明治丸>は、永久に船乗りたちの「母」の姿で保存されること
になったのです***

Meijimaru 喫水マーク.jpg
現在の<明治丸>喫水線マーク 写真提供/Gingaさんm(_ _)m


次回は最終回。「殿堂入りした明治丸」。そしてこれからの保存
について、です。
posted by SaltyFriends通信 at 02:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆ よろず帆船人突撃インタヴュー【11】   (財)船員教育振興協会 勝田直孝氏  by Jun ◆

今回のよろず帆船人は財団法人船員教育振興協会 (以下SEDA)
の勝田直孝氏です。SEDAはその名のとおり船員教育の振興を
目的として設立された協会で、練習帆船海王丸のオーナーでもあ
ります。
kaioumaru.jpg
協会の入り口すぐには海王丸の模型が

そして海王丸での青少年・社会人を対象にした体験航海も実施し
ています。この研修生を受け入れる為の事務処理をこなし、一緒
に乗船。航海中も研修生を見守る頼れる存在、それが海陸両方の
仕事人、勝田直孝氏。そんな勝田氏にお話を伺いました。

(以下SaltyFriends[SF]、勝田氏 [勝])

katuta1.jpg
仕事中の勝田氏

[SF]この仕事に就かれたきっかけはなんでしょうか?
[勝]独立行政法人航海訓練所を退職、丁度前任者が辞めたと
ころだったので。

[SF]陸上と海上勤務を両方こなされているわけですが、切り
替えが大変ではないですか?

[勝]最初は、気持ちの切り替えに戸惑いを感じたり、日用品な
ども二重に必要で苦痛でしたが、逆に考え、気分転換が出来て老
化防止や頭の健康に良いと思うことにより精神的に楽になりまし
た。

[SF]体験航海への参加者はどんな方が多いですか?

[勝]乗船の動機は様々のようですが、一度、体験されると再
度、乗船を希望されるリピーターも 結構多いです。日程的なこ
ともあり比較的年配の方が多いです。

[SF]帆船の「ここが好き!」

[勝]セイルを広げた姿が美しいと思います。航海訓練所在職中
の汽船から見た 帆走している海王丸、日本丸は美しかった!

[SF]セイルトレーニングの今後について

[勝]我が国が世界に誇る大型帆船<海王丸>についても、現在
の一般社会人を対象とした研修生制度を更に発展させ、広く一般
青少年の育成の場としての方策の可能性について関係者間で知恵
を出し合って研究することも検討する価値があると思われる。

  IMG_0058.JPG
   海洋教室での勝田氏

[SF]最後にSaltyFriendsの読者にコメントお願いします。

[勝]時代が進化し、技術が進歩すればするほど忘れがちになる
原始的、根源的な能力へ回帰する貴重な機会をもつことは極めて
意義のあることである。それを忘れたとき、海上においては命取
りになる。帆船による船員教育はまさにそのためにあります。

ありがとうございました。
日本の質の高い船員教育に帆船が大きな役割を果たしているのですね。

海王丸・体験航海について詳しく知りたい方はこちら
(財)船員教育振興協会
posted by SaltyFriends通信 at 02:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆ 編集後記 ◆

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ついにこの季節がやってきました!
師走も半ば、残り20夜も過ごせば除夜の鐘が聞こえてくる頃です。

今年はじめの新聞に、汽笛の快い音が「船離れ」で遠のく、なん
て記事がありましたが、今では悲しいかな、汽笛を「うるさい」
と感じる人も少なくない時代。

大晦日くらい、遠く何処かの港で船が一斉に鳴らす汽笛の大合唱
に耳を澄まして、新たな一年を迎えるのもいいものだと思うので
すが…。

Happy Holidays & よい新年をお迎え下さい!!

メッセージの宛先は全てコチラ ⇒ stbd@saltyfriends.com
みなさまからのお便りお待ちしています!
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帆船で 海、 行く?『Salty Friends通信』毎月10日配信
 ★編集:カズー(SaltyFriends http://saltyfriends.com
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posted by SaltyFriends通信 at 02:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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