2006年04月10日

◆ Salty Friends 通信 4月号 ◆

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  〜 帆船で 海、 行く? 〜

  SaltyFriends 通信 24 号        2006.04.10

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SaltyFriends  帆船の最新情報は =⇒  http://saltyfriends.com
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こんにちは!SaltyFriends ジュンです。
今月の編集を担当しています。
潮の香りと一緒に4月号をお届けします。

さて、4月といえば新生活を始められた方も多いのでは?
SaltyFriendsでも新ブログがスタート!
海王丸実習生による「帆を上げて船首を南に」、メルマガと
一緒にお楽しみ下さい。

それでは4月のSaltyFriends通信、出航!
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◆ 目次 ◆

▲▼ 今月のSaltyFriends通信 ▲≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

 〜目次−−−−
◆《 スターボード & ポートカレンダー 》
 ◆《 Ch16 》
 ◆《 2006長崎帆船まつり 》
◆《 明治丸ヒストリー【2】 》
 ◆《 ピンネス乗船会報告  》
 ◆《 よろず『帆船人』突撃インタヴュー【3】
    ボランティアヨット<レッド・シャークII> 》
 ◇ メルマガ全文をサイトで読む・・・
---> http://saltyfriendstsushin.seesaa.net/

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◆ スターボード&ポート カレンダー by カズー ◆

OOoo..《スターボード カレンダー》は、"生"の帆船のカレンダー。
「こんなのありますよー」というみなさんからの情報お待ちしています!
stbd@saltyfriends.comまでお寄せ下さい。..ooOO

●スターボード:フネのイベント●
≪国内&近隣≫----------------------------------------------------
4/01〜4/02 帆船<あこがれ>1泊2日航海   [大阪発着]
4/02      帆船<あこがれ>ファミリーセイルドリル[大阪]
4/09      帆船<あこがれ>1日入門航海   [大阪発着]
4/16      帆船<あこがれ>1日入門航海   [大阪発着]
4/27      長崎帆船まつり入港パレード     [長崎]
4/28〜4/30 長崎帆船一般公開          [長崎]
4/29      帆船“初代"<日本丸>総帆展帆・満船飾 [横浜]
4/29      帆船“初代"<海王丸>総帆展帆     [富山]
5/01      長崎帆船まつり出港セレモニー    [長崎]
5/01〜5/05 帆船<あこがれ>4泊5日航海   [長崎発着]
5/05      帆船“初代"<日本丸>総帆展帆・満船飾 [横浜]
5/06      帆船<あこがれ>1日入門航海   [博多発着]
5/07      帆船<あこがれ>1日入門航海   [博多発着]
5/07      帆船“初代"<海王丸>総帆展帆     [富山]
5/13〜5/14 東京みなと祭            [東京]
5/13〜5/14 帆船<あこがれ>1泊2日航海   [大阪発着]
5/19〜5/21 第67回黒船祭     [静岡]
5/28      帆船“初代"<日本丸>総帆展帆・満船飾 [横浜]
6/01〜6/02 横浜開港祭 [横浜]
6/22      帆船<あこがれ>1日入門航海   [横浜発着]
6/23      帆船<あこがれ>1日入門航海   [横浜発着]
8/10〜8/16 帆船<あこがれ>6泊7日航海 [大阪発/横浜着]

≪海外≫---------------------------------------------------------
◇ スモール・シップス・レース ◇
6/17〜6/22 【ノースウエスト スモールシップスレース】
@英・グラスゴー 〜 ベルファスト

◇ 第50回記念 トール・シップス・レース 2006 ◇
7/06〜7/09  サン・マロ《フランス》
7/20〜7/23  リスボン《ポルトガル》
7/26〜7/29 カディス《スペイン》
8/07〜8/10  ラ・コルーニャ《スペイン》
8/19〜8/22  アントワープ《ベルギー》

◇ トール・シップス・チャレンジ 2006 五大湖シリーズ ◇
7/12〜7/16 【トールシップスチャレンジ クリーブランド】
 @米・オハイオ州クリーブランド
7/20〜7/23 【トールシップセレブレーション ベイシティ】
 @米・ミシガン州ベイ・シティ
7/27〜7/31 【トールシップスチャレンジ グリーンベイ】
 @米・ウィスコンシン州グリーン・ベイ
8/03〜8/09 【トールシップス シカゴ】
 @米・イリノイ州シカゴ

●ポート:オカのイベント●
4/22〜5/07 「横浜帆船模型同好会」展示会    [横浜]
4/14〜4/16 関西国際フローティングボートショー [大阪]
6/10 第5回明治丸リフィット       [東京]
6/03〜6/04 「海王祭」(東京海洋大学学園祭)  [東京]
SaltyFriendsブース出店!
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◆ Ch16 ◆

OOoo..帆船のイベントや話題を紹介する《Ch16》。
帆船のニュースはstbd@saltyfriends.comまでお寄せ下さい.ooOO

★ <プライド・オブ・ボルチモア>帰国の途へ
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プライド・オブ・ボルチモアは、昨秋からの長い修復を終え、
先月無事にフランスを出航しました。現在米領プエルトリコ
へ向けて大西洋を横断中。
船の現在地は*こちら*
*こちら*からチェック★できます。


★ 第59回東京みなと祭
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今年は5月13日(土)14日(日)を中心に4つの
会場で行われます。詳細はこちら

東京みなと祭
<海王丸>の展帆・一般公開があります。


★ 「海王祭」にブース出店
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東京海洋大学越中島キャンパスの大学祭「海王祭」に
明治丸ボランティアクラブと一緒にSaltyFriendsの
ブースを出店することになりました。
明治丸リフィット活動の紹介、パネル展示、他では手に入らない
SFオリジナルグッズの販売もあります。

開催日時2006年6月3日(土)・4日(日)
場所:東京都江東区越中島2ー1ー6 
   東京海洋大学越中島キャンパスにて


★ ワークショップ開催決定
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昨年「横浜帆船模型同好会」の展示会で大人気だった
あの『くるみの帆船モビール』を作成します。
嬉しいことにSaltyFriendsのために、作者が
別バージョン<サンタマリア、ニーニャ、ピンタ>の3隻
を考えて下さいました。ぜひご参加ください。
予定日時:7月1日(土)
予定場所:東京都港区生涯教育センター 新橋駅すぐ
(変更になる場合もあります)お申し込み、詳細は後日。


★ <明治丸>第5回リフィットボランティア
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次回の開催は6月10日(土)に決まりました。
陽気も暖かくなり、デッキ上の作業が気持ちいいですよ〜
たくさんの方のご参加、お待ちしております!

開催日時:2006年6月10日(土)10時から百周年記念会館、会議室
場所:東京都江東区越中島2ー1ー6 
   東京海洋大学越中島キャンパス

お申し込みはコチラ⇒ <stbd@saltyfriends.com>


★ 第4回<明治丸>リフィットボランティア報告 ByQたろー
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昨日4月9日、Salty Friendsとしては4回めとなり
ます<明治丸>のリフィット作業が行なわれました。
お天気は晴れ*最高気温は17度*東京海洋大学構内には
サクラ吹雪***う〜ん、気持ちいい!
今回の作業はまず、トリム(釣り合い)の乱れたヤード
(帆桁)の向きを調整することから始めました。

2-3-Heave! 明。丸.jpg
海の上じゃないけど、2-6-Heave!


「明治丸ボランティアクラブ」の方々と一緒に、SFメンバー14
名もそれぞれ右舷、左舷に別れロープにつきます。リーダーの
号令で、「2-6-Heave!」「2-6-Heave!」と声を合わせて
ひっぱりました。ロープをひくのは初めての方、久しぶりの方、
時々やってる方と色々でしたが、みなさん一様に
「ものすごーく嬉しそうな顔」だったのが印象的でした!
その後の作業が、ゴキゲン♪にはかどったのは
言うまでもありません。

choko-san.jpg
充填材を詰めたあと、防水塗料をぬりぬり…。


終わってからは、散りゆくサクラを愛でながら「深川桜祭り」
の屋台で一休み。
参加くださった皆様、お疲れ様&有難うございました!
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◆ 2006年長崎帆船まつり by ジュン ◆

桜の見頃も終わり、もうすぐ黄金週間ですね。
長崎では帆船が集まる、帆船好きのための大イベント
「長崎帆船まつり」が始まります!
今年の目玉は100メートル超の大型帆船贈隻の初同時入港!
長崎から帆船ファンに熱いメッセージが届いてます。

長崎帆船まつり副実行委員長、佐々木 康夫氏から
SaltyFriends読者に向けてコメントをいただいてます。

『長崎港 今から200年から400年前までの間、日本で唯一海外に
開かれた港でした。狭い長崎港には、当時オランダ、中国の帆船が
多多く寄港し、海外の)化の窓口として街は発展してきたのです。
その長崎港で、4月27日から5月1日の間、8回目の帆船まつり
が開催されます。

今年は、ロシアから<ナジェジュダ>、<パラダ>の2隻の大型
帆船、韓国から贈本マストのスクーナー<コレアナ>に加え、
国%からは<日本丸>、<海王丸>、<あこがれ>、<観光丸>
そして地元長崎港の旗艦帆船「飛帆」の贈隻の損加です。
卒間中は、一般公開の他パレード、セイルドリル、!験乗船、
カヤック、ヨットレース、夜は花火も予定されています。
すり鉢状の長崎港は、周りの損の上からも帆船が楽しめます。
お待ちしています。』

つづいては、長崎市観光宣伝課の安田 和伸氏からも一言。

『こんにちは。春がやって来ました。長崎には、帆船もやって
来るんです。今年はいつもより多く来るので、私は毎日準備に
追われています。でも、私はこの帆船まつりがホントに好きです。
みんなも長崎に来んね!』

 お問合せ
 長崎帆船まつり実行委員会 095-829-1314(長崎市観光宣伝課)

会場は長崎多辺の森公園、松が枝国際観光埠頭、出島ワーフ
周辺です。会場UR贈

http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/hansen/accsess.htm

 
また損加帆船、韓国の<コレアナ>はトレーニーを往路・復路
ともに募集中!興味のある方は<コレアナ>HPをご覧下さい。
(ただし日本語ができるのは船長だけです)

<コレアナ>HP
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◆ 明治丸ヒストリー 【2】 by Qたろー ◆

前回は日本が開国し、外国船のために灯台が必要になった背景や
<明治丸>誕生のいきさつを振り返りました。
今回は建造にまつわる、ちょっとメカニカルなお話しです。

《外車船からスクリュー船へ》

明治6年(1873年)3月、最初の「建造伺書」が作成された
時点では、<明治丸>は先輩の灯台業務船<テーボール>と同じ
「外車蒸気船」となっていました。
「外車」とはもちろん、ベ○ツやB○Wといった外国産の車のこと
ではありません。船の両横腹、または船尾につけていた推進用の
水車のことで、この時代多くの船が蒸気機関で動く「外車」とセイ
ルを併用して航海していました。

しかしその最初の「建造伺書」の9ヵ月後に再び提出、決裁された
伺書で<明治丸>は「スクリュー船」として建造されることになっ
ています。なぜ途中で仕様が変更されたのでしょう?
詳しい資料は残っていないのですが、建造を請け負った「ネイピア
造船所」で当時建造された船の一覧表を見ると、<明治丸>の数隻
前までは「外車船」が多く、<明治丸>以降は「スクリュー船」が
大多数となっているようです。

つまり<明治丸>が建造された時期は、ちょうど「外車船」から
「スクリュー船」へと移り変わる過渡期。造船所と灯台寮関係者の
あいだで検討・協議した結果、どうせなら最新式のスクリュー船で
いこうぜ!ということになったのではないかと思われます。

main engine Meijimaru.jpg display room Meijimaru.jpg
 左:大正初期の主機関室の様子 資料提供/東京海洋大学)
 右:機関室囲壁、現在は展示室になっているこの部屋の床下に
 主機関が設置されていました)
            
ところで皆様は、オフィサーが船の指揮をとる場所をなぜ「ブリッ
ジ」(=橋)というようになったかご存知ですか?
波が常時甲板にうちこむ外洋航海中の船側外車船では、外車輪の
メンテナンスが悩みのタネでした。これを、危険をともなわず右舷
〜左舷と移動できるようにと考え出されたのが、両舷の外車カバー
の上部に架けわたされた橋(ブリッジ)だったのです。

蒸気船が航行するようになる前、船の指揮所はもっぱらクォーター
デッキ(後部甲板)でしたが、やがて指揮所がブリッジ上部に移り
また「外車船」が「スクリュー船」に替わってからも、そこをブ
リッジと呼ぶ習慣が残ったのだそうです。おもしろいですね!

portside forecasttle Meijimaru.jpg
 灯台業務船時代『火夫』(機関員)が使用していた左舷船首

《一等飛脚船同様ノ出来!》

上記の「建造伺書」が作成された翌年、<明治丸>は英国スコット
ランド、グラスゴーの「ロバート・ネイピア&サンズ造船所」で
生まれました。
当時、有名なマリン・エンジニア(舶用機関設計者)として世界に
その名をはせていたロバート・ネイピアの造船所には、イギリス
海軍や商社のみならず、フランス、インド、ロシア、ドイツ、
オランダなど、様々な国からひっきりなしに建造注文が入ります。
そこに明治新政府が目をつけたのは、しごく当然の成りゆきと
いえるでしょう。

「建造伺書」に添付された仕様書の「後ロ広間」(サロンのこと)
の項に「一等飛脚船ノ出来各部屋夜ノ明リハ室間柱仕込ノ『ラン
プ』ヨリ取ル』とあります。今の我々の目から見ても、とくに船尾
にあるサロンは仕様書が述べているとおり、かなりエレガント。

<明治丸>に先立つこと20年ほど前、やはり日本が外国から購入
した<咸臨丸><観光丸>などは軍艦でしたから、<明治丸>の
優美さはさぞや当時の人々の耳目を集めたに違いありません。

figurehead Meijimaru.jpg
『挙げ鼻文様』といわれる船首飾り モチーフとなっている
のは多年草のアカンサス(別名:ハアザミ)

次回の「明治丸ヒストリー《3》」では、いよいよ<明治丸>が
完成。日本への回航、当時のクルーについてのお話です。
posted by SaltyFriends通信 at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆ ピンネス乗船会報告 byジュン ◆

3月18日東京海洋大学「船の博物学講座 ピンネス乗船会」
が実施されました。SaltyFriendsからは10名の参加があり、
皆さんとってもセーリングを楽しまれたようです。


pinnes_josenkai.JPG
<これがピンネスです>
参加された方の感想をご紹介いたします。

「3月18日、朝目覚めると太陽の光が目に入り、ワーうれしい
良いお天気!前々から楽しみにしていた日が来ました。
支度を済ませ、少し早めに集合場所に着き皆が集まるのを待って、
エンジン付のボートに乗り込みました。
そうしてピンネスが私たちを待ち受けてくれて、ついに乗り込んだ
のです。私はそこからピンネスが動き出すのかと思ってしまいまし
たが、ボートに誘導され、荒川の河口に到着。
”そうよね、ピンネスは風か人の力でしか動かないんだ”とあらた
めて思いました。

風に乗って、とてもスピードが出て爽快でした。帆を操る若者たち
は大忙し、私はただしがみついて乗っているだけ。
いつの間にか太陽が隠れてしまい、寒さをヒシヒシと感じ、手袋が
欲しい!貸して頂いた防水服を着ていて本当に助かりました。
後半はボートに移り、ピンネスの姿をまじかで見て楽しみました。

私は初めての体験でした。
今でもあの美しく可愛らしいピンネスの姿と、なんともいえない
心地よい揺れを忘れる事ができません。チャンスがあったらまた
帆船に乗りたいと思います。
貴重な体験を味あわせて下さった関係者の方々に、心から感謝
いたします。有難うございました。」( チョコさん)

「ビンネス乗船会に参加させていただきまして、ありがとうござい
ました。途中で失礼するわがままにもこころよく対応いただき、
本当に感謝しています。とても楽しい乗船会でした。正直、途中
下船することを庄司先生が忘れてくれたらとさえ思っていました。
わがまま極まりないですよね。でも本当に楽しくて、帰るのがつら
くてたまりませんでした(泣)

音のしない船というのは初めてでした。あんなに静かなのに、
ちゃんと進んでいて、とても不思議な気分で何度も進んでいること
を確認してしまいました(笑)。
イギリスの海軍小説(ホーンブロワーとかジャック・オーブリーと
か)のファンなのですが、夜に敵地を急襲するとき、音を立てる
な!とうるさく言うのは、この静けさのせいなのだとやっと納得
した次第です。

今日は残念ながら、時間がなくてタッキングのメカニズムがわかり
ませんでしたので、またぜひ機会をいただけたらと思っています。
ぜひぜひよろしくお願いいたします。
本当に本当にありがとうございました。一生忘れない思い出ができ
ました。心よりお礼申しあげます。」(アキさん)

当日はタックタックで「木曜会」の皆様本当にお疲れ様でした!
改めて御礼申し上げます。
posted by SaltyFriends通信 at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆ よろず「帆船人」突撃インタヴュー【3】 by Qたろー ◆

2月より始まりましたこのシリーズ、今回は帆船歴49年の超ベテ
ランヨット乗りの正木成虎さんにお話を伺いました。
愛艇の30フィート<レッド・シャークU>(以下『RSU』)は
神奈川県三浦郡の油壺を拠点に、フジツボや海草がとりつくのを
遠慮する?ほど活発に相模湾を航海中。

そもそも<RSU>は、日本のクルーザー乗りの父ともいえる
故・関根久さんの愛艇をゆずり受けたもの。「海への恩返し」の
気持ちから「ボランティアヨット」の看板をあげ、海好きな人は
もちろん、心身にハンディキャップのある方々やリタイアなさった
年配の方々、そして社会性や忍耐を身につけて欲しい子供達など
潮風の中に運んだ人々は、延べ1000人を超えるそうです。
CaptMasaki_Sukakko.jpg
レッド・シャーク、キャプテン正木と「すかっこクラブ」の子供達
みんないい顔してます(^-^v

====<レッド・シャークU>&キャプテン正木のご紹介===

セイリングクルーザー<レッド・シャーク>要目
全長:30フィート (ピータソン30)
全幅:3.08メートル
深:1.45メートル
建造:1976年

船長:正木成虎(まさきしげとら)さん 通称『キャプテン正木』
出身地:東京都
 海上自衛隊潜水艦艦長、司令職などを経て2001年リタイアと
 同時にボランティア活動開始。
船以外のご趣味:以前はゴルフやマージャン、ダイビングなど。
 今はすべてを止めて、シーマンシップを教えることに熱中。止め
 られないのは「タバコ」。
子供の頃の夢:家族、ひいては国や秩序を守り、争いを収められる
 人に成ること。

Kunren.jpg
畳帆作業中の<レッド・シャーク>。チームワークが大切。


以下、正木さんにお答えいただいた一問一答です。
正木成虎さん:【Capt.M】 Salty Friends:【SF】

【SF】「RSU」の一番の自慢は何ですか?

【Capt.M】「RSU」そのものの自慢は、尊敬する師匠の船だっ
 たことで、多くのベテラン・ヨットマンの故郷(ふるさと)です。
 今も当時の外見を保つ努力をしています。
 「RSU」での活動の自慢は、シーマンシップの修得を主目的に
 している事でしょうか。


【SF】ヨットに乗っていて、一番『幸せだなぁ』と感じる時は?

【Capt.M】インタビューなどの世事から逃れられることでしょう
 か…(冗談)。嘘・偽りの無い、本音(真実)だけの世界に身を
 置ける幸せを感じた時。


【SF】今まで体験した航海で、特に印象に残っている出来事は?
 とくに嬉しかったこと、恐かったことなどあれば教えて下さい。

【Capt.M】40年も前の話ですが、怒涛逆巻く「冬の玄界灘」を
 ディンギーで佐世保から下関まで航海したことです。その中でも
 平戸から呼子への航海中50回くらい転覆しましたが、私を振り落
 としたヨットが(無人で)走って遠ざかる後姿は忘れられません。
 嬉しい事は、RSUに来る子供達が今、逞しいシーマンに成長し
 つつあることです。

Sailing_2005.jpg
厳しくて実直で、そして暖かい、海。


【SF】海上で常に心がけていることは何ですか?

【Capt.M】乗せている乗員の安全確保です。


【SF】これからのセイルトレーニング(帆船を使った体験教育)
 の社会に果たすべき役割についてどう思われますか?
    
【Capt.M】抽象的ですが、乗った方々が真実の偉大さ(強さ・怖さ
 ・不思議さ)を知る事と、自分の行為・行動に責任を感じ、協力
 ・協調・仲間への信頼などを修得する機会になればと思います。
 私が海に恩返しをしている(つもりの)原点です。


【SF】Salty Friendsの読者に一言メッセージをお願いします。

【Capt.M】「海が好きな人」の集まりだと認識していますが、私
 も好きで「シーマンシップって何だろう」と思索している内に
 人生の第四楽章に入ってしまいました。
 歳に免じて言わせて頂けるなら、「海に嘘・偽りは通じません」
 「口だけ、知ってるだけ・・・」は却って人を惑わせます。船上
 の操作と整備は荒天を想定して、ぜひ身体で覚えて下さい。

どうも有難うございました!これからもご指導ご鞭撻、よろしく
お願いいたします(平伏)。

<レッド・シャークU>と正木さんの活動を紹介するHPはこちらです。
RedSharkFlag.jpg
船尾にひるがえる「赤鮫号旗」。年季がはいってます。

インタヴュー:Qたろー
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◆ 編集後記 ◆

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4月に入りだいぶ暖かくなりました。
各地で開催される帆船祭りや、みなと祭り、
随分前から準備されている関係者のお話を伺うと
飛んで行きたくなりました。
そういえば、地元東京港もみなと祭りあるんですよ。
海王丸がやってくるので、TAKAに会いに船首を南に〜
(ジュン)

メッセージの宛先は全てコチラ ⇒ stbd@saltyfriends.com。
みなさまからのお便りお待ちしています!
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帆船で 海、 行く?『Salty Friends通信』毎月10日配信
 ★編集:ジュン(SaltyFriends http://saltyfriends.com
 ☆配信先アドレスの変更・配信停止をご希望の方はこちら
  ⇒ http://homepage.mac.com/nakazu/saltyfriends/form.html
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